両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 9月29日(日)晴れ

 9月も最終となる29日にいつもの淀の釣り天狗池に行ってきました。


 最近ジャミかヘラかはわかりませんが、浮きが全く落ち着かない状態が続きまして、合わせても乗らないツン当たりとか持て余していた感が強かったのです。
 水温も下りジャミの活動が減ってくると、浮きの動きも落ち着いてくると思うのですが、水温は23度ありましたのでヘラブナが活発に動く間はジャミも活発に動きます。また今頃はジャミも相当成長していますので、しっかりとヘラ浮きを動かせる程の力を有しています。
 ジャミが突く映像を見ていますと、ホバリングして餌を突くというよりは、少し上層から餌にめがけて突進するような突き方をしていますので、浮きには当たりとして出てしまうのでしょう。


 ある程度の長竿を頻繁に上げ下げをしていると、翌日から肩が痛くなってしまって困ってしまいます。ヘラブナが釣れ過ぎて腕が痛いなんて嬉しい悲鳴も、歳と共に苦痛でしかなくて、多く釣れたら嬉しいともいえなくなってきましたが、今日はなんとか41枚を数えることが出来ましたが、まだまだ不満が残る釣果に終わってしまいました。


 やはりそうなってくると、釣果の多い少ないよりは釣り味の善し悪しが大きなウエイトを持つようになるというものです。そこでやはりまたまた竹竿の登場となるのですが、竹竿の面白さを感じるためには、短竿では全く竹竿の良さが味わえません。少なくとも13尺以上が欲しいところです。15尺になるとこれまた重量負担が増えてしまいますのでなかなか悩ましいのですが、50枚60枚と数を上げるより30枚でも楽しい釣りが出来たと感じる方が、精神衛生上も身体の負担軽減にも良いような気がするのですが、これもまた釣れない言い訳でしかないのでしょうかねぇ。
 そんな中で淀の松本さんがシマノから新発売された飛天弓 柳の16.5尺を持って堂々の登場となりました。希望価格で93,100円もしますのでおいそれとは買えませんが、友人に勧められての購入だそうですが太っ腹です。竹竿の経験はまだのようですから、竹竿に親しむには良い買い物だったと思います。ただまだ経験の浅い松本さんですから使いこなすには慣れが必要でしょう。少し慣れることで次のステージの面白さを感じることでしょうがなかなか羨ましいいものです。
 羨ましいといえば孤舟のカーボンを2本も買ってくる猛者もいるのですから、近寄りたくないのですが、細身のカーボンで研ぎ出しの握り・・・その犯人は・・・下に登場します。


 そんな中でいつもの竹竿の名手近藤さんが楽しい釣りを展開されていました。
 お顔が見えませんねって事で・・・

 竹竿の名手近藤名人その人です!竹竿の長竿も苦も無く使いこなせる技の持ち主です。
孤舟カーボンも・・・竹竿の味わいがあるカーボンロッドとして仕上がっていました。


 さて、いつものように長寸大会を開催しましたが、どうしてこの方は大助を釣り上げるのでしょう。餌に名前が書いてあるとしか思えないのですよねぇ。ご存じ大西大助名人その人です。


 今回も当たり前のように釣り上げてしまうのですから困ったものです。折れた閃光Lを自分で修復して、1尺程度短くなってしまっているようですが、そんなのお構いなしに釣り上げるのですからどうしたものでしょ。
 慎重に慎重に計って・・・42㎝でした。

 今回は隣の席が私ですが、長竿では34㎝程度が関の山で、主に30㎝未満ばかりが釣れてきます。嫌になってきますがとうとう痺れを切らして午後に入り8尺を出しました。1投目に釣れてきたのが36.4㎝です。今回も35㎝以上でなければ検寸出来ないこととしていましたのでやっと計ることが出来ます。


 皆さん苦労されている様子で、先週は舟で活躍された竹藤名人が大きく竿を曲げています。この後・・・


 とうとう立ち上がっての取り込みです。

 これは大助か!と期待と不安が膨らみます。この時点で私が2位だったのですからねぇ。(笑)。でも36㎝程度だったようで計られませんでしたが、案外私を越していた可能性があります。そこはそれ心優しい竹藤名人のことですから、花を持たせようとの親心・・・ではなくてジージ心でしょうか(笑)。


 ということで今回の結果です


 1位 大西 42.0㎝ 大会1位と池の日曜大助も1位とダブル受賞でした
 2位 村田 36.4㎝


 その他の皆さんは、残念ながら誰1人計られることはなかったのでお名前は載せないようにしておきます。


 いよいよ来週の日曜日は月初めの大会です。1位は高額賞金が待っていますので、竿を持つ手にも力が入るというものです。池を変えての大会ですが、またまた大西大助名人の独断場なるのか、それとも超ベテラン揃いの皆さんが虎視眈々と1位を狙っていますので、果たしてどんな結果となることでしょう。
 いずれにしても長寸大会ですので釣技もさることながら運の要素も大きいです。運を引き入れることが出来るかどうかも勝つための要素ですが、大西大助名人には運の神様が付いているのでしょうか。