両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池へ 10月14日祝日(雨) 54枚

 前日に引き続き淀の釣り天狗池へ。2日続く場合はどちらかをゆっくり出かけて身体に掛かる負担を減らすようにしています。日曜日は多くの場合勝負勝負となっているのですが、土曜日や祝日には開催しませんのでのんびりと釣りが楽しめるというものです。こんな日は竹竿を使ってヘラブナに遊んで貰う良い機会となります。


 他の釣り師と競う事もありませんので、1枚1枚の引きをゆったりとした気分で楽しめるのは竹竿に勝るものはないと思っています。少々釣り上げるのに時間が掛かったしても、全く焦る必要もなく良く引くなぁって労るように、それこそ孫を見る目に近いと言いますか(笑)、楽しい時間が繰り広げられるわけです。


 これが日曜日や大会になりますと、人に負けるわけにはいきませんのでどうしても必死になってしまうわけです(笑)。といって関西での大会はサイズ重視ですから、どんなに数を稼いだとしてもサイズは運任せですから必死になっても仕方ないのですが、数打ちゃ当たるだろうと必死になってしまうのです。残念ながら今までの経験上数釣れる日には大助の確立はとても少ないのです。


 ただ竿の尺数の変更をすると釣れる確率も高くなっていますので、意識して尺数の変更をすべきだろうとは思っているのですが、ついつい次の1枚は大助かもと思って釣っていますので尺数の変更は簡単には出来ないのです。


 先週の日曜日も2枚長寸大会でしたが、初めは9尺で釣っていて規定の2枚の登録を済ませましたので、13尺に変更して楽しもうとしたところ41.9㎝が上がってきたのです。このサイズを2枚目に登録しておくと、スッポンを釣り上げていましたので色物賞・大物賞・そして優勝と3ッ揃えて勝ち取る事が出来たのですが、先に38.3㎝を登録してしまったために2位に甘んじる事となってしまいました。


 このように釣り続けているポイントの周辺に大助がいる可能性が高いと思っていますが、大助は警戒してその群れの中に入ってこないのではないかと思うのです。
 先月の大会でも16尺から一気に8尺の短竿に交換する事で大助を釣り上げる事が出来たのですから、尺数の変更はまんざら悪い事では無いと思っています。といって必ず大助が来るとは限りませんので尺数の変更は悩ましいわけです。


 そんな邪な考え方もする必要のない釣行日は、竹竿に軍配が上がるのは間違いありませんよね。
 大会や競技会でも竹竿を使っている近藤名人もいますが、私的にはまだまだ若い血?が騒ぎますので、競技をしない日こそヘラブナと一対一で楽しめる優雅な日となるわけです。


 そこで今回は新作・・・でもないのですが(笑)、新たなまぶし粉を試してみました。大池に比べまして小池は上ずりにくいのも幸いして、集魚効果の高い餌が使えるのです。このまぶし粉は大池で使うといっぺんに上ずらせてしまって、それこそ釣りにならない可能性があるのですが、小池では上ずったところでたかが知れていますので、攻めに攻めるためのまぶし粉を準備して乗り込んだ次第です。


 ところが今日は朝から雨です。雨の日に竹竿を出すと竿の継ぎ目が固着して抜けなくなってしまうことがありますので、今回は使えなかったのがとても残念でした。
 朝からの雨で日曜日の翌日でしたので流石に池はガランとしています。ゆっくり出かけたにもかかわらず小池の屋根下に先客が1人いるだけ、当然空いていましたので屋根下に入ることにいたしました。


 屋根下である程度の長竿も使えるので13尺程度を出したいのですが、雨の吹き込みもあって屋根下ですがパラソルが必要で、今回は池規定最短の7尺を出してみました。
 先ずは寄せることから始めます。今日のまぶし粉の威力が発揮されるかどうかですが、ある程度は想定道りの事態に集まり出します。ポツポツと釣れ出したのですがそれ以上の盛り上がりがありません。
 水温を測るとやはり19度しかありませんので、雨の前には24度程度あった池ですから一気に5度も下がった計算です。活性も落ちたに違いないと思うのですが、それを覆すほどの威力をこのまぶし粉には無さそうです。


 そこで以前に威力を発揮していたまぶし粉に戻してみます。これが功を奏して良い当たりが続くようになりましたのでそれなりに釣れるのですが、もうひとがんばりが足りないのはなんだったのでしょうか。まだまだ課題が残る結果となりました。


 ただ隣の釣り座に入った婦人の釣果は34枚とのことですから良い感じです。サイズも36センチが上がった様子です。

 私はなんとか頑張って最終的には54枚上げることが出来たのですが、ガラガラの池ですからもっと上がっても良いはずです。最低でも50枚理想的には70枚を狙っていたのですが、どうしても中だるみを起こしてしまいます。今回はホンの少し答えのような光明が見えた気もしました。
 私の今日1のサイズは37.4㎝でしたが、なかなか大助を上げることが出来ません。サイズ的な不満は致し方ないとしても、数を稼ぐにはもう1歩も2歩も努力すべきでしたが、雨の鬱陶しさという言い訳が邪魔をして何も出来なかったのです。


 そうそう雨の中を静かに釣っていたのですが、伏見の松本さんがゆっくりとご出勤されましたので和やかに釣りを楽しむことが出来ましたが、寒い1日でしたから私は厚手のジャンパーを着込んでいても暑くは全く感じませんでした。

 これからはもっと水温も下がって渋い当たりが増えそうです。事実今回もとても小さな小当たりでも多数釣れてきましたし、ややこしい当たりでも針掛かりして来ましたので、綺麗なツン当たりを待っていると数が稼げません。水温の低下と共に当たりを読むのが難しくなりそうです。まぁ短竿だったので余計に小当たりだったのかも知れませんね。


 来週の日曜日には青空の下で気持ちよい釣りをしたいものですが、多いに楽しめるように災害もなく健康でいたいですね。