両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 9月16日(月) 晴れ

 今回はいつもの日曜日には釣行出来ませんでしたので、敬老の日となる16日の釣行となりました。ヘラブナ釣り人口は、圧倒的に敬老の日に祝って貰う人達のような気がしますが、今回はとても少ない人手となりました。


 さて、朝夕がすっかり涼しくなり日中も30度そこそこと、一頃の35度を超えるような灼熱の釣行からは、やっと解放される季節となりました。今回は特に北風も強くて釣り難い風ではありましたが、とても過ごしやすく釣りに対してリラックスした釣行が出来ました。


 日曜日よりも釣り人も少なく、また日曜大助大会もなく天釣会としての大会もない日でしたので、ノンビリとした釣行が出来ますので今回は合成竿で楽しむ日としました。竹竿も使いたかったのですが、根が貧乏性なものですから気楽に使える合成竿といたしました。
 釣り人も少ない日でしたので、ヘラブナが横に走ったとしても気にせず、慌てることなくヘラブナの引きを十分に楽しむことが出来ますので、とても気持ちの良い1日となりました。また合成竿は竹竿と違って少々荒っぽく引き寄せる事も出来ますので、釣り方次第で色々な楽しみ方が出来るのも良い点ですよね。


 さて、初めは大池に入りまして朝1番にいつものように水温を測ったのですが、24度とヘラブナにとっては温帯水温ど真ん中で、ヘラブナ釣り環境としても最適水温帯となっていましたので、これは釣れるだろうとの予感を感じました。
 ただ天気予報の通りとても風が強くて時に向かい風となり、少しオモリの乗る浮きを使ったのですが、15尺の合成竿を振り回すにはなかなか大変で、1投目から綺麗な当たりを出す調子の良い日となったのですが、風の強さも4mは超えていたでしょうか、5枚を釣った段階で早々に風裏となる小池の塀側に退散してしまいました。


 淀の釣り天狗池は、小池大池と2つに分かれるのですが東西南北のどこにでも入れますので、風を除けるには選び放題です。今回は特に人が少なかったものですから、風裏を選ぶことで朝の釣り座よりとんでもなく快適に竿を振ることが出来ました。


 実は朝に入った場所は特に風当たりが強くて、パラソルの柄を折ってしまったのです。風が強い日とわかっていたのに、風当たりの強い場所に入ってしまった事が悔やまれます。


 大池では当たりが直ぐに出ていたのですが、小池でも直ぐに当たりを返してくれました。少しはしゃぎ過ぎな感は受けたのですが、水面に盛り上がるような集りではなく、程々の寄りと言って良いでしょうか。ホントに早い当たりを返してくれるのです。そういう意味ではカーボンに比べて重い合成竿では、早い手返しが出来ませんので少し失敗かと思ったのですが、13尺ですから重さに耐えられないこともなく、1日を釣り続けることは可能でした。


 合成竿といっても竹調子と殆ど変わりません。本調子の綺麗な孔を描きヘラブナの動きを全身で感じながら、カーボン竿の倍以上の時間を掛けてゆっくりと取り込む楽しさを味わう事が出来ました。
 隣で釣っている婦人が早々に大助を釣り上げて、同じように13尺の合成竿を使っていましたので、取り込みになかなか手間取っていますが、おおいに楽しんでいた様子です。


 私も負け実釣り続けてやっと大助1枚を釣り上げる事が出来ました。

 今日は移動やパラソルの破損と色々と手間取っていたこともありましたが、54枚釣り上げる事が出来ました。当たりが早く返してくれましたので、ついつい早合わせとなった感はあるのですが、もう少し落ち着いて対応すればもう少し数は稼げたと思います。


 また朝からカーボン竿を使っていたとすると、それだけでももっと数が稼げたとは思うのですが、合成竿で1枚を釣り上げる時間は100枚分は掛かっているので、100枚釣り上げたのと変わらない釣り味を感じることが出来のではないでしょうか。
 次回はまたまた天釣会としての大会が待っていますので、カーボン竿を使って必死になって釣り上げる事となるでしょうが、また竹竿も登場させながらヘラブナ釣りと洒落込みたいと思います。


 これからの季節は淀の釣り天狗池としても快調に釣れる時期となると思います。両うどんの底釣りらしいカチッとした当たりを取って、ニヤッと笑みが出るよなしてやったり感を何度も楽しむのは如何でしょう。