両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 天釣会釣り大会 決戦の日に向けて

 いつもの淀の釣り天狗池にて最終決戦前夜となりました。大池の約半分を借り切っての大会ですから長竿を駆使しての競争となります。
 シマノの閃光Lやダイワの兆など自慢の愛竿を用意して、今年1年の締めくくりの大会となります。私はしっかりしたタイプのダイワのFXかシマノの煉のどちらかで勝負をかける予定ですが、案外8尺の短竿に勝機を見いだせるかもと思ってみたりします。8尺の場合は大助に強いヘラXか細いハリスが使える龍聖か迷うところですが、さて竿の選択段階で勝負が決まるような気がしますが何が良いのでしょうねぇ。


 いよいよ2019年度の最終釣り大会の日がやってきます。月初の大会として12回開催していますが、その他にも毎週開催していますのでいつもいつも大会形式となっているのは間違いないのですが、月初の大会は賞金も上がりますのでチカラが入ります。一番大げさな大会は年初の新春釣り大会で、この日はお祭り騒ぎの大会を企画しているのですが、誰が優勝するかよりも如何に楽しく過ごすことが出来るか既に考えています。


 さて今年の締めくくりの大会は、2019年度の年間チャンピオン(最優秀賞)を決める大会でもありますので、皆さん有終の美を飾るためにも虎視眈々と大助を狙うこととなります。といって大助は狙って釣り上げられるものではありませんので、偶然の要素が大きいのは間違いなく、10枚釣り上げようが100枚釣り上げようが、そのなかに大助が混じらない限り優勝は難しいのです。
 また一番最初に釣り上げたヘラブナのサイズがその日の成績に大きく影響を与えますので、余計に偶然の要素が大きいことになります。いつものように1枚目は強制登録ですからサイズを選ぶ事が出来ません。1枚目に大助を釣り上げようものなら優勝の目は相当高いのですが、2枚目が33㎝または35㎝以上の規定がありますので、その規定サイズを超えない限り2枚目の登録が出来ません。1枚目は強制登録で2枚目は入替なしですから、2枚目の登録サイズはとても重要になります。仮に33㎝を超えたからと34㎝程度を登録しているようでは、38㎝40㎝を2枚目に登録されると勝ち目がありませんので、次に釣り上げるであろう大きなサイズを登録したくなります。しかしそうして待っていると小型しか釣れずに泣きを見る結果にもなりかねませんから、どのサイズを登録するかはとても悩ましいのです。
 そして最後の3枚目だけは更新出来ますので、ひたすらサイズアップを狙って釣り続けるのですが、いち早く2枚目の登録を済ませることでどんなに気が楽になることか。その後釣り続けるにもとても楽しい釣りが出来るのですが、2枚目が登録出来ない方は苦しみ続けることとなります。


 そして大会が終了して順位の発表となるのですが、最優秀賞である年間チャンピオンの発表は新春釣り大会へ持ち越して、新春の釣り大会に花を添える趣向となっています。
年間チャンピオンには賞金も副賞もありませんが、表彰状と優勝トロフィーに輝かしい名前としてリボンに名前が残されます。甲子園の第何回優勝校と同じ趣向ですね(笑)。
 新春釣り大会での表彰式を執り行いまして、前年度チャンピオンの栄誉を皆で祝福し合うのですが、小っ恥ずかしさと嬉しさをない交ぜにした笑顔は、なかなか微笑ましいのであります。


 有名メーカー主催の大会でもなく池主催のクラブチャンピオンでもなく、こじんまりした釣り大会専門クラブの中での優勝でしかないのですが、それはそれでやはり嬉しくもあり楽しさを感じると思うのです。
 漫然として釣り続けるのも良いとは思いますが、かといって無理に競い合う必要もないのですが、何かその日の充実した結果が出る方法だとするならば、毎週の大会もまんざら捨てたものではないと思っています。


 明日は決戦の日!


 日頃の腕を如何に発揮して誰が優勝することになるのでしょうか。


 私も少しは頑張ることにしましょう。え?少しだけかって?
 そんなの必死になって優勝を狙うに決まっているじゃないですか!!(笑)