両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 底釣りへのお誘い

 先ずは下記の動画を見て貰いたいです。

Sakkigoni | Comedy Serial | S2 | Episode 50 | Arjun, Kumar, Dipak, Hari, Kamalmani, Chandramukhi


 YouTubeで見つけたグルテン餌のヘラブナ釣りですが、出来上がっている餌の状態はとても理想的な硬さとバラケ方をしていると思うんです。ところが2分10秒の間に塊の餌にアタックしてきたヘラブナはたった2匹だけでした。それも即時吐き出しているので少しタイミングがズレるとカラツンだったでしょう。
 集魚効果も上手く出来ていて餌の状態も良いにも拘わらず釣れないのですから、少し餌の作り方を間違うと全く当たりが出ないのも頷けるところではないでしょうか。


 多分ですがこの時の浮きの状態は触りが出ているのに食い当たりが出ないと痺れを切らしている状態と思えます。


次の映像はもっと興味を引くものです。

へらぶなと鯉の吸い込み仕掛け【水中動画】


 これはコイの吸い込み仕掛けで水中の様子を撮影されたものですが、上記の宙釣りの場合には針の餌には興味を示さず、バラケて散っていた餌ばかりを食っていたのですが、水底にある餌の場合は積極的にアタックしてきています。
 ということは宙にある餌より底にある餌の方が警戒心も少なく良く釣れる可能性を示している現象です。


 もう一つはある意味誰でも知っている現象です。

ヘラブナ 乗っ込み 巨ベラ 推定45cm超【野尻湖】


 この映像を見ると一目瞭然のことが解ります。それは物陰の下にヘラブナは隠れていてそこからは余り出ていかないという現象です。釣り堀であれば桟橋の下に集まっている事を意味します。同時に少し離れると中層に泳ぐ姿はなく水底にいる方が多いという事実です。


 良くヘラブナは中層魚と表現されています。確かに体型から見てもコイのように底部が平らな体型はしていませんので、底近くを泳ぐ体型にはなっていないのですが、物陰に身を潜めるという意味からすると、身を隠す物がない場所では水底こそ物陰になるのではないかということです。何か障害物があれば安心して中層を泳ぐでしょうが、身を隠す物がないところで悠々と中層を泳がないのではないかと思う訳です。


 ここからわかる事はヘラブナ釣りは案外底の方が理にかなっているのではないかということです。中層魚を底釣りで釣る難しさと感じていたのですが、盛期の餌によって盛んに上ずる場合は別として、通常は底釣りこそ理にかなっているのではないかと思うのですが、この映像を見てどのように感じられたでしょうか。