両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 上ずり解消法

 先日の4月19日に餌メーカーであるヒロキューのインストラクターである熊谷充が上ずり訂正法として動画を発表されました。言われている内容は至極普通のことでしたので、私的には目新しいとは感じなかったのですが、取り敢えずご紹介しておきますので一度確認されては如何でしょう。

伝授!”うわずり”訂正方法「春の底釣り徹底指南」熊谷 充 IN長熊釣堀センター


 内容的には何のことはない打ち始めに針を上から刺すって話と、餌を角張らせないで途中にバラケを防ぐ事でした。


 確かに打ち始めは団子餌を下から刺していると打ち返しの段階で餌を舞い上がられるので上から刺して抜きを良くするのですが、多分こんなことは誰しもがやられていることではないかと思うんです。反対にいうと寄せたいときは角張らせてバラケを早くさせるのですからその逆をすれば良いだけとなります。


 ただ今回の紹介ビデオの中に上ずったヘラブナの解消方法が紹介されていないのです。ある程度餌打ちを繰り返していると、どんな餌の付け方をしていようとも上ずってしまいます。それを解消するには沈下途中にバラケないことと同時に、着底してからも直ぐに開かない餌に仕上げれば上ずることはありません。
 しかしそんな締まった餌を作ってしまうと寄せることは至難の業で、多分他の方に寄せ負けしてしまうはずです。結果として当たりが出ない数が稼げないとその日のヘラブナ釣りは散々たるものとなってしまうでしょう。


 やはり上ずろうが先ずは集めることに集中することであるはずで、集まってくれなければ数は稼げませんし、それなりの良い釣りは出来なくなってしまうはずです。その集まりを良くして尚且つ数を稼ぎたいのが人情でしょう。いってみれば上ずってしまったのは仕方ないと開き直ることから初めては如何でしょぅ。
 但し底釣りですからバラケの強い餌は決してブレンドしないことです。冬期ならまだしも水温上昇してからは危険な餌となってしまいます。


 そこでやはり上ずりたヘラブナを如何に解消するかです。


 実際上ずっているのは集まっている証拠です。多数のヘラブナが食い気を起こしているからこそ、我先にと餌を追うことで危険区域であるはずの水面にまで上がってくるわけです。


 魚の色は空から襲ってくる鳥に見つからないように保護色になっているのですが、その保護色の意味すら無視してしまうほどの危険区域へ、食い気が勝ってしまったが為に集まっているのですから、爆釣体制が出来上がっているのは間違いありません。そこでカッツケをすると至極簡単に釣れてしまうのですが、私の場合は底釣りですから釣りそのものが崩壊してしまいます。


 ということは危険を顧みないほど食い気が勝っているのですが、もう一度底の餌に関心を向けさせる必要があるわけです。
 残念ながら熊谷氏はその点には触れられていませんので、このYouTubeを見ても参考にはならないのですが、私的には・・・・アレコレと試してはため息をついているのであります。


 先ずはこのビデオを参考にされるのも方法でしょう。そして次の一手はその日の状況を見定めて次の一手を移しかなさそうですね。