両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣天狗池 12月30日(土) 釣行記 納竿日

 今年の釣り納めのために淀の釣天狗池に行ってきました。といってもいつもの池ですが(笑)・・・。12月30日に納竿して1月2日に初釣りですから、実質2日間の休みですから、いつも以上に頻繁な釣行となりますので、納竿とは言いがたいのですが・・まぁ良いでしょ(笑)


 明日はもう大晦日ですから今回も午前中だけの釣行として早々と帰宅する予定です。休みの度に釣行していますので、家の手伝いなど全く・・ってことで大掃除の手伝いとも思うのですが、家中にある釣り道具の整理をしなければ・・・・。釣具関係が多数ありますが、よくもまぁこれだけ集めたものだと思うほどですが、興味のあるものはついつい買ってしまう悪い癖。困ったものです。


 ってことで今日は新春例会の大会の場所に入りました。正月の初釣りは暖かく過ごしたいと、南向きのポイントに入る予定でいますので、半日だけだったら寒さにも耐えられると北向きのポイントです。新春例会のためは何尺が良いのかを確かめるためにもあえて釣行しました。まぁ1日で状況は変わるのですから、試し釣りをしても余り意味がないのですが、失敗したとしても納得するためでもありれます。


 取り敢えずは色々な尺数を出すまえに、どのまぶし粉が適しているのかも探る予定です。このところの水温低下で、どのまぶし粉が合うのかを確かめなければ、それこそボーズの憂き目に遭う可能性も出てしまいます。サイズは結果として先ずは釣果を上げることを考えて、同じ尺数の竿で色々と試す事から始めました。


 気温も安定して極端な水温低下もなく10度前後で推移しています。この水温で安定してくれるとそれなりの釣果が見込めるのですが、低下傾向が見られると一気に食いが落ちてしまいます。1度違うだけでも随分と違います。また釣り座によっても水温に違いが出ますので、それも考慮に入れて対応する必要があります。


 実は今日も水温は暖かめでこれは良く釣れるだろうと思ったのです。実は最近手に入れたシマノ月影の13尺を出してみました。とろこが打てども打てども当たりどころか触りも出ません。これはいったいどうしたことだろうと思ったのですが、中途半端な尺数がダメだったのかも知れませんが、とりあえずボーズ竿にするわけには行きませんので、打つべし打つべしと餌打ちを繰り返します。うどんを3本打ち終わってやっと触りが出ます。直後に良い当たりがで本日の1号が釣れますした。


 月影は硬式先調子ですが、竿そのものは軽くて使いやすい竿です。同じ硬式先調子のHERA Vとは明らかな違いがあり、とても扱いやすい竿だと再認識しました。


 やっと1枚釣り上げて続けて3枚釣り上げたところで、またまた当たりどころか触りもなくなってしまいます。今か今かと当たりを待つのですが浮きは静かに浮かんでいます。周りでも竿が立つ様子はありません。


 ところが遅れてやってきた天敵松本さんが直ぐに1枚釣り上げるではないですか!!


 多分16.5尺を出されていると思いましたので、悩んだ末にHERA Sの15尺を出します。すると直ぐに触りが出て当たりも出ました。ところが全くといって良いほど乗らないのです。どうしたことだろうと・・・悩むも改善出来ません。


 ところが横の紅はHERA Fの15尺で直ぐに当たりを出して釣り上げるではないですか!!鯛焼きサイズですが・・・贅沢は言っていられません。


 結局12時に納竿したのですが、私は朝の3枚だけで撃沈で紅は2枚で終了。納竿時点で天敵松本さんは3枚でした。小池で頑張っていた大助会の斉藤さんは午前中で2枚とのことで、全体としてあまり釣れていなかったようです。
 ただ天気が良かったので午後から好転していた可能性はあります。次は1月2日に釣行しますが、もう少し考えて竿を出す必要がありそうです。


 しかし明日はもう大晦日です。1年が過ぎるのも早いものですよねぇ。暑い暑いといっていた夏から秋を飛ばして一気に冬となり、気がつけば年を越えようとしています。


 今年のヘラブナ釣りは如何だっでしょう。思い通りの釣りが出来たでしょうか。暇な日には仕掛けを作ってみたり、足りなくなった針を結んでいますが、また時間が余った時はYouTubeでヘラブナ釣りを見たりします。編集されているのでしょう良く釣れるようです(笑)。ただ拡大しても当たりが見分けられないことがあります。あれ?今当たった?と思う場面でも、バシッと合わせて良い当たりと・・・???そう?。何度も見直しても私には当たりと解らないものもありました。


 ということは私は今までにも当たりを見逃していていた可能性が高く、釣果が良くなかったのかも知れないのです。まだ当たりが見分けられていない事になりますね。


 そこで今年の後半は敏感浮きの薦めとなっていました。今まではオモリのしっかりと乗る鈍感浮きが良いと思っていたので鈍感浮きの薦めを言い続けていました。しかし敏感浮きに変えるととても小さな当たりでも釣れてくることが解りましたので、それからは敏感浮きのすすめとなったのですが・・・。


 小さな当たりが出るから敏感浮きが良いとしても、反対に小さな当たりが出てしまうバランスになっているのではと思うのです。上手くバランスが取れているとしっかりとした当たりが出せるのではと。どうなんでしょうね。


 さぁ困りました。鈍感浮きを使ってツンと入る節のある当たりを取ると確かに釣れます。ただカラツンも多くなる傾向にありますが、敏感浮きでは1節の3分の1のような小当たり、チッとした当たりでも釣れてくるのです。バランスが上手く取れているとこのチッとした当たりもツンとした当たりに変える事が出来るのかどうかです。


 もし鈍感浮きではチッとした当たりを消しているのだとすると、やはり鈍感浮きは使えないのではと思えてきます。実際まだ盛期のヘラブナが活発に動く時期でも、チッとした小当たりで釣れてくるのですから、小当たりは冬期に限った事ではないことが解かります。


 となると・・・中長尺はどうしてもオモリのしっかりと乗る浮きを使いますので、数釣りには適してない事になります。今までにも綺麗なツン当たりで釣り上げていたのですが、その中でも黒線程度の当たりで釣れることも多々あったのですから、長尺でもチッとした当たりで釣れることになります。事実そんな微少な当たりでもセンターバッチリで釣れてくるのですから驚きです。


 今年も迷いの釣りでしたが来年もまだまだ迷いの釣りとなりそうですが、多くの方はこんな迷いなどないのでしょうね。来年はコレで決まり!となる事を願って年を越したいと思います。


 天敵松本さんから頂きました。

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