両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 いよいよ夏本番 うどん餌

 7月に入ってからの釣行は、なかなか良い結果に結びつかない事が続いています。関西的サイズの大きさを求めるのは別として、やはり武士は食わねど高楊枝を気取る程人間は出来ていませんから、釣果が満足いく程の枚数を上げたくなるのは人情というものではないでしょうか。


 まぶし粉につられて湧いてくるヘラブナ達を何とかなだめ鎮めては、釣果に結びつけようとしていたのですが、ここに来てジャミかヘラブナか犯人はわかりませんが、餌を打ち込んでからの浮きの上下動に心底困ってしまっています。実際床に落ち着いてからも2節程度の上下動を繰り返す始末で、一向に静止してくれないのです。


 両うどんらしい理想の当たり方は、床に静止している状態からカチっとした一節当たりが出ることでしょう。それが上下動を繰り返していると、いったいいつ合わせて良いものやらと迷い、その上下動の中でもスピード感のある当たりを選んで合わせるのですが、殆どがカラツン状態で素針を引いてしまいます。これにはホントに疲れてしまいます。


 当然対策としては、寄りの少ないまぶし粉を使っているのですが、それでも時間と共に集まった何者かの猛攻に遭い、いつまで経っても静止しないのです。やっと静止したかと思うとワラビうどんですら、針からなくなってしまっているのですから驚きです。
 ワラビうどんは、粘りが強いために簡単には引きちぎったり出来ないはずです。その結果として、何ものかが餌を突いている間中は、浮きの上下動が止まらないのですが、ワラビうどんがなくなる程の猛攻を演じているのは、果たしてジャミなのでしょうか。


 食用うどんであれば、突いている犯人がジャミだとしても、うどんの端を囓り採っていきますので、餌だけが取られることは理解出来るのですが、ワラビうどんでも囓り採っていくのだとすると、犯人はジャミだけとは思えないのです。
 最近淀の天狗池ではアメリカザリガニが湧いています。排水口から反対に入ってくるようで、私は釣り上げたことはないのですが、最近は釣り上げる釣り人も多くいますから、ザリガニが邪魔をしているような気にもなってしまいます。ザリガニを釣り上げると50円券を頂けますので、釣り上げればいいですが邪魔だけされたのでは溜まったものではありません。ただザリガニが素早く移動して餌を突くとも思えないのです。
 事実ポイントを変えて打ち込んでも、静止している時間は短くて直ぐに上下動が始まってしまいます。こんな時は嫌になってしまうのです。まぁ現実的には私の釣技の無さに他ならないのですが、何とか対策を講じなければ釣行が精神修行と化してしまいます。


 というわけで、次週の釣行の秘策として、アレ?ここで秘策を発表すると秘策でも何でもないですねぇ。まっいいか。。。ワラビうどんを極端に柔らかくしてしまうことで、餌の端を突いているジャミの当たりを消してしまうようにしようと思っています。
 ワラビうどんは季節によって硬さを変えています。冬期はヘラブナの吸い込みの力が弱いと思いますので柔らかめに作り、夏期は湧いたヘラブナによって落とされてしまいますので固めにしていましたから、冬期に作っていた硬さ以上に柔らかくしてしまうのも良いのではと思うのです。


 但しワラビうどんの柔らかすぎる事程、手を焼いてしまうことも少なくなくて、振り込みの度に飛んで行ってしまうのですよ。ある釣り人は、柔らかすぎたワラビうどんを持ち込んでいましたので、毎回飛ばしていることがありました。実際そんな時は短竿に交換して、そっと振り込めば餌落ちしないのですが、そこはそれ波除けパイプ近くを釣りたい心理が勝って、竿の尺数変更なんて頭の片隅も過ぎらなかったことでしょう。


 柔らかいワラビうどんを使うためには、送り込みより軽いタッチのたすき掛けで振り込むと、案外餌保ちがいいのですが、今の時期はパラソルは必須ですから、そう簡単にたすき掛けで振り込むことはできません。ってことで短竿にならざる得ないのですが、もう一つの方法としては、ワラビうどんを使わない方法です。
 ワラビうどん以外といえば当然食用うどんです。尿素で煮るとしっかりとした出来上がりになるのですが、しっかりとした仕上がりにするとジャミ対策としては役に立ちませんので、仮に尿素で煮たとしても煮過ぎないようにして、尿素を入れる前の煮る時間を増やすことが対策として考えられます。つまりジャミが突いても食いちぎってくれるようにしなければ、浮きの上下動対策にはならないということです。


 実際浮きの上下動がジャミであるのか、それともヘラブナの寄り過ぎるためなのかはわかっていませんから、何がどうすれば良いのかはわかりませんが、取り敢えず改良しなければ現状から脱することは出来ませんので、先ずは一歩ずつ進んでいくべきなのでしょうね。


 ワラビうどんを柔らかめに作ること
 食用うどんを柔らかめに作ること
 食用茹でうどんをただ煮るだけ


 この三種類のうどんが考えられると思うのですが、他には何かありますかねぇ



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