両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 防寒対策 使い捨てカイロの活用

 今年もなんとなく暖冬かと思っていたのですが、年末から急に真冬に突入してしまいました。なまった身体にはなかなか応えてしまうのですが、ヘラブナ釣りは基本吹きさらし屋外と相場が決まっています。そんな屋外で少々の風をものともせずに1日釣り続けるためには防寒対策がとても重要になります。
 ヘラブナ釣りをしている方は上下ダウンを着てコロコロになっている方もいますが、あのダウンの上下はとても高価なんですよねぇ。
 ら釣り用 専用モデル ハイロフトスーツ 36,000円


 ということでごく当たり前の防寒着を着ることとなるのですが、当然雨風も防げる素材が基本でしょう。ただこれもまた有名釣具メーカーのものはなかなか高価ですから、おいそれと買い換えることが出来ないのですが、それでも直射日光に当たる屋外で1日釣り続けているのですから、色は剥げマジックテープは取れてと痛みが激しくなってきます。


 そこで買い換えようかと思うのですが、ダウンの上下で高価な物は5万円程度はします、普及品でも2万円程度でしょうか。ゴアテックスのこうかなものなら10万円以上もするものがあります。
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 ってことで私のような小市民はもっと安価に手に入れたくなりますので、釣り具店のバーゲンもいいのですが作業服専門店を覗くようにしています。作業服は機能的に作られていてハードユースに適しているわけですから思った以上に丈夫に出来ています。また仕事で着るのですから寒ければ仕事に差し支えますので当然防寒対策は完璧に出来ているわけです。
 ただ価格的に10分の1以下ですからダウン率も少なく暴風撥水加工がされていない場合があるので、もう1枚ウインドブレーカーを羽織る必要があるかも知れません。


 また最近は防寒ベストいわゆる電熱ベストですが、これを用意すると着ぶくれしなくて暖かくて快適に過ごせるわけです。が毎回充電する面倒がありますので私はまだ使っていないのですが、今後夏用の空調服と同じ程度に必須アイテムとなるのではと思っています。
 ただ気をつけなければならないのは低温火傷です。歳と共に鈍感になっていますので温度管理はとても重要で、場合によっては途中で電源を切ることも必要ではないかと思っています。


 そこで私的小市民の必須アイテムはなんといっても使い捨てカイロです。最近暖冬でしたので余り使わなかったのですが、今年は例年に比べて寒くなるとのことですから、使い捨てカイロは高価ではありませんので用意していますが、実は使い方にちょっとしたコツがあるんです。


 一般的には腰やお腹に貼ることが多いと思うのですが、実はその場所では余り暖房効果が得られないんです。人が温かく感じるための一番効果的なのは、血液を温めることでその血液が全身に循環することでポカポカとしてくるわけです。反対に温めすぎるとボーッとしかねませんので調整が必要ですが一番良いのは両肩に貼ることです。
 両肩に貼ると頸動脈の近くですから太い血管が近くにあるためとても温かく感じます。同時に肩を温めますので血行も良くなって肩こりが起きないんです。またもう一つが首の後ろ側やや下に1枚だけ貼るととても暖かくなります。ここには風門というツボがありますのでとても効果的なんです。


 両肩に貼る場合も首の後ろ側に貼る場合も決して首にかからないように貼ることです。また当然ですが肌に直接貼るのも低温火傷の危険がありますので注意が必要です。


 もう1つが全身を温めるのではないのですが釣り台や釣りクッションに貼ることです。それによって暖かい座布団の上に座ることになるわけです。少し恥ずかしいですがお尻に貼ってしまう方法もあります。
 私の防寒ズボンはお尻にウレタンが入っていますので、釣り台の冷たさは全く感じなくて快適ですが、釣り台に座布団を使っていない場合はとても冷たく感じますのでカイロは最適です。


 そしてなんといっても防寒対策で必要なのが足用の使い捨てカイロです。防寒ブーツを履くだけでなく足先を上または裏に貼り付けると随分と違いますので是非お薦めします。但しこれも注意が必要で、足用を服に貼ると酸素が入りすぎて高温になります。反対に服用を靴の中に入れると酸欠であまり暖かくなりません。たまに靴を脱ぐことで酸素補給が出来るので調整は出来ますがやはり専用を使うことをお薦めします。


 勿論服の色は黒系が絶対に暖かく感じます。但し冬といえども南向きに釣り座を取ると暑くて防寒着を脱ぎ出すほどになりますので、簡単に脱いだり着たりして体感温度の調整が出来る防寒服であるほうがいいですね。