連日の釣行となりましたが久しぶりに滋賀県甲賀市にある清風池に行ってきました。とっても良い天気で素晴らしく晴れていました。

　清風池は滋賀県にありますので少しでも雪の心配のない日を選んでの釣行です。陽が少しでも早く当たる事務所前の個人桟橋を予約して、釣果より暖かさを優先した格好になります。だからといって釣果を無視しているわけではなくて、それなりの対応をすることでしっかりと釣果が伸ばせるであろうとの思いがありました。
　個人桟橋ですからとてもスペースが広くて隣に気兼ねすることなく釣れるのでとても開放的でいいんですよね。お勧めのポイントです。

　ふと横を見ると昨日の天釣会の新春大会に参加されていた、無我の会の藤田さんと広瀬さんが同じく個人桟橋に陣取っておられました。

　実は来週は西池に釣行予定なのです。清風池と西池とは池の性質も全く違うのですが、両池共に底釣り限定池ではあるのですが、うどんと団子両方とも使える餌は自由池となっています。その為に基本的な攻め方は同じだと解釈しているのですが、その前哨戦を清風池で試してみて、良い方法を探り当たることで西池でも良い釣果を上げたいとの思いがありました。

　ただ両池ともにホームの天狗池に比べますとアウェーですから、なかなか良い釣果を得ることが出来ないんですよねぇ。何かが少し違っていると思うのですがコツを探り当てることが出来れば釣果も違ってくると思うのです。過去には良い釣果が出た事もあるのですがそれが続かないんですからやはり何かが違っているのでしょう。

　朝一番に狙うには少しでも深いところをポイントとして、陽が昇り池に陽が差すようになると水面近くが温められるのではないかと思いますので、今度は少しでも浅場がポイントになるのではと思うのです。ってことでその対応をしてみようと思って午前中は16尺で午後からは9尺に変更予定で対応してみました。

　予定と現実は違うのいつものことですが、予約していたポイントには池主さんがバケツを置いて場所取りをして頂いていたのですが、良く見るとバケツに入っている水がしっかり氷っているんです。

　桟橋も霜が降り真っ白です。箒で掃いてもとれず水で溶かすと直ぐに氷って余計にツルツルになってしまいました。

　コレは大変と取り敢えず水温を測ってみましたが12度あります。勿論桟橋の前ですから池の浅い所ですが、12度あれば十分に釣りが成立すると思ったのです。

　安心して餌作りです。先ずは冬季用の定番のグルテンを用意して予定通り16尺でスタートします。取り敢えず寄せなければ成立しないので餌打ちを繰り返します。グルテンでは集魚効果が少ないので余計に餌打ちを繰り返します。浮きを見ていますとなんとなく小さくシビシビと動いているような気がします。今にもツンと入りそうです・・・が！！浮きには何の変化も現れません。16尺のポインに見切りをつけて14尺を出してみます。ところが1投目から底掛かりして両針とも飛ばしてしまいます。底が悪いのだろうと今度は11尺を用意します。ところがこちらも底掛かりします。

　考えれば解るのですが池の縁の傾斜の途中でセメントブロックに底掛かりしているのでしょう。理解した上で餌打ちを繰り返しますがこちらも全く変化が見られません。痺れを切らして再度16尺に戻してみましたがやはり何の変化も見られません。
　途中餌も他に2種類作って見たのですが、私としては根気よく打ち返しを続けたのですが全く浮きに変化が出ないのです。それこそ水溜まりで釣っているような生命反応が感じないのです。そこでとても良い天気ですから浅いポイントは水温も上がっているだろうと9尺に変更してみました。
　9尺ですから手返し良く打ち返すのですがやはり変化が見られません。見ていると浮き桟橋では1枚また1枚となんとなく釣れている雰囲気ですが、それでも数多く釣れているようには見えません。

　はい。今日は全く気配を感じないまま終了してしまいました。全くの丸坊主です(T.T)。清風池では調子が悪かったことも経験はしているのですが、全くの当たりどころか触りすら無いままボーズで終わったのは初めてのことです。今までで最悪だったのが3度の当たりで2枚釣り上げたのが最低だったのですからそれを更新してしまいました。

　清風池に行く場合はいつも8時過ぎて到着しても15時までは釣っているのですが、今日は13時代で終了してしまいました。場合によってはこの後には釣果が見られたかも知れませんが、生命反応が全く得られない状態だったので我慢出来ませんでした。見ていると他の方も1人また1人納竿されています。
　結局尻尾を巻いてスゴスゴと引き上げてき格好です。これでは偉そうなことは言えないですよねぇ。はぁ。。。もう一度修行をして出直してきます。

　釣行記と書いていますがボーズ紀行でした(T.T)。