両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 今年もありがとうございました。

 今年も色々な病に見舞われながらも無事過ごすことが出来ましたが、このブログも欠かさず書き続けられたことに歓びを感じています。実際何を書くかのテーマを見つけることが難しく、一度取り上げた話題を何度も書くことが出来ません。ただ考え方や実際に試す事で違いを感じた場合には取り上げるようにしています。


 多数の皆さんに毎日見て戴いているのですが、それに絶えうる内容が書けているかは至極不安ですが、実際は私の単純な思考によって思いついたことを書いているに過ぎないのですから、バカなことを書いてと思われていることも多々あるでしょうし、間違っていると思われるようなことも書いていることでしょう。


 ただ私のようなメーカーお抱えでない一般日曜釣り師としては、正直な事が書けているのではと思ったりしています。それこそ小市民の私ですから高価な釣具も購入することは出来ませんので、低価格でも使用に耐えるものは紹介させて戴いていますし、やや高価な部分になる竿でも良いものは良い、使い難いものは手放すと正直に書かせて戴いています。


 これがお抱えの釣り師となれば思った事は書けない苦しみがあるのでしょうね。使い難いと感じたとしてもなんとか良いところを探して、その良さを表現したりメーカーからの要望をそのまま言葉にするなんこともあるのではないでしょうか。詳しくは知りませんけどね(笑)。


 何れにしても初心者からまだまだ抜け出せてない私ですから、色々な疑問が次から次と湧いてきます。色々と試した結果コレが正解と思ったことも多々あるのですが、少し時期がズレると全く正解ではなかったことも経験しています。
 それこそ昨年度はコレで決まりと思ったことの、年を越すとまた違った間隔になっているのですからいい加減なものです。


 とくに竿については超軽量の竿が使い易いと強く思ったのですが、ヘラブナから伝わる動きがのダイレクト感が面白くないと感じて手放してしまった竿があります。そして大助など大型魚を対象として硬調子の竿が良いと思っていた時期があるのですが、既に老人に域に達している私としては、硬調子になればなるほど腕力を必要としますので、硬調の中長尺の竿は全て手放してしまいました。それから軟調子というか本調子がとても優雅な引きを感じられて、カーボンロッドでも本調子をメインに使うようになっていたのですが、ダイワの兆は本調子気持ちの良い曲がりをするのですが、先が重すぎて餌の振り込みや合わせが負担と感じてしまって手放してしまいました。シマノの本式は同じように本調子でしたが先が軽くて使い易いと感じていました。しかしここにきて本調子はパラソルが邪魔で竿を立てられず、良いところもあれば負担に感じるところもありと、良いと感じていた本式も8尺から17尺まで揃えていたのですが、年末に書けて本式も全て手放してしまいました。


 釣り方そのものは底釣りで変わらないのですが、感覚の差というか色々と経験を積み重ねていくことで、感じ方に違いが出ることで竿の変遷を繰り返しているのですが、何のことはない低価格の竿の方が万能と感じるようになってきました。低価格なほど竿による差が少なくて、まさに万能に使える竿に仕上がっていると思います。


 そうそう特に浮きについては考え方が全く変わってしまいました。太パイプの浮力の高い浮きが良いと思っていたのですが、最近は細パイプかムクのオモリの背負わない感度の良い浮きが良いと感じるようになりました。


元々は15.16.17.18の尺数を多用していたのですが、この尺数では浮力のある浮きでオモリがしっかりと乗るタイプでなければ、振り込みが上手く出来ないので否応なしにある程度浮力の高い浮きを使っていたのですが、結果として感度の悪い浮きを使用していたことになりますが、その良い面がジャミ対策やスレによる余計な動きから、的確な食いを見定めるのに適していたのです。
 しかしこのところ短竿を使う機会が増える事で、浮力の少ない浮きの方が微妙なアタリも表現出来て、水温が下がりだしてからは特に釣果も飛躍的に増える結果となったのです。


 今のところうどんのまぶし粉には迷いがあるのですが、前年度までは良かったまぶし粉が今年は駄目で、今年は圧倒的に大粒のペレットが有効になっています。来年はどのようになるか解りませんが、またまた変化していくのでしょうね。


 この1年だけでも色々と変わっていますので来年はどのような変化が起きるのか、同じヘラブナを相手にしているにも拘わらずどうして変わっていくのでしょう。


 またまた来年も迷いの年となりそうですが、懲りずにお付き合いを戴きますようお願い致します。


今年もありがとうございました。


良いお年をお迎え下さい。