両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘッドライトの清掃に虫除けスプレー

 ヘラブナ釣りとは全く関係がないのですが、ヘラブナ釣りには道具がとても多いので車が欠かせませんね。その車のヘッドライトを見てなんとなく黄ばんだようなくすんだように感じることはないでしょうか。向かいから来る車のヘッドライトがやけに明るいと感じることも多いと思うのですが、ヘラブナ釣り師の年齢が高くなって出来るだけ明るいヘッドライトで運転したくなるのも間違いないはずです。


 勿論最近の車はLEDのヘッドライトが使われていますので、昔のヘッドライトよりとんでもなく明るくて、とても眩しいと感じられていると思うのですが、白内障が進行すればするほどその眩しさが酷く感じるようになってしまいます。もしヘッドライトやLEDの街灯を見て星状に光って見える場合は白内障の検査を強くお勧めします。


 さてヘッドライトが曇って見えるのはヘッドライトカバーが紫外線や風雨に砂などで削られて出来たものです。その昔はヘッドライトの強化ガラスがむき出しに使われていたのですが、今はライトが飛び石などで割れないために樹脂のカバーが付けられていて、その表面硬度がガラスほど強くないために、走行距離か伸びるに従ってカバー表面が削られていった結果、曇った状態に見えてしまいます。
 手で触るとザラザラしているので直ぐにわかるはずですが、そのザラザラを取ってしまうとある程度は綺麗な状態に戻すことが出来ます。見た目でもその違いが確認できると思います。


 もし薬品を使うことに躊躇される場合は、根気よく車用のワックスで削れば良いのですが、それはそれは大変な作業になります。私も1度やっ見てたのですが苦労の割りに変化が殆ど見られなかったのです。


 そこでどこかで聞いたことのある方法として虫除けスプレーを使うことでした。実際所有している2台の車で実験してみましたが、両方ともビックリするほど綺麗になったのです。但し注意する必要があることもわかりましたので書き加えておきます。


 先ず虫除けスプレーを用意します。古いタイプだと先ず間違いがないのですが、虫除けスプレーを購入するときに確かめる箇所があります。商品の後ろ側に書かれている成分表を確認して下さい。とても小さな文字ですから老眼鏡か虫眼鏡が必要かも知れません。
 その成分表にはいくつか書かれていますが、そのなかにディートという成分が含まれている事を確認して下さい。国内規格では12%が最大ですが少ないと効果が薄く多いと高いことになります。一般的には7%程度の含有量だと思います。


 このディート成分が樹脂を溶かしますのでザラザラとした部分が取り除かれて綺麗な表面が出来上がる寸法です。


 ここで注意です。先ず根本的にヘッドカバーにはカバーを守るためにハードコートが掛けられています。このディートは当然そのハードコートも剥がしてしまいます。というか表面がザラザラしている段階で既にハードコートは失われていると思うのですが・・・注意して下さい。


 次に私は面倒なのでヘッドカバーの強いザラザラ面に直接吹き付けましたが、出来れば拭き取り用のウエスかペーパータオルに吹き付けてから擦るようにするといいです。ビックリするくらい力も必要なく表面のザラザラが取れてしまいます。


 その薬品が長く付いている状態は良くないので、削り取った後は直ぐに水に流して下さい。薬品が全く残らないようにする必要があります。


 私は国産と外車と両方試してみたのですが、ヘッドライトカバーの樹脂成分が違うためか硬度の違いかわかりませんが、基本的にはポリカーボネートが使われているはずですが、国産の場合は何故か処置の後に水で洗い流すと水滴状の模様が残ってしまいました。そこで車用のワックスを全体に塗りつけるようにして磨くと、その水滴状の模様は付かなくなりました。また保護コートなども一緒に取ってしまっていますので、水滴状の模様が残らなかったとしても、ワックスを掛けて保護をした方が良いように感じています。


 またヘッドライト用のハードコート復元キットも売られていますので、それを使う方が良いとは思うのですが実はなかなか高価です。虫除けスプレーが500円前後だとしても復元キットは6,000円前後します。またヘッドライトコンパウンドというものもありますが、結局は削り取ってしまう方法で、手作業では疲れて仕方なく電動のバフがけのようなものでなければ綺麗に取り除けません。ただこれらは保護材も含まれている場合が多いので、再度の作業は必要ないとは思います。


 ただ私的には労力は出来るだけ避けたい派ですから、虫除けスプレーでチャチャと楽に仕上げましたが、あくまでもコート剤を取り除いてしまいますので、古くなった車や酷い曇りが付いてしまった場合にだけ試すようにして、決して新車や新車に近い車には試さないようにして下さい。
 私は特に保護することはしませんでしたが、ヘッドライト以外に薬品が付かないようにマスキングをした方が良いでしょう。


 尚ここに書いたことは虫除けスプレーの本来の使い方ではありません。結果どのような変化していくかも全くわかっていません。何か酷い状態に陥ったとしてもあくまでも自己責任でお願いします。また当然ですが虫除けスプレーメーカーには全く責任はありません。
 もし試される場合は目立たないところでテストしてその結果を確認した後で、本格的に作業を薦められると良いと思います。結果については責任は取れませんのであしからず!


 って事で綺麗になったヘッドライトで暗い内から釣りに出かけて・・・いやいや、無理は禁物です。明るくなってから出かけるようにしましょうね。