元々清風池に行く予定をしていたのですが、雨の予報が出ましたのでいつもの釣り天狗に行って来ました。

　本来次週は清風池での月例会がありますので試し釣りに行きたかったのですが、清風池は調整池でもあるため強い雨が降ると一気に流れ込んできます。そのため水位が急に上がって固定桟橋は水没する可能性があります。
　その点浮き桟橋は浮き上がるだけですから水深が変わるだけで良いのですが、実際は濁りも発生しますので落ち着いて釣っていられないのです。軟弱な私としてはどうしても避けてしまいました。

　さて春も随分と進んできましたので、池の中も産卵行動を起こす早熟のヘラブナがいることでしょう。天狗池の裏を流れる土手の河津桜が終盤を迎え、染井吉野が随分と咲き出しています。元々桜の咲く時期になると天狗池の奥が釣れるようになるのですが、今回は雨ということもあって大池の奥の屋根下に陣取りました。（後ろに見えるのが染井吉野です）

　竿を出して直ぐに釣れて来ましたので今日は調子が良いかもと思ったのですが、2枚釣り上げた段階で良い食い当たりが出なくなってしまいました。ヘラブナが寄っていることはわかるのですが、食い当たりに上手く繋げることが出来ません。実は2枚目に釣り上げたサイズが32.7㎝で暫定1位で登録します。
　紅はHERA Xの9尺で変なヘラブナを釣り上げていますが後が続きません。

　他のメンバーも同じように考えていたのでしょう。当たりが遠くて我慢できなくなっていたので、雨もそれほど強くなっていないので外に出ることにしました。
　外に出て暫くすると大西王位が35.4㎝を釣り上げてあっさりと抜かれてしまいそのまま1位獲得です。

　やはり屋根下より当たりも多く釣れて来ます。ただ今日は水温がとっても高いと感じたのですず、実はどこのポイントでも直ぐに釣れてくるのです。餌を打ち間違ってもそのポイントでツンと当たって釣れます。また尺数を変更しても1投目から釣れて来ます。それこそどこへ餌打ちしようが釣れてくるのです。
　ただ反対に寄り出すと糸ズレが多く出てしまって、上手く食い当たりを出す事が出来ません。またその糸ズレが当たりによく似た動きをしてしまって、焦っているのもあってついつい合わせてしまって、当然食っていないのですから素針を引いてしまいます。

　まだ寄っていない段階の当たりは食い当たりが出て釣れるのですが、寄りすぎの感があって数枚釣り上げた後がとても苦労した1日となりました。
　多分ですが水温が高かったことと雨が降り続けていたことで、ヘラブナの活性が上がりすぎていた事による弊害が出てしまったと考えられます。

　今日は奥のポイントでHERA Xの11尺でスタート。外に出てHERA Vの16.5尺次に13.5尺に交換し最後はHERA Xの7尺としました。7尺の時に34.7㎝を釣り上げて今日の2位となったのですが、何のことはない最初の32.7㎝でもそのまま2位だったのですから、皆さんそれなりに釣れていたのですがサイズが伸びない1日でした。
　紅も天峰剣の16尺で良い感じに釣り上げていますがサイズが伸びません。

　今日サイズが伸びない原因もヘラブナが活発に動きすぎたためで、良く動く日は集魚効果の出やすい小型が集まってしまいます。出来るだけ集めないようにしてサイズアップを狙うのも方法ですが、動かない浮きを見続けることは至難の業で我慢出来ないんですよねぇ。
　サイスは時の運ということで釣るべし釣るべしと致しましょう。

　ところで今日は瀬戸君が来園。流石元トーナメンターですね。皆が苦労している時に1人釣果を伸ばして38枚は流石です。私はその半分ですから・・・ダメですね(T.T)