両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 両団子の底釣りの苦労 餌編

 相も変わらず底釣りばかりしている私です。底釣りは上ずり現象は禁物ではあるのですが、早く寄せたいがためにグルテン餌にバラケ餌も混合して責めてみました。やはりというか当たり前というかあっという間に集まってきました。当然水面に見えるのですから上ずっているわけです。
 ある程度の上ずりは覚悟をしていたのですが、まだ5月でもありましたので大したことはないだろうと高を括っていたのです。暫くはそれでも底釣りが成立していたのですが、時間の経過と共に餌が底まで保たなくなってしまったのです。
 当然というは当然でグルテン餌でもポンと池に落とすと煙幕を引きながら落ちていくのが確認できたのです。煙幕を引くのですからヘラフナの常として塊の餌より分散して漂う餌に強く興味を持ちますので、上へ上へと集まりだしてそれはそれは餌取り状態と化してしまったのです。


 当然次の一手は重いオモリの背負う浮きに交換することです。確かに1時期はそれでやり過ごすことが出来たのですがそれでも餌が保たなくなってしまいました。
 次に取った方法はハリスを短くすることです。イメージとして25㎝と30㎝の段差です。これも早く沈めるには役立つのですが、やはり浮きが立つ頃には片方にしか餌が残ってないのか、それとも揉まれて小さくなっているのかなじみ巾が小さくなってしまいました。


 これを続けていては底釣りは成立しなくなりますので、今度は底釣り用のダンゴ餌でバラケを押さえた餌に作り直してみましたが、それは袋に書かれている水加減そのままです。ところが祖餌では集まっていたヘラブナの姿がいつしか消えてしまったのです。


 さぁ困りました。打つ手が見つかりません。仕方なく底釣り用の餌に水を多く含ませて柔らかくしてみました。すると忘れた頃にではあるのですが当たりが出て釣れだしたのです。 この餌造りは水温の高い時期に使える1つの解決方法だろうと感じたのですが、コンスタントに釣れるとまでは言い切れませんが、この日は1つの解決方法として満足して帰宅です。


 日を改めてもう少し違う底釣り用の餌を用意していて釣行です。スタートの段階ではまたまたグルテン餌ですが前回のようなバラケ性は持たせない餌造りです。この日は16尺の竿を出していましたので上ずり現象は確認できないのですが、浮きの立ち方がおかしくなってきます。受けが出過ぎるといえば良いでしょうか。そうするとやはり時間と共に餌が底まで保たなくなってしまいました。少々押さえた程度では無理との結論に達したのです。
 私的にはグルテン餌が年中使える餌と捉えていたのですが、やはり使い方を間違うと釣りが成立しないということでしょう。勿論グルテン餌の中には簡単にバラケない餌もあります。ただそれだと当たりそのものが出ないことも多々ありますので、やはりある程度はコンスタントに当たりを出して釣り続けたいのです。そうすると同じグルテン餌でもバラケ性を残した餌を使いたいとの思で選んでいたのです。


 ヘラブナが集まっているのに釣れない時程フラストレーションが溜まることはありません。そこで前回使用した底釣り用のダンゴ餌を取り出して実験の開始です。先ずは前回同様のベトコン状態のダンゴ餌です。前回同様忘れた頃に釣れるのですがあまり良い餌とは感じないのです。
 そこで色々な釣具店を回って見つけた底釣り用の餌です。これを使ってみようと餌造りをしましたが、作り上げた餌はコレは駄目だ!と直ぐに感じるほど、粘りが強くて粗い餌が出来上がったのです。


 ものは試しとその餌を使い出してみるとアラ不思議!良い具合に当たりが出て釣れてくるではないですか。粘りが強いおかげで煙幕状にならず底に着底してくれます。着底してからもそれ程時間が経たずに餌が開く様子が窺えます。
 開き出すと待ってましたとばかりに当たりを返してくるのですから、それこそ気持ちの良い釣りを展開することが出来たのです。理想的にはもう少し早く開いて浮きが戻って欲しいのですが、早く戻るようにするとやはり上ずったり中層で餌が揉まれて底にまで保たないくなってしまうのでしょう。


 しかしこの餌は初めての感覚の餌でした。イメージとしては粗壁土か紙粘土というか安物のじゅらく壁の様相です。ちょっとわかり難いですが滑らかさを感じないような変な混ざり方をするのです。
 どこのメーカーでなんて名の餌か興味が湧きましたか? それは・・・
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それは暫くはナイショです(笑)。


この餌を釣り始めから使ってみて同じように成立するのかどうかを検証してみたいのです。前回は先ずは寄せてから底釣り用の餌を使いましたので初めから使い出して成立するかどうかがわかっていないのです。ってことでもう1度か2度試してみてから発表したいと思います。


 果たして発表できる日が来るのかどうか・・・