両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 5月31日(日) 60枚と43.2㎝

 先週に引き続いて淀の釣り天狗池に行って参りました。


 いつもは出来るだけ長尺の竿を出して沖のポイントを狙うと同時に、長尺による釣り味の良さを追求する形を取っていました。とはいえ休園されていましたのでヘラブナの怯えも少なく、それほど長尺を出す必要もないと思って中尺からスタートしてみたのです。結果的に1尺ずつ伸ばしていったのですが、釣れ方のテンポも変わることなく同じようなサイズのヘラブナばかりですが調子よく釣れる結果となっていました。
 結果的に先週は70枚と納得のいく釣果だったのですが、サイズが全く伸びないという結果に不完全燃焼となる1日と成ったのです。


 そこで今回は一気に尺数を短くしてスタートしてみることにしました。ただ短竿とはいえ7尺や8尺では釣り味としては面白くありません。単に釣れれば良いというような漁的な釣り方では楽しさも半減してしまいますので、9尺程度から始めてみる事と致しました。


 実はそのポイントは先週に浮きのバランスを取る時に失敗した、床そのものが荒く高低差が激しい場所です。いったい何があるのか解っていないのですが、そんな高低差のある場所こそ良いサイズのヘラブナが集まっているのではないかとの、姑息で邪な考え方でのスタートとなったのです。
 実は7尺程度の場所にも底掛かりするような障害物があるのも解っています。そういう意味では短竿もありだとは思っているのですが、長尺の面白さには勝てませんからどこまで我慢出来るかわかりませんが、9尺の竿で勝負してみようと相成ったのです。


 さてその結果は・・・・雨の中でもありましたのでそれでもある程度の時間を我慢して9尺を使い続けていたのです。


 残念ながら思ったような結果は出ませんでした。枚数もサイズも全く納得が出来ません。当たりが出までの時間が間延びしています。サイズも先週と全く変わらなかったのです。それでも2時間程度ですが釣り続けてみたのですが、とうとう我慢出来なくなりましたので取り敢えず15尺に変更してみました。すると答えは直ぐに出ました。綺麗な当たりでポンポンと釣れて来るではないですか。当たりまでの時間や食い当たりの出方など、9尺での苦労はいったい何だったのだと思わせる内容です。
 15尺で快調に釣れていたのですが、ライントラブルのために仕掛を駄目にしてしまったので、同じ15尺を作り直すよりもと17尺を繋いでみました。2尺伸びたのですが結果は変わらず、快調に釣れ続けくれた結果60枚丁度までの枚数を釣り上げることが出来ました。朝から15尺を出していれば先週の70枚を超えていたかも知れません。
 とはいえやはりサイズが納得出来ません。今回も最大34㎝程度で35㎝の壁を越えることが出来なかったのです。どうすれば良いサイズを釣り上げる事が出来るのでしょう。短竿作戦は失敗してしまいましたので、もう一度作戦を練り直す必要がありそうです。


 そんな苦労しているなかで皆さん良いサイズを釣り上げてきました。トップを飾っての登録は菱田規定委員長で36.9㎝をさっさと登録されます。後を追って川久保大助名人が35.6㎝と2位に付けます。午前中はこのまま推移したのですが、最近大助を釣り上げる機会の多い淀の松本さんが38.3㎝とトップに躍り出ます。ここでいったん2位から3位へと陥落した大助名人の川久保さんは黙っていません。37.5㎝を釣り上げて2位を奪い返します。


 そうこうしているといつもの大助名人がまたまたでかいのを釣り上げて来ます。その姿は王者の風格ですらあります。

 なんとそのサイズは43.2㎝もありました。

 しか~し。本来ならば断然トップだったのですがスレだったのです。でも近くには大助が寄って来ていたのですから私とは随分違います。


 今日も釣っても釣ってもサイズが良くなかったのですが、そんな中でも計りに来る人がいます。それが伏見の松本さんです。

 測ってみますと・・・37.2㎝!あの川久保名人に3㎜届かずに3位となってしまったのです。

 しかし、菱田さん・淀の松本さんは小池での釣果です。それを見て大池から小池へ移動を決めた竹藤さんは測れるサイズが釣れず、その小池から大池へ移動した川久保さんが採寸サイズを釣り上げて2位ですから、移動が良かった人悪かった人・・・そうそう淀の松本さんも同じ小池の別ポイントへ移動しての1位ですから、小型サイズばかり釣れている場合は、ポイント移動も1つの解決策なのかも知れないですね。


 さぁ来週は月例大会です。さてどんな結果となりますでしょうか。今から作戦を練ることと致しましょう。