パラソルと釣り台のお話
ヘラブナ釣りは、厳寒期の雪降るなかでも、灼熱の日差しが強い日でも、涼しい顔とはいいませんで、年中釣りをしている種族ではないでしょうか。
そのヘラ釣り族の一員となってしまって、さっぱり抜け出せないでいます(笑)。雨の日などでベテランの方達は、テントを出されることが多いでしょう。テントは寒い季節風を防ぐことが可能ですし、風向きにもよりますが大雨が降っても濡れにくいのは間違いないと思います。
流石に灼熱の太陽の陽が降り注ぐ日にテントは使わないでしょうが、なかなか便利だと思います。といって私は全く使わないのです。濡れた後の始末が悪いのも大きな理由ですが、それ以上に私は使えないのです。
ヘラブナ釣りの基本は、スノコを出して段差クッションにあぐらをかいて座って釣るスタイルでしょう。私自身も初期はそのようにしていました。それが普通だと思っていたからです。
あの繊細な浮きの当たりを、水面近くの視線で浮きを横から見た方が、キットよく見えて良く釣れるに違いないと思っていたものです。
ですが、1日あぐらをかいて座ると腰が痛くて、釣り終わり頃には辛い思いをしていたものです。それが跨ぐタイプの釣り台を使うようになって、疲れ方が全く違っていて、1日釣り終わっても疲れ知らずだったのです。
釣り場によっては釣り台が禁止されているとの事もお聞きしますので、いつも釣り台とスノコの両方を持って行っていたものですが、今では釣り台だけを持ち込んでいます。
歳と共に足腰が弱ってきますので、ある姿勢を続けているとどこかに異常が出てしまいます。その点釣り台はなかなか快適だと思っていますが、跨ぐタイプですので防寒スカートが使えないんですよねぇ。
そこで雨が降った場合はどうするのかです。当然テントの中で釣り台をセットする事は出来ませんので、パラソルを使う事になります。パラソルも釣り堀用の小型サイズでは、日除けは出来ても雨よけにはなりませんので、否応なしに半径90㎝もある大型パラソルを使っています。
この大型パラソルでも設置位置によっては濡れてしまいます。案外有効なのが釣り台でいえば長い方の3分の2程度の位置に取り付けると、とても快適に釣りが可能です。
多くの方は、座っている後ろに設置されます。つまりパラソルの半径の前側だけを使う事になります。
それが横に設置すると、自分の位置と反対側に荷物が置けるだけでなく、自分の位置より随分前にパラソルの端がきますので万力が濡れないのです。つまり手が濡れないのです。
手が濡れないということは、竿を上げたときに腕に伝わる不快な滴がツツーっと伝わることがないのです。これだけで随分と快適さが増しますね。
この大型パラソルで角度チェンジーを使う事も可能ですが、パラソルは風が抜ける構造にはなっているのですが、風が強い日に使っていたのですが、簡単にバキッと割れてしまいました。小型のパラソルでは快適に使えるのですが、やはり大型サイズのパラソルは首折れタイプ使いやすいと思います。
また横風があると簡単に濡れてしまいます。その対策として前を開けてぐるっと回すシートがあります。見た目はモンゴルのゲルのようです(笑)。
価格:5,800円 |
【泡づけ本舗】釣宝パラソル90(2段首折れ)用シート(各色) 価格:2,980円 |
これは快適ですよ。シートを風で飛ばないように荷物で押さえておくと、その荷物も濡れませんし、シートがまくれ上がることもありませんので、今では雨の日の強い味方となっています。
いやメーカーの回し者と思われたら困るので付け加えますが、実は上記に貼り付けたメーカーのものは使っていません(笑)。
何故かどこを探しても売られていないのです。実は釣り台も同じで、私の使っている釣り台も今は売られていないのです。
*私の使っているメーカーは倒産してました(T.T)
パラソルには煌と書かれています。これにはシートが取り着けられるようになっているタイプとシートがつかないタイプ、クビが曲がるタイプと曲がらないタイプがありました。
また釣り台も背もたれがリクライニングして背の角度が調整出来るタイプなのですが、巷でよく見かける釣り台の椅子は背もたれが直立に立っている固定式です。
価格:14,580円 |
両方とも壊れてしまうとどうしようと思うのですが、コレばっかりはどうしようもないので大事に使っていますが、今はこのパラソルと釣り台のお陰で快適な釣行が出来ています。
そこそこの釣果に恵まれたとしても、不快で辛い釣行だと次の釣行に二の足を踏んでしまいます。やはり快適に過ごしたのが人情というものでしょう。
その快適さとそれなりに釣果に恵まれると、ヘラブナライフも快適でヘラブナ族でいることも苦にならないのですが、そうも行かないのがヘラブナ釣りってものなんでしょうね。
さぁて、日曜日は雨らしいですが、雨をものともせずに爆釣と行きますか(笑)
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。