両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣り堀はトイレが重要

 私のホームグラウンドぱ2つあります。一つはいつもの淀の釣り天狗池でもう一つは清風池です。その他の池では釣れる釣れないの差はあるとしても、どうしても積極的に行きたいと思もわせる池がないのです。その最大の要因がトイレ事情です。


 昔からある池や池の設置場所が都市から離れた郊外であったり山中のために、下水道が埋設されていない地域であることがまず前提としてあるのですが、下水道が整備されているにもかかわらず水洗トイレの設備が整っていずに手付かずで放置されている場合も多々あります。そのようなトイレに共通しているのが不衛生極まる旧態依然とした代物であることです。


 別に私自身潔癖症ではありませんが、鼻を摘ままなければならないようなトイレには流石に遠慮したいのです。見ただけでもゾッとしますがそれで良しとしている池の事情もあるでしょう。しかし現代において客商売をしているのですから、例えヘラブナ釣りが男社会だとしてもそれは既に通用しません。またヘラブナ釣り業界を盛り上げるためには女性の進出は不可欠です。ある池では女性用トイレとして別途用意されている場合がありますが、コンビニですら女性限定トイレが設置されている現代において、このままでいいなんて理屈は通りはしません。


 確かにほんの数十年前までは旧式のトイレ事情だったのは理解できますが、ヘラブナ釣り人口が減少している中でも今後共このままで良いとの理屈は通りません。やはり気持ちよく釣りを続けるためにも、いち早く対応する池が残っていくのではないかと思うのです。
 ただ未だに行儀の悪い釣り人がいるのも事実です。浮き桟橋から平気で放尿する人がいるそうですし、固定桟橋では少し藪に近づいて立ちションする輩もいるようです。そのために少しでも近い場所としてでしょうか、浮き桟橋の途中に小便器を設置している池もあります。池主がこの容器を回収して処理することを思うと、便利に使っている釣り人の無神経さもどうかと思うのですが、そのような設備を用意しなければならないのは、釣り人の行儀の悪さが起因していることですから池側に欲求ばかりはしていられません。釣り人側の意識も同時に変わる必要があるのですが、もっともっと女性釣り師が増えてくれることで、その立ち小便姿も恥ずかしく感じるようになるのではと思います。


 ある池はベテラン釣り師にかかると80枚から100枚釣れる池があります。また40㎝オーバーの大助が多数いる池もありますが、トイレが不衛生な状態では全く行く気が起きません。確かにトイレの改修はとても高価です。特に下水道に繋げるような道路工事が伴いますと一気に跳ね上がります。費用が馬鹿にならないのは理解できるのですが、他の客商売で不衛生な状態のまま営業できる業種はないでしょう。
 レストランや喫茶店、ブティックに美容室、ホテルや旅館、今では学校ですら水洗トイレに変わっています。どうしてヘラブナの釣り堀だけは古くて汚いトイレで良いのでしょう。


 下水道に流す水洗トイレ工事が高価だとするならば浄化槽タイプもあります。このタイプでもトイレそのものは水洗トイレですから、校外の下水道が完備されていないところでも設置が可能です。もう少し真剣に取り組んでいただければと思うのですが、ヘラブナ釣り師の高齢化が躊躇させるのでしょうか。
 トイレが先か釣り師の集客が先かはわかりませんが、最低限トイレの汚さは客を遠ざける効果はあっても集客効果は全くありません。その点を池主は真剣に考えていただきたいと思うのです。そして女性にも快適に使っていただける釣り堀の運営をすることで、集客に繋がると思うのですがいかがでしょう。


 こんなことを書いていてついつい汚いトイレを思い出しては、ああ気持ち悪いと気分が悪くなってしまいます。