両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 新しい竿を用意しましょう!!

 さぁ新しい竿を手に入れましょう
 明日の活力のために・・・


 ヘラブナ釣り人口の平均年齢は上がるだけで一向に若返りは図れていません。今更若い人達にヘラブナ釣りは面白いと説いたところで仕方なく、どんな業界でもそうですが女性に人気が出ない限り盛り上がりは期待出来ません。その為かヘラ竿の中にもピンク色に装飾されているものがあります。竿の色を変えただけでは女性人気に火が付くなんて事は根本的に間違っていますから、所詮むさ苦しいおやじ達の考える事ってこの程度のことなんでしょうね。


 元々魚釣りそのものには関心が無く、魚を食べる習慣すら既に無いのですから、魚釣りに誘い出そうとすること自体が無謀というものでしょう。カマトトとの言葉があるように、かまぼこは初めから板が付いて泳いでいたなんて事を平然と宣うのですから、世の中暗澹たる思いがしますが、実際初めから骨を抜かれた魚が売られるようになった事を思うと、カマトトも今は常識な事なのかも知れません。


 そんな若者達を万一連れ出せたとしても、ルアー釣りのようなスマートさはヘラブナ釣りには到底望めず、むさいおやじ達の好奇の目に晒されるのがオチで、帰ってから文句の1つも言われるくらいなら、初めから誘いの言葉は無用となるはずです。


 現状を憂いでみても何も始まることはありませんが、歳と共に枯れるがままに放置していても面白くありません。それなら最低限自分達だけでももう少し楽しみを増やして、ヘラ竿を完全に納竿(納棺)とするまでは楽しみ続けたいものです。
 納棺するにはカーボンロッドはダメです。竹竿限定として三途の川でヘラブナを釣り上げましょう!!


 数ある道具類の中で積極的な違いを感じられるものとしては、ヘラ竿が筆頭ではないでしょうか。新しく発売された竿はやはり1日の長があり、明らかに一昔前の竿とは違っているはずです。
 そんな中である年齢に達すると新しい竿に対する興味も失せてしまい、何か無いかと用事もないのに釣具店に顔を出していたのは昔のことで、今は足りなくなった針や餌を買いに行くのが関の山となっていることでしょう。
 惰性のようになってしまったヘラブナ釣りも、再度新たな気持ちでまた日曜日になるとワクワクとした気持ちを持って、意気揚々と暗い中を出発するそんな意欲的な思いで釣行するには、やはり新しいヘラ竿を手に入れることではないでしょうか。


 子供が新しいおもちゃを買って貰った時のように、新しいヘラ竿を手に釣り場に向かうその気持ちは、いくつになっても楽しいに違いないはずです。


 私の周りには70代後半になってから新しく高価な竿を購入された方がいます。軽量に仕上がっていますので腕に掛かる負担は軽減されて、とても使いやすいヘラ竿に仕上がっていますので、また新たな気持ちでヘラブナに向き合っておられると思うのですが、もう年だから新しい竿を買ったとしても何年も使えないとか、消極的な意見を述べられる方が多いもの理解出来ますが、やはり趣味の世界でもあるわけですから損得勘定では計ることが出来ません。


 だいたいヘラブナ釣りほど無駄な釣りはないわけです。食べもしない魚を釣り上げているのですから、間違いなくヘラブナ釣りそのものがマイナスでしかありません。唯一得られるのは楽しさを味合わせてくれる時間だけではないでしょうか。
 それを新しく買ったヘラ竿がもう何年も使えないなんて意見は、単に買わない理由を無理にこじつけているに過ぎない事になります。新しく竿を購入することでヘラブナ釣りの楽しさが倍増するなら、積極的に新しい竿を購入する意味があるというものです。


 仮に海釣りであったとしてもエサ代や渡船代または船代などを勘定すると、市場で美味しい魚を買った方が安いに決まっているわけです。それを鮨屋のオヤジや割烹のオヤジが釣りに行っては、食材として提供しているのですから、商売的に見ても原価が掛かりすぎているので赤字に違いないわけです。


 やはり趣味の世界に損得勘定を持ち込むこと自体が間違っているのですから、今後何年使えるか解らない竿を新しくする事は、その趣味性を依り高める方法だとするならば、是非手に入れるべき道具ではないかと思うのです。勿論高価な竿である必要はありません。まだ一度も使ったことのない銘柄を試してみたいじゃないですか。


 ん?なんでそんなに力説しているのかですって?。そんなの私自身が新しい竿を購入する言い訳でしかないに決まっているじゃないですか(笑)。


 実はまたまた新しい竿を買ってしまったのです。前回は17尺でしたが今回は16尺を買ったのです。
 1つはとても安く手に入れることが出来た点ですが、もう80歳になられている先輩釣り師が、同じ銘柄のその竿を手に入れて使っておられるのを見たせいでもあります。
 それを見ていますとまだまだ負けていられませんからね!!


 次は大助を釣り上げてどうだ!ってやってみたいのですが、こればっかりは・・・・どうにもなりませんね。
 といって手に持って素振りや磨いて見ていても仕方ないのですから、良いヘラブナを釣り上げて、綺麗な竿のしなりを見ては自己満足に浸ることと致しましょう。 


 さぁ、皆さんも新しい竿を手に入れませんか!


 コロナウイルスになんか負けていられません!!