両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 厳寒期対策は必要か

 今冬は暖冬傾向が続いていましたので、いつもの冬よりは随分暖かくその分水温も高めに推移しています。その結果食いが落ちていたとしても、取り組み方次第ではそこそこの釣果も間違いなく、いつもの淀の釣り天狗池限定ではありますが、今のところ一桁の釣果という事はありません。
 いつもの年なら1日頑張って一桁がやっとの釣果だったりしますが、今のところそのよう事もないので必要以上のフラストレーションも溜まらずにやり過ごせているのですが、だったら満足のいく釣果に恵まれているかとなるとそうも思えないでいます。


 私自身諦めが悪いのでしょうが、やはりヘラブナ釣りはある程度釣れてこそ面白いと思っていますので、ヘラブナに限らす釣れるかどうか解らない野池に繰り出す勇気はないのです。とはいえ何が何でも管理されているところに行きたいとは思ってはいませんので、海の釣り堀は全く興味がなく、やはり大海原で今か今かと浮きの消し込むのを待っている方が好きです。


 色々な海釣りを経験しましたが、最後の最後は車が横付け出来る、それこそ誰も見向きもしないようなポイントで、大型スズキを相手にした釣りに落ち着いていたのです。当然そんなズボラな釣り方ですからいつでも釣れるわけはなく、ある時期に決まった時間に釣果が上げられるようになるのですが、それでも1日5枚~7枚程度を上げれば良い方だったように記憶しています。ヘラブナのように放流することなく持ち帰っては色々な料理にして食べていたのですが、河口で釣れるスズキは生臭く工業団地で釣れるスズキは油臭く、美味しく食べられるポイントを見つけて1人悦に入っていたものです。
 その時の釣果は余程多くても7枚には届きません極普通には5枚まででしょうか。ただそれでも大きいサイズになると70㎝を超えているのですから、家族で食べるには十分すぎるわけですが、その枚数でも満足出来ていたのが海釣りでした。


 それがヘラブナ釣りをかじりだしてからは、10枚程度では全く満足出来ないのですから困ったもので、20枚では今日は苦労したなぁって印象が残り、30枚ではやっと30枚に届いた程度との感想を持ち、40枚で何とか40枚に乗せられたと安堵して、50枚を超えると今日は楽しかったと思えるのです。といって60枚70枚なんて釣り上げる事は私には希で、100枚の声を聞くような釣り師は特別なんだろうなぁとは思いながらも、そんなに釣って何が面白いねん!!と憎まれ口を叩くのであります(笑)。


 いつものように話題が横道のまた横道に入り込んでしまいましたが、冬期だといえども最低30枚はアベレージとしたいと思っています。その為には何が必要かを日夜考え続けているわけですが、如何せん要領が悪い私ですから、釣り場に入ってからの選択肢が余りにも少ないのです。


 釣れる釣れないの最大の要素は餌に違いありません。これは両うどんであろうが両団子その他の餌であろうが、この餌1つで全く釣果が違ってくると思っています。
 両団子であればその配合は勿論のことですが、タッチを変えるなど工夫の範囲は案外広いと思っています。その為にも出来るだけ少量の餌を作って釣果次第で作り替える方が良いはずですが、ついつい作り直すのが面倒なために多い目に作っては痛い目に遭うのですが、これが両うどんだとすると釣り場では精々まぶし粉の範囲でしか調整出来ません。


 大粒小粒集魚効果のある物質を添加するかしないかでしょうか。ただこれだけでも随分と釣果に差が出るのですが、もっと差が出るのはうどんのサイズです。それはカットサイズではなくて元々の太さにあるのですが、残念ながら1度作って釣り場に持ち込んでしまうと、もう少し太い方が良いまたは細い方が良いと思っても簡単には対処ができません。ある達人は細いうどんでも大きな餌で釣るために長くカットされていましたが、アレでは当たりが出ても針掛かりしないと思ってみていましたが、サイズ変更は次の釣行まで待たなければなりません。勿論それを見越して何種類かのうどんサイズを作っても良いのですが、これもまたなかなか面倒なことですから、次にはどんなサイズが良いか予想して作ることとなります。


 一旦サイズが決まりますと季節の変わり目までそのまま通せるのですが、不思議と1日か2日でゴロッと状況が変わってしまうことが起きます。昨日まで良かったのに今日は釣れないなんてことが現実に起きてしまいます。ではその次はどうかとなるとやはり変化が起きてからの釣果に陥ってしまうのですから訳がわかりません。


 残念ながらこの変化を事前に見つけることは難しいと思いますので、釣果の変化を色々と試して先取りしていく必要があります。
 その見極めをするためには、出来るだけ同じ釣り場に通って状況を把握することが重要だと思っていますが、多くの方は色々な釣り場へと変わられていくのでしょうね。そうなると池により違いなのか季節の移ろいによる変化なのか、的確な対応が取れないように思いますが、それをいち早く対応出来るような人はどこでもいい釣果を上げられるのでしょう。


 さて、今は取り敢えず冬期の釣り方でしょう。それも一応は厳寒期の釣り方に違いないと思うのですが、私は今のところまだ厳寒期対策はしていないのです。仕掛け全般は勿論のこと餌も厳寒期仕様にはしていないのです。


 あるベテランは随分前から厳寒期対策をされています。仕掛けなどは道糸も盛期のハリス程度の号数まで落とされています。当然ハリスもそれに伴って極細にされているのです。確かに他の釣り人より頭1つ以上の差を付けて釣果を伸ばされていますが、私はまだ仕掛け全体としては全く変更していません。浮きを冬対策に変更したに過ぎず厳寒期対策までの変更をしていないのです。


 今年の暖冬が厳寒期仕様に変更する必要を感じていないのですが、次の釣行には1度厳寒期仕様に全て変更して取り組むほうが良いのか、それともこのまま続けるほうが良いのか判断が付きかねています。


 私的には水温を測ることで目安にしているのですが、水温だけを見ていてもあれ?って思うことも多々あります。いったい何を基準にして仕様変更をすべきなんでしょうね。