両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 9月22日(日) 曇り

 前線と台風接近の予報の中での釣行となりました。


 このところなかなか調子の良い釣り天狗池で、いつも1桁台と余り釣れていなかった人も20枚近く釣り上げる事が出来ていますので、なかなか調子が良いと感じさせます。実際私的には、20枚程度ではフラストレーションが溜まって仕方ないですが、今の時期としては最低でも40枚以上釣り上げたいですよね。
 仮に50枚から60枚の枚数が上がると満足できるのですが、そんな枚数を釣り上げる日だとしても、どうしても中弛みをしてしまうのが問題で、この部分を解決するには何をすべきか課題が残ります。


 私なりの試行錯誤をしながらの対応をしているつもりなのですが、それが間違っているからこそ中弛み現象が起きてしまうのでしょう。
 根がせっかちなものですから、根本的な問題として当たりが出るまで待てないのかも知れません。他の釣り師が当たりがないままじーっと浮きを見つめているのを見て、どうして打ち返さないのだろうと不思議に思っているのですが、その根気こそ中弛みを無くす方法だとすると、いつまで経っても私には中弛みを解決する手段がないのかも知れません。
 打ち込んでから当たりが出るまで、いったいどれほど待つことが出来るのでしょう。待つこと自体は苦ではないのでしょうか。
 真冬の厳寒期だとしても、当たりがないままじーっとしているなんてあり得ないですよね。当たりがないのだから頻繁に打ち返して、少しでも食い気を誘発されるようにするのがヘラブナ釣りだと思うのですが、私の辞書には「待ちの釣り」との言葉は載っていません(笑)。


 さて、今回の釣行結果です。結果を先に言えば中だるみ以上の調子の悪さとなってしまいました。朝から大池に入っていたのですが、エレベータのように動く浮きに悩まされ続け、当たりが出ても乗らないし、じゃもっとしっかりした当たりを待とうとしていると、餌を取られてしまい素針状態で、酷いときは浮きが立った段階で既に餌はなくなっていました。餌は団子ではなくうどんなのに取られてしまうのはいったいどんなことが起きているのでしょう。
 途中風の強さもあって17尺から15尺に変更しました。変更直後は連続的に釣り上げる事が出来るのですが、それもつかの間でまたまた浮きが落ち着かなく動いてしまいます。
 苦労して苦労してやっと34枚を釣り上げる事が出来たのですが、全く釣れてない印象が残りました。これではまだまだ修行が足りってことですが、腕がない事を痛感しています。


 今回の大会では、隣の婦人が41.9㎝の大助を釣り上げてトップとなりました。隣は一緒に写りたい竹藤名人その人です。その後竹藤名人の活躍が待っています。

 今日は池主とお話をしていたのですが、魚の状態などの報告と釣り人側からの要求を色々と申し上げることが出来ました。今後改善されると良いのですが、淀の釣り天狗と言えば大助が良く出る釣り場だったはず。確かに大助は上がるのですが、印象としても以前より随分少なくなっています。要望通りであれば今秋にも大助を多数入れてくるそうです。実現すれば良いのですが・・・


 さて、今日も雨降ることなくいや釣り終わる頃に一気に雨となったのですが、和気藹々と話し込んでいる間に雨も上がり、竹藤名人が高切れしてしまった浮きを探して池を一周して探し、見つけた浮きを取るために備え付けの舟を出しました。

 舟を出した後は皆が好き勝手にああしろこうしろと命令を出します。


 心優しい竹藤名人は、波除けパイプに生えた草を抜き、絡んだロープを整えて下さいましたが、その背中からは何故か哀愁が漂っています。


 明日は三連休最終日ですが、流石に3連続の釣りは疲れますのでお休みとします。今日使った針も既に結びも終わり、準備は万端整えて来週の日曜日に備えてます。後は釣果に恵まれるように祈るばかりですが、昨日と今日の印象はもっと釣れて良いはずの当たり方です。あと1歩何かが足りない様子ですが、何が足りないのでしょうか。いや何かがたり過ぎているのかも知れません。
 この一週間はもう少し無い頭を絞ってみることとしましょう。