両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 1月30日(日) 44.5㎝

 またまた相も変わらず淀の釣り天狗池にやってきました。


 実は今日の日曜日には釣行出来ない予定でしたが都合がつきましたのでやってきました。1月は水温低下が著しくてなかなか釣果が望めないのですが、ここ淀の釣り天狗池では井戸水が循環していますので、極端な水温低下が起こらずに厳寒期を迎えても釣果が得られるとずっと思っていたのです。ところが今年は他の池でも朝に水温を測るようにしているのですが、思ったより天狗池の水温は高くなくて今日は11度でした。それにも拘わらず他の池より釣果が上がるのは、最終的には放流密度の関係と水底が思った以上に綺麗に保たれているためではないかと思うんです。


 他の池では落ち葉が沈んでいたりヘラブナが動くとヘドロが舞い上がり、また凸凹が激しいなど釣りにくい要素がいくつか上げられるのですが、天狗池では少々釣り上げたとしても底が掘れる事もなく落ち葉なども沈んでいないので、浮き下が変わったりしませんので良い結果に結びついているのではないかと思うんです。


 また多分ですが水温も安定することでヘラブナの動きも良くなるのではと思えるのです。少々水温が低くなってもその低い水温が何日が続く事で、ヘラブナもその水温に慣れて餌の食いが安定するのではと思うのです。その証拠でもないですが同じ天狗池でも大池の方が小池より高確率で釣果が上がるんです。ただ小池の方が安定して釣れる時もありますので、何が何でも小池より大池の方が良いとは言えないのです。


 取り替えず2月の大会用の釣り座に入って再度の事前調査です。前回も1つの答えが出せているのですが、多分同じ攻め方で良いはずだとは思っているのですが果たして結果や如何にです。同じようなことを考える人は多く今日は天釣会メンバーが16名も集まっていたんです。当然小大会の開催と相成りました。


 北側の大会用の釣り座に入るメンバー4人

 畑側の大会用のポイントに入るメンバーと無理矢理近くに座らされた可哀想な人(笑)。

 そして私の東側に入ったメンバー。一番手前で朝から調子よく釣り上げていた竹藤副会長は40㎝余りの大助を早々と釣り上げています。但し大会開催前でした・・残念!

 そうそう土曜日に小池で大助を2枚釣り上げていた伏見の松本さん川久保名人と共に小池に陣取ります。今日の小池は良く釣れたとのことで松本さんは15枚の釣果だったとのことでした。


 そして小大会スタートです。なかなか良い当たりが出せなくて苦労していたのですか゛、北側では早々と田中さんが登録しますがさっと竹藤さんが37.0㎝の金魚で追い抜きます。最近金魚は釣れていなかったのですが、久しぶりに尾の長いコメットタイプを見ることが出来ました。


 私はその後も全く良いところがなくアレコレと苦労していたのです。まぶし粉も今日は4種類試していたのですがどうも良い調子が出ません。1つにはうどんが硬すぎたことがあります。硬すぎるとカラツンがどうしても出てしまうんですよね。


 そうこうしている内に良いサイズが釣れて来ました。水面に顔を出す事が出来ましたのでサイズは解ったのですが再度潜られてしまいます。なんと!そこでポンっと針が外れるではないですか。少なくとも35㎝は超えていただろうと思う口の大きさです。今日はもうダメだろうと半ば諦めていたのですが、なんと!!!!青天の霹靂で44.5㎝の大助が釣れてくれるではないですか。横から大西王位がしっかりと覗き込んでいますねぇ(笑)。

 同じなら来週の月例会で釣れてくれたら良かったのですが、まっそんな贅沢なことは言っていられませんね。幅広でお腹もでっぷりとしたメスの大助で今日の1位を獲得です。

 当然のようにハイポーズ!心なしか後ろの竹藤副会長が恨めしげに見ています(笑)。


 そして今日は皆さん当たりが出るものの苦労されていたのですが、ポンポンと調子よく釣り上げていた小野会長。私以上に青天の霹靂との言うべきか42.5㎝を釣り上げるではないですか!!このヘラブナで小野会長が今日の2位でした。


 この満面の笑みがその喜びの大きさを表現されていますね。


 今日の天狗池は朝からはなかなか当たりが出せなくて苦労したのですが、まぶし粉とうどんの相性を確かめながら、尺数の変更もしてみたりとある程度の工夫をしたのですが、一番やっかいだったのが風の吹く方向でした。初め西から吹き出し北西に変わり北の風と移動して次には東風となりまたまた西へと変わるような、1日を通してグルッと一周するような風向きだったのです。それも3m程度は吹いていたようで長竿ではとてもコントロールがし難かったのです。またその風の冷たいこと!顔を刺すような冷たさだったのです。


 今日は朝から1時間以上2時間近く経ってからやっと当たりが出だして、その後は頻繁に当たりが出せるようになったのですが、上手く合わせることが出来ずに苦労したのです。こんな時は軽めの浮きに変えることで対処できる場合が多いのですが、今日はめまぐるしく変わる風向きと風の強さのために、ある程度オモリの乗るウキしか使えなかったのです。


 今日は取り敢えず44.5㎝の大助をトップに36.5㎝と、月例会でも優勝出来そうなサイズは上がったのですが枚数的には17枚で撃沈してしまったのです。さて来週は今年2回目の大会を迎えますが私はハンデで-3㎝です。またコロナが猛威を振るっていますのでいつもの3枚長寸ではなくて2枚長寸ですから、この3㎝はとても大きなハンデとなってしまいますが、こればっかりは仕方ないので、月例会は気負わずにリラックスして楽しむことと致しましょう。
 ん??・・・当然内心は連続トップを狙っていますけどね(笑)