両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣れない餌は自分の所為(せい)

 ヘラブナ釣り用の餌は各メーカーから多数発売されています。際大手のマルキューでは74種類ほど出されています。ダイワでは33種程度でバリバスでも32種類です。後発のヒロキューでも17種類の餌が販売されています。






 これらの餌はメーカーの研究員や釣り師であるインストラクターの皆さんが知恵を絞って作られている餌のはずです。そういう意味からするとどの餌であってもヘラブナは興味を示す餌のはずです。見向きもしない餌だったとすると当然発売されないか発売されても中止されてしまうでしょう。
 実際幾つもの餌が発売中止になっているものもあるのですが、ロングランで売られているのはそれなりに実績があり、ヘラ釣り師達に支持を得ているからこそ売れ続けるわけで、売れている間は作り続けるのが道理というものでしょう。


 実際どの程度の種類を使われているのか解りませんが、私的にはある餌を使って見て結果釣れなければ、この餌は駄目だから他に釣れる餌はあるはずだとついつい新しい餌を買い求めてしまって、数ばかり増えてコレで決まりというものが見つからないでいます。実際コレで釣れなければ今日は釣れない日だと諦められるのですが、釣れないのは腕ではなくこの餌の所為だと思ってしまうところに大いなる問題を抱えています。


 ある釣り人はこの餌が正解だと思っていたとしても、同じ餌を私が使うと全く釣れないなんて事があるのですから、ある餌が万能餌とならないが為に結果としてメーカーも各種作らなければならないのでしょう。古い餌より新しく発売される餌の方が良いに決まっていると思うのが釣り人の性で、また目新しい餌を発売することで新たな顧客を獲得するなどの意図があるでしょうが、ロングランで売れている物こそ実は良い餌なのかも知れないと思ったりします。だって釣れなければ釣り人は見向きもしなくなるはずですからね。


 ところがです。各種ある餌は当然実験されて釣れることを確認してから発売されているはずです。・・・が!!当たりも出ないことがあったりとても使い難い餌であったりするのです。その餌の情報は袋の裏に書かれている事以外はないのですから、水加減も基本は袋に書かれている通りのはずです。にもかかわらず団子状にまとめに難かったり、思った棚まで届かなかったり、反対に棚まで届いた後に何時まで経っても開かなかったりと、釣り餌として役に立たないと感じることがあります。
 実際は私の作った餌の水加減や混ぜる回数などを失敗しているだけでしょうが、私のような素人に毛の生えた程度の釣り師が作れない餌は、それこ初心者には使えない餌ではなかと思う訳です。


 餌作りに案外重要なのが水を加えてからの攪拌の仕方です。単に数回混ぜて終わる方が良いのか、練って粘りを出した方が良いのか、手水を付けて餌の調整をすべきなのかは、袋に書かれている情報では得られないのです。


 結果として自分の使い方に合った餌でしか釣れないわけで、他の餌は釣れない餌との烙印を押すことになるのですが、実際は餌の作り方の間違いでしかないはずですが、残念ながら袋の情報だけでは読み取れない部分でうり、自分の釣り方に合っているかどうかは使って見なければ解らないんです。
 そういう意味では他の釣り人からこの餌が良いよと教えられたとしても、作り方が違っているために釣れない餌となったりします。反対にその方が作り上げた餌を貰うと釣れたりするのですから、如何に作る方法の違いによる釣果の違いが起きるかとの証拠でもあります。


 つまりは釣れる釣れないは餌の所為ではなくなて自分の所為なんですよね。
 *所為(「しょい」転じて「せい」)とは「しわざ」のことで、この場合は自分のしわざで釣れない餌となったとなったのです。


 餌で迷い出すとキリがないので餌を迷う前に、水加減や作り上げ方を研究した方が釣果を得られるのではと思うのです。でも自分に合わない餌があるのも間違いなくそれを見定めるためにも色々と使って見るのですが、結果ブレンド数が増えてしまって何が何だか解らなくなってしまうんですよね。
 やはり同じ餌を作るためには出来るだけシンプルな組み合わせが良いのではと思うのです。出来れば単品で餌として使えるものが良いのではと思うんです。
 でもついつい何かをブレンドしたくなるんですから人の性はどうしようもないですねぇ。


 ん?人の性ではなくて・・・ハイ私の性であります。