両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 正月惚け解消に七草がゆよりもヘラ釣り

 正月も7日頃となるとそろそろ正月の休み惚けから日常生活へと戻っていく必要があります。今日は七草粥として暴飲暴食をしていた胃を休める日でもあるのですが、七草粥は別に7日の語呂合わせではなくて、1月7日は人日(じんじつ)の日の行事として七種の野菜を食べる習慣から始まったものです。


 人日とは5節句の1つで3月3日の上巳(じょうみ)・5月5日の端午(たんご)・7月7日の七夕(たなばた)・9月9日の重陽(ちょうよう)の1つです。中国の古い時代のはなしですが、その年の初めにある人日はまさにそのまま人の日で、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、そして7日が人として新年の占いをしていたのです。その後人日に七種菜羹(ななしゅさいのかん)と7種類の若葉を汁に入れて食べ無病息災を願った行事が七草がゆとして今に残っているわけです。


 3月3日は桃の節句の方が一般的ですが、本来は3月の最初の巳(み)の日を上巳の日としていたのですがいつしか3月3日と決まったようです。また5月5日が男の端午の節句でしたので、3月3日を女の節句にと決めてひな祭りと結びつき、雛祭りに桃が使われるようになって桃の節句と呼ばれるようになったのです。


 さて正月惚けはそうは簡単に直らないのですが、そこはヘラブナ釣り師としては釣りに行くことで切り替えられるわけですから、今年初めの大会となる1月9日の大会はチカラが入ります。もしその日に撃沈してしまったとしても翌月曜日が成人の日ですから、またまた精進落としのように釣行することとなるわけですが、連日撃沈してしまうとどうなってしまうのでしょう。


 実は2年前のことです。年末年始はそれなりに良い釣りが出来ていたのですが、初釣り大会では見事撃沈してしまったのです。これはいったいどうしたことなんでしょう。餌もまぶし粉も全く同じです。勿論仕掛けも同じものを使用していたにも拘わらず、見事に撃沈してしまって当たりが出せなくなっていたのです。
 結局その年は春になるまで20枚を超えるのに一苦労していて、春を迎えてからやっと30枚台後半まで釣果を伸ばせるようになったのですが、一体何がどうなったのか全く理解できなかった事を今でも覚えています。


 そんなことに陥らないようにするためにも良い調子を維持したいのですが、私の悪い癖でもっと良い餌がないか、もっと良いまぶし粉がないかと探ってしまって、結局迷路に迷う込んで抜け出せなくなってしまうんですよね。


 昨年も秋の初め頃から色々と実験を繰り返して、11月の末頃には1つの答えを導き出すことが出来ましたので、新ベラが放流された直後ということもあるのですが、81枚と爆釣を演じることが出来たのです。
 実際自分で言うのもなんですが淀の釣り天狗池として300㎏程度では到底大量とは言い難いのですが、新ベラが刺激材料となって旧ベラも動いてくれたに違いないと思うのですが、それでも爆釣できたのは間違いなく、それ以降も好調さを維持していたのですが、年末頃から釣果ががた落ちしているのです。釣果が伸びていたときですら漠然と釣られている方は、やはり20枚程度しか釣り上げられないようですから、時期や状態を考慮した工夫は必要だろうと思うわけです。
 ただ今の状況はまたまた迷路に入り込んでしまっているのです。大会直前になっていい釣果が獲られなくなっていますので、今のところ解決策が見いだせなくなっていますが、取り敢えず次の作戦を立てて挑む用意は出来ていますので、なんとかいい釣果を上げたいと思いますが結果や如何にです。


 ということで明日には七草がゆを食べて胃の中を浄化して、次の大会には順位の如何に関わらず良い釣りをすることで、正月惚けした身体と頭をスッキリさせる事が出来れば、今年も無事一年を過ごせるのではないかと思うのであります。


 あれ?これって決意表明?・・・・まさかねぇ(笑)


 大いに楽しみましょう!!



*人日(じんじつ)は1月7日の節句を表すのですが、人日と書くと仕事量を表す言葉でもあります。人日と書きますがこの場合の読み方は「にんにち」と読みます。また工事関係では人工(にんく)という言い方が一般的です。つまり人日=人工とは1日1人の仕事量を意味します。大工さんが1日二人来たら2人工ということですね。