両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラブナ1枚を釣り上げる値段

 ヘラブナは養殖魚ですから当然釣り堀ではそのヘラブナを購入することになります。大雑把な言い方をすると1㎏1500円前後だと思うのですが、今回はヘラブナの購入価格の話ではなくて、釣り堀に支払う釣り料金からヘラブナの価格を考えてみようとのお話です。
 実は今までにも釣り堀で釣りをしていて感じていたことがあるのですが、1日の釣り料金は1500円から3000円と価格差はあるとしても、その価格差に見合う釣果を上げられているかどうかです。


 私がホームにしている釣天狗池の1日の釣り料金は2300円です。滋賀県の清風池では1500円で堺市の西池では2300円ですが回数券を購入すると1日2000円になります。


 正確に計算したことはありませんのでかわりませんが、釣り天狗池での釣果は多いときは70枚程度まで伸びますが少ない日では5枚程度まで落ちますので、1年間の平均値は30枚程度ではないかと思っています。
 清風池では多くても40枚を超えることは殆どなく少ないときには5枚程度になりますので平均値は20枚程度だろうと思いますが、西池では多いときは70枚を超え少ないときはボーズになってしまいますので平均は35枚程度ではないかと感じています。


 1日の釣り料金が天狗池は2300円ですから1枚あたりの料金が約77円で、清風池では75円で西池では58円です。こんな計算される方はいないと思いますが釣り上げた枚数によって、釣らせていただいているヘラブナの料金を計算することが出来るのです。


 もし天狗池で1日釣り続けて1枚しか釣れなかった場合には、そのヘラブナを釣り上げる費用は2300円かかっていることになります。2300円支払って1枚だけ釣らせていただいたのですから、それはそれはとても高価な釣り料金だと感じないでしょうか。


 確かに竿を出しているだけで気持ちが良いといわれる方がいます。それも解らなくはないのですが竿を出すだけで良いのなら、釣れる釣れないは別なのですから近くの野池か川にでも行けば良いのです。
 でも実際は釣れるからこそ費用を払って釣り堀に来ているのですから釣れることが絶対条件のはずです。竿を出しているだけで気持ちいいとの感情の内訳は釣果90%で竿を出すのは10%程度かもっと釣果側に偏っているかも知れません。


 それ程釣り堀では釣果が求められるのですから釣れなければ意味がない事になります。ある釣り人は釣れない時期に、釣り料金を払っているのだからもっと釣れるようにしないといけないと池主を批判しています。
 まぁまぁ解らなくもないのですが釣れない時期に釣ってこそ面白いとも言えるはずですから、反対にいいますと簡単に釣れる池ほど面白くないのですから、釣り人の感覚とは面白いものだと思いますが、私のように1枚釣り上げる費用は幾らと勘定する釣り人も少ないでしょうね(笑)。


 でも本当に数枚しか釣れなかった場合には1枚を釣り上げる料金がこんなに高額になってしまったと思ったりしませんか。1度1日の釣果から計算してみるのも面白いと思うのですが、こんなことをいうのも根底には卑しい感覚の持ち主だって事でしょうかねぇ。


 もし1枚釣り上げる度に100円200円と支払うとすると、釣りたくないと思えてしまいますが、先に遊漁料として払っているのですから、釣れる枚数と費用とを結びつけられる方は少ないのですが、実際は天狗池で1日10枚しか釣り上げられない場合は、1枚釣り上げる度に230円の現金を渡していることになります。もし2枚しか釣れなかったら1枚釣り上げる度に1150円を池主に手渡している事になります。
 ということは、50枚近く釣り上げる事が出来たとしても、1枚釣り上げる度に50円を支払っているのと同じなんです。


 勿論他に交通費や餌代そして道具代を計算すると、ヘラブナ1枚を釣り上げる費用は思った以上に高額になっているのかも知れないですが、皆さん太っ腹ですから気にならないのでしょうね(笑)