両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 手水の量と好みの加減とは

 団子餌の袋には餌と水の量が示されています。餌4に対して水1とか餌2に対して水1とか餌の種類によって違っています。麩系の多くが水の量が少なめでマッシュ系の方が水加減は少なめのようです。


 取り敢えずの餌と水のバランスは示されているのですが、この後が曲者で餌に水が全体に行き渡らせるように手を熊手状に開いて均一にかき混ぜるとのことです。


 人の指は人それぞれで畑仕事をしている人は工事関係者のような職人の手は分厚くでごつい手をされています。事務仕事を主にしている人の手は優しくて繊細です。また男性の手と女性の手では大きな違いがあるでしょう。それらの皆さんが一様に熊手状に開いた手で均一に混ぜたところで、チカラが余ったごつい手と繊細な柔肌の手では仕上がった餌には大いなる違いが出て当たり前だと思うのです。


 メーカーもわかっているのでしょうか次には2~3分放置してから手水で調整するようにと書かれています。こらこら手水とはどの程度の水加減か全くわからないじゃないですか。また手の大きさによって手水の量も全く違っているはずです。当然仕上がった餌は全く違っているはずです。


 メーカーも最後には次の一文を付け加えることを忘れていません。水量・水量は目安です。お好みや釣況に応じて加減してお使い下さい。こらこらもっと訳がわからなくなっているではないですか!


 好みの餌の状態とはどんな状態をいうのでしょう。釣況に応じて加減どのように加減をすれば良いのでしょう。もう少し優しく書いてくれていると良いのですが、例えば手水も10CCプラスするとか押し練りも20回増やすとか、手のサイズがSの場合は押し練りを20回増やすとか、LLサイズなら10回減らすとか・・・まぁ千差万別ですからこれも当てにはならない数字ですね。
 だったら混ぜる用のヘラを販売してこれでは何回混ぜると理想の餌になるとか、手水用の大さじや小さじを用意するとか、水温が何度の場合は餌を何CC増やすとか減らすとか、湧きすぎた場合や寄りが悪い場合とか、それこそ色々な状況の実験を繰り返すことでベテランも初心者も良い調子で餌が出来上がると思うのですが、それもまた無理な相談なんでしょうね。


 ってことで結局は何度も釣行を繰り返して自分なりに答えを見つけ出す必要があるのでしょうが、いつまで経ってもその答えにたどり着かない場合はどうすれば良いのでしょう。釣りクラブなどではベテランさんに教えを請うことも出来るのでしょうが、一匹狼を気取っている私としては試行錯誤を繰り返す以外なさそうですね。


 しかし皆さんが釣れないときに爆釣すると気持ちいいのですが、反対に一人撃沈すると翌週に響いてしまいます。そんな気弱な私ですから人一倍苦労をするのであります。ハイ