両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 堺市 西池 釣行記 4月15日(土)

 今回も西池にやってきました。
 早速ですが残念なことに6月1日(木)から釣り料金が変わります。またスタート時間の違いで金額は細かく分かれていますので注意が必要です。


 西池の場合は事前に予約しているのですが、雨の心配があるので基本屋内釣り場を予約するようにしています。すると不思議なことに何故か西池に行くときは雨が多いんですよねぇ。
 今回も当然いつもの屋内ポイントを予約してみました。早めの予約では雨の心配のない屋内がやはり安全だろうと、釣果より雨を避けたいという軟弱な精神の持ち主ですから、このポイントは釣れないと嘆く方が間違っているのでしょうね。


 屋内のポイント図を作って見ました。ここに書かれている番号で予約して下さい。



 しかし今年に入ってから西池では良いところが全くなく撃沈が続いていましたが、3月は2度出かけたのですが、18日の土曜日には17枚釣れたので再度と21日に出かけると5枚で撃沈してしまいました。そこで4月に入ると水温も上昇をして好転するだろうとノコノコとやって来たのですが、はたして西池のヘラブナは応えてくれるでしょうか。


 池に到着すると近藤相談役と西池の名物やなくて有名人の若林さんが先着されています。それも予約したポイントの横に並んで・・・。怖いですねぇ恐ろしいですねぇ。若林名人は月間タテには既に2つも登録されています。つまりは大助を釣り上げているてことですよね。



 ゴソゴソと用意して先ずは寄せるために団子餌でスタートします。ただ水温が高い場合はアッという間に上ずらせてしまいますので団子の作り方には苦労します。勿論底釣り専用の団子餌を使うのですが、水加減で全く違う性質のものが出来上がりますので、指先の感覚を研ぎ澄ませて一つ一つ丸めるのであります(笑)。


 実は前回池主から池の構造を教えて頂きました。それを聞きましてああなるほど!!と合点がいったところがありましたので、余計に今回の釣り座としたのですが、時期によって入るポイントを使い分けることも出来そうです。
 ん?池の構造ですか?多分西池に長らく行かれている釣り人には常識のことだったのでしょうが、池の構造のイメージとしては船底になっている事です。横長の池ですが池の中心に向かって深くなっているのですが、その一番深いところに側溝が入れられていて、ヘドロなどがそこから流れるようになっているのです。実際はヘドロはそうは簡単に流れ出したりはしないのですが、また西から東に向かって深くなっています。イメージとして落差は50㎝程度でしょうか。


 そのため西に行けば行くほど底の状態が良く東ほど底にヘドロが溜まっています。西側が屋外ですから屋内の釣り座はヘドロが多数溜まっていますので、釣っている時間内で底のヘドロを如何に減らすかも釣技の1つとなります。極端にヘドロが溜まっている柱の陰などでは、浮き1本分溜まっていますので浮き下は頻繁に確認して調整のし直しが必要です。
 また始めに重い床取りゴムを使ってしまうと、柔らかいヘドロに潜ってしまって正確な床取りが出来なくなりますので注意が必要です。


 今日は1投目から当たりが出ます。これは調子が良い日になるかもと思ったのですが、ポンポンと3枚釣り上げると当たりが止まってしまいました。あれ?って感じですが少し早めの餌の打ち返しをしますと、また当たりが出て釣れてくれます。でも周りを見ているとそれ程の頻繁に当たりが出ていない様子です。


 その後もある程度は寄るのですが上手く食い当たりに繋げられません。ただある程度は釣れていたので午前中に35㎝を超えるサイズが2枚釣れたのですが、登録は1日3枚までですからグッと我慢。もっと良いサイズを釣り上げられると目論んでいたのです。


 しかし今日はとっても寒くて風が冷たく、ランチもいつものカレー蕎麦を食べて温まっていたのですが、それでも温まらず・・・(T.T)。冬に逆戻りした1日となったのです。


 午後に入ってからもなかなか良いサイズが上がらず、結局今日は36㎝を1枚登録するだけで終わってしまいました。それなら午前中に釣れたヘラブナも登録しておくべきでしたが後の祭りです。もっと良いサイズが釣れると思い込んでいたのですから仕方ないですよね。



 午後の2時になっていつものように暖かいコーヒーを配って頂きました。寒さに震えていた身体にはホッとします。



 今日は36㎝を筆頭に26枚の釣果でしたが、周りを見ているとそれ程釣れていない様子です。当たらない釣れないとボヤキ声が聞こえてくるほどでした。結構頻繁にというか忙しいほど餌の打ち返しをしてみたのですが、ヘラの集まりが視認できるほど寄らないんです。寄りが良いときはアッという間に上ずらせてしますのですが、今日は一向にヘラブナの姿が見えないんです。でも水温は16度ありましたので決して低温による食い渋りではないはずです。近藤相談役の話では昨年大量にヘラブナが死んでしまったとのことで、絶対数が減っているのではないかとの事でしたが、そこまで少ないとも感じなかったのですが、実態はどうだったのでしょう。


 今日の最後に釣れたいわゆる上がりベラです。尾の後ろの線が36㎝ラインですから35㎝にギリギリ足らず終了してしまいました。


 でもね。今日はそれ程良いサイズが釣れていなかったので、運が良ければ36㎝でも日曜タテに入賞出来るかもと目論んでいたのですが5㎜足らずで圏外となってしまいました。