両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池釣行記 11月10日(晴れ)

 なんといいますか相も変わらず同じように取り組んでは同じように苦しむのですが、人は成長しないというかバカに付ける薬はないというか、良い釣りが出来たと満足が出来る日がとても少ないと思うのですがどうしてでしょうね。


 今日は良い釣りが出来たとして意気揚々と帰宅出来ると、また次の釣行にもチカラが入るというものですが、撃沈された場合はひたすら落ち込んでしまうのであります。日々のストレスを発散すべきヘラブナ釣りが、悶々としてしまうような釣果に陥っていたとすると、それを切り替えるだけの新しい趣味が必要になるなんて事になると、それこそ無限ループに陥ってしまうのであります。


 ヘラブナ釣りでも釣るだけが趣味の場合もあれば、ヘラ浮きの制作をされている釣り師もいます。それこそプロになる人もいるほどですが、プロになるとそれはまた趣味の範囲から超えてしまいますので、その為の趣味がまた必要になってくるわけです。
 私もその昔には浮きを何度か作った事がありましたが、生来の不器用さとガサツな性格が災いして、満足が出来る浮きを作った例しがないのです。あのトップや脚を着ける所の絞り作業や中心に取りつける面倒さ、それに2枚合わせの緻密さはイーーーッ!としてしまう程面倒と感じています。そうそう色つけもとても面倒な作業と思っているのですが、そんな緻密な浮き作りが出来る方は、職人的緻密さを備えた釣り師ですから、さぞかし釣果も良いに違いないと思うのですが、私が釣れないのはそんなガサツな性格が災いしているのかも知れないと思うのであります。


 さて、相も変わらずに淀の釣り天狗池に釣行してきました。とっても良い天気でそれはそれは気持ちのいい日となりました。


 私的には、大助が釣れるに超した事はないと思っているのですが、1日で大助をたった1枚を釣り上げるだけで満足出来るなんて事はなく、またサイズの小ささを嘆く釣り師もいるようですが、サイズはあくまでも結果でしかないと思っていますので、やはりある程度の数を釣り上げたいと思うのです。
 その結果どんなサイズが混ざるかであってサイズを選んで釣るのは出来ない相談ですよね。宙釣りの場合では、比較的底近くの方がサイズが良いといわれていますが、私のように底釣り専門であれば、それ以上深い所はないのですから棚によるサイズ違いは起きない事になります。


 さて、なんやかんやの前書きが長くなりましたが、良い天気に恵まれましたので清々しい釣行が出来たのは間違い有りません。
 思い思いのポイントに入り、良い釣りをしようと企てていたにもかかわらず、反対に撃沈される人も出ていましたが、私はいつものようにゆっくりの出陣でしたので、空いているポイントに入るのであります。


 先ずは第一投です。ツンと入って釣れてきましたので、今日は面白いかも知れないと感じたのですが、水温計を見てみると先週より1.5度下がり16.5度になっています。これは始めに感じていた以上に難しくなりそうだと思いました。案の定しっかりした当たりではカラツンとなってしまい、冬の当たりのようなホンの小当たりを合わせると釣れてきましたので、今日はこの当たりを狙うこととしました。


 それでも初めは水温の高い時期のように浮きも落ち着かずに上下動を繰り返しています。そんな動きの中から小さな当たりを合わせては数を稼ぐようにしていたのですが、11時過ぎのランチまでに20枚を超えるのがやっとの有様です。午後も続けて15尺を振ってみたのですが、ポイントにいるヘラブナの当たりがどうも緩慢になってしまって、いつものように中弛み状態に入ってしまいました。


 そこで一気に7尺にまで落として新たにポイントを作くってヘラブナを寄せるところから始めました。集まり出すまでは当たりが遠いのですが、徐々に集まりだしたのが確認出来るようになると、調子よく釣れ出したのですが15尺の時と同じように当たりがとても小さいと感じました。
 結局47枚まで数を伸ばすことが出来ましたので、取り敢えずは満足とまではいえませんが、1日の釣りが楽しめたのは間違いないことです。


 今日1のサイズは、前回釣ったのと同じ変な色のヘラブナです。35.2㎝ありましたので100円券ゲットです。酒井さんも35.5㎝の同じような柄を釣り上がりましたので、同じような柄のヘラブナが2枚いることがわかりました。


 今日の大会の結果です。
 1位  小野会長   36.2㎝
 2位  大西大助名人 36.2㎝(時間差)
 ブービー賞 田中    29.7㎝



 結果です
 菱田   31.7
 小野   30.0 36.2
 川久保  26.9 32.6 34.7
 近藤   31.8
 竹藤   35.0
 村田   27.5 30.5 33.0 35.2
 村田 女 27.0 28.7
 竹市   35.8 35.5
 大西   33.7 36.2
 松本 淀 33.5
 酒井   34.3 35.5
 木村   35.0
 田中   29.7


 今回でほぼ確定したのが、池の中は既に冬支度が始まっていることです。次回からは冬バージョンで取り組むことで、また違った釣りが楽しめるのではないかと思いましたが、果たして思い通りになりますでしょうか。