両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池釣行記 4月4日(土)晴

 翌日の大会に備えて下準備といいますか、探るために前日の釣行と相成りました。桜満開で陽気もとても良くて暖かくまさに春爛漫の1日となりました。世間では新型コロナウイルスが騒がれていますが、ここだけはとても穏やかで世間の憂いを忘れさせてくれました。


 実は前回の清風池の大会でも大会2日前に釣行して、ヘラブナの集まり具合や餌に対する興味など、食い当たりを出すための下見をすることで、当たりの渋い中でもそれなりの釣果に結びつけることが出来ましたので、やはり今回もどのような攻め方が良いのか、餌の工夫や竿の尺数も含めて確認の為の釣行となりました。


 勝手知ったる淀の釣り天狗池ですから、ある程度は解るといえば解っているのですが、今回は小池での勝負であり大池のような釣果が望めないことも解っています。ただ桜も開花して水温の上昇や安定する時期でもありますので、冬期の釣り方から春の釣りへと変わる端境期となりますので、その組み立て方をそれなりに対応させる必要があると思っています。
 とはいえ、取り敢えずは従来の方法で試すしかないのですが、それで想定道りに釣れてしまったりすると、大会当日には足下をすくわれる結果にもなってしまいます。本当は少し苦労するような当たり方や釣果の方が、色々と確かめられて対応出来るというものです。


 今回は取り敢えず午前と午後で釣り方を変えてみる予定です。釣れても釣れなくてもそれで辛抱出来るのかどうか、これではダメだとさっさとサジを投げてしまうようでは試し釣りにはなりませんが、短気な私ですからどこまで我慢出来るか私自身もお試しとなるような気がします。


 さて本日は水温も15度を超えていますので、それなりの釣果を期待したのです。ところが確かに集まりは良かったのですが、食い当たりにはなかなか繋がりません。寄せども寄せどもスレ当たりは出ても食い当たりが出ません。それは今回は釣り人も少なく寄せ重視の餌で取り組んだのですが、結果的にはそれが裏目に出た感がします。
 それでもなんとか午前中頑張り続けてやっと7枚を数えることが出来ました。反対に言うならばたった7枚しか釣れなかったのです。それも小助ばかりで20㎝程度しかなさそうです。これには閉口しましたが如何ともしがたく、早々ランチの時間を取って午後の釣り方に変更するようにしました。


 尺数の変更と餌も変えてみました。餌を変えると言っても両うどんの底釣りですからまぶし粉を変えるだけです。それでも食い当たりが出るようになったのですから、やはりまぶし粉の重要性は大きいようで、結果午後からは17枚を数えられて計24枚の釣果となりました。
 今日の最大は39㎝程度でもう1歩で大助だったのですが、やはり私はツイテいないようです。

 同行の経理部長もなかなか苦労していたのですが、やはり同じように尺数の変更と私の使っていた餌に変更して、リャンコを含む釣果をあげられるようになりました。両方とも口がカリしていたので、まぶし粉が上手くマッチしたことを意味するのではないでしょぅか。

 明日は大会本番ですが北西の風がとても強い様子で、私の釣り座は風をまともに受ける場所です。なかなか苦労することとなりますが、同時に気温も一気に下がるとの予報も出ています。風邪を引かないように防寒対策を十分にとって、新型コロナウイルス対策と合わせて感染しないようにしなければなりません。皆さんも高齢者ばかりですから、誰1人罹患すると命の危険が脅かされますので、十分な予防対策を取って取り組むことと致しましょう。