両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 シマノ 朱紋峰 煉 インプレッション

 今回は1日釣り続けた結果として、このシマノ2代目朱紋峰 煉 16尺についてのインプレッションをしてみます。
 朱紋峰の初代が発売されましたのが1983年です。その翌年には朱紋峰硬式、またその翌年には朱紋峰ぬけさく、飛びぬけ、競と次々と発売されていきました。その後先ぬけが1990年に発売されてから飛造りへと続きますが大きく4系統に枝分かれしました。
 その1つの源流が、朱紋峰 凌から続く本式への流れであり、もう一つが嵐水から嵐馬へと続く流れで、朱紋峰 攻めから神威へと続く流れ、そして初代朱紋峰 煉から2代目煉へと続く流れです。その2代目煉は2012年に発売されてから既に7年も経過しているので、そろそろ次の3代目が出そうな気もしてきます。


 それはさておき朱紋峰 煉の16尺を1日使い続けることはなかったのですが、今回1日釣り続けて枚数も51枚釣り上げましたが、実際は空合わせも入れると100回は合わせ作業をしていたのではないでしょうか。その結果として今までにも堅い竿との印象は持っていましたから、その為に引ける竿との印象も持っていました。まさに混雑する釣り場での役割と思っていたのです。
 それが今回は硬いだけでなくヘラブナの引きに対して、主導権は取り難い印象を持ったのです。少しサイズがアップする35㎝を超えるサイズですが、ヘラブナに主導権を取られる印象があったのです。堅い竿だから引けるのではなくて、堅い竿だからヘラブナの強い引きではヘラブナに主導権を与えてしまう印象でした。


 また合わせた段階で手に来るショックも相当なもので、掌が随分と痛くなり出したのです。なんていうか掌を叩いているというべきでしょうか。胴の硬さが柔軟性を阻害してしまい、ショックがそのまま伝わってしまうようです。釣り終わる頃には赤く腫れてしまった程です。
 そのように柔軟性が乏しい為にヘラブナの引きが伝わり過ぎて、肩にも負担を与えてしまうのも実感しました。


 正直言いましてお年寄りにはお勧め出来ない竿との印象があります。


 反対に若い人でいや若くなくても良いのですが(笑)、豪腕の持ち主であれば朱紋峰煉を使いこなすことが出来ると思うのです。
 それは朱紋峰 神威・朱紋峰 嵐月の長竿にも当て嵌まるのではないでしょうか。


 ただこれは2本程度の浅棚の沖釣りを限定にした話です。チョウチンや深宙・底釣りで3本以上の水深を釣る場合は、反対に適していると思うんです。
 3本や4本のチョウチンだとすると、胴がしっかりしていなければ釣りになりませんよね。そんな時こそ朱紋峰 煉や神威は最適な竿と思うのですが、釣り方は別として胴が曲がらないので、小さな合わせで針掛かりが効き抜き上げるのも楽に出来ると思います。
 こんな時に胴が曲がってしまうと、合わせは効かないのでしっかり合わせる必要があり、深い水深から抜き上げるのも一苦労してしまいますよね。


 実はメーカーの説明文にもこのように書かれていたのです。


 深宙に潜む大型地べらを仕留める水深のある管理釣り場、山上湖例会で振る “味な”チョウチン勝負竿。


 そうなんです!浅棚で沖を釣るには適していなかったのです。つまり私の釣り方では間違った使い方だったのです!!
                                   朱紋峰 煉

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 私のように握力も腕力も減ってしまった老人にとっては、もう少し優しい竿を保つべきでは無いかと思うのです。
 そういう意味では、飛天弓 閃光Lが最適なように思いますが閃光Lは17尺からしかないんですよね。閃光Lは胴が綺麗に曲がってくれて、しっかりヘラブナの動きをコントロール出来るのです。軽量という意味ではダイワのヘラFやFXがありますが、閃光Lに比べますと胴に張りがあり先調子との印象を持ってしまいます。ただ煉に比べると胴の硬さは比べものにならない程柔軟性があると感じますが、FやFXより閃光Lの方が実際の重さより重く感じますが、FやFXの方が実際に釣り上げる段になると閃光Lに比べて腕力を要する印象があります。ある程度腕力の持ち主ではこの差は感じないかも知れませんね。
 人によっては反対に閃光Lの方が合わせに力が要るように感じるかも知れませんが、1日使い続けて釣り上げ続けるとずっと楽だとも感じるようになります。これは取り込みが楽なためではないかと思うのです。
                                飛天弓 閃光L

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 いつまでもヘラブナ釣りを楽しむためには、やはり道具は結構重要な要素ではないでしょうか。少し短めで竹竿で楽しむのも良し、軽量カーボンロッドで沖を釣るのも良し、型に拘るのではなくて幅広い楽しみ方が出来ると良いですよね。
 ついでに大助の乱舞に出会って竹竿に癖が出る心配をするのも、もう一つの楽しみ方のような気がします(笑)。