ヘラブナ釣り 新ベラの当たりを読む
11月から続く新ベラ放流で爆釣を演じていたはずですが、年を越して落ち着きだしています。ただ新ベラ放流直後でも爆釣出来なかった釣り人も居られたに違いありません。その時爆釣出来た釣り人と出来なかった釣り人の差は何だったのでしょう。
ズバリ!当たりの見定めです!
ヘラブナの当たりはこういうものだとの思い込みをしていると新ベラは釣れません。勿論ヘラブナらしい当たり方でも釣れて来ますが、理由はわかりませんが新ベラは教科書通りの当たり方をしないんです。それをいつもの当たりを待っていると合わせられないんですから釣れなくて当たり前です。
実際言葉で当たりを表現するのは難しいのですが、ヘラフナ釣りはイメージを膨らませてヘラブナと対峙するのですから、当たり方についてはイメージを膨らませてみて下さい。
一つは誰でも知っている力強いツン当たりです。これは黙って手が出るはずです。
次はチッとした当たりです。これも過敏に反応出来れば釣れて来ます。
では刻み当たりはどうでしょう、チッチッチッチッと浮きが動き続けているのです。ジャミが突き続けているような当たり方ですが実はこれも食い当たりです。
ヌーッと入る当たりはどうでしょう。旧ベラではスレ当たりですが新ベラではこれもしっかり食っています。
少し動いていた浮きが一瞬静止しました。当然コレも当たりです。
浮きが立ってなじみ途中で止まりました。これも食っています。
なじみ途中でフッと浮きが上がりました。これも食い当たりです。
浮きが一瞬半節ほど持ち上がりました。これも当たりですね。
つまり浮きが動けば当たりだと思った方が良いのです。勿論コレは違うだろうなぁって当たりもありますから空合わせになりますが、それを恐れていたり面倒になっていては釣れません。無駄な合わせこそ集魚効果が上がるのですからいつも以上に合わせをします。
2つ目はズバリ餌打ち回数です
新ベラが放流されているにも拘わらず釣れない方の多くは餌打ち替え回数が圧倒的に少ないんです。少し待って当たりが出なければ打ち返すことです。餌が合っているか合ってないかは二の次で、ヘラブナ用の餌であればどれを使ったとしてもメーカーが実験して食うことが解っているのですから、この餌はダメだと決めつけないで打つべし打つべしと繰り返すことで、嫌でもヘラブナは集まってきますので当たりも多く出るわけです。
つまり爆釣する人と出来ない人の差は腕ではなくて別に理由があるわけです。ただその見定めも腕の内だとすると結局腕の差になってしまうのですが、腕の差を感じたとしても一朝一夕で上手くなるわけはないので、私なんかはひたすら餌打ち回数を増やしてヘラブナを集めるようにしています。
新ベラは特に餌に良く反応しますので餌の打ち返し回数を少なくしていては爆釣は出来ないでしょう。そして小まめに合わせてみて今日の当たり方をつかむことです。それが出来れば爆釣間違い無しです。。。多分ね(笑)
仕掛を信じ餌を信じ腕を信じることでヘラブナは応えてくれるはずです。そう信じて釣ることで当たりが出のです。これも不思議ですが本当です。
ついつい当たりが出ないので竿の尺数を変更したくなるのですが、この尺数で釣れると思っていると当たりが出て、不安になり出すと当たりが止まってしまうから不思議です。
勿論餌の状態もとても重要ですが新ベラには何と言ってもグルテンです。そしてソフトに作ることで釣果が伸びますが、硬く作ってしまうと新ベラでも見向きもしませんので注意が必要です。
もう年を越して水温ね低下していますので、昨年に放流された新ベラも動きが悪くなっていますが、それも工夫次第で相手をしてくれる可能性大ですね。
さぁ次の日曜日も爆釣をしましょう!!
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