両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣り台派 スノコ派

 ヘラブナ釣りに於いて釣り座として釣り台を使用しますかそれともスノコを使用しますか。


 野釣りでは釣り台(へら台)を使われると思いますが、釣り堀では圧倒的にスノコが使われています。釣り場によってはスノコが常備されていますので使わない手はないのでしょうが、私は主に跨ぐタイプの釣り台を使用しています。


 スノコを使う場合の有利性はなんといっても浮きを横から見ることが出来る点でしょう。そのためにとても小さな当たりだとしても確認がしやすく、結果として釣果が伸びる可能性が高いと思うのです。
 ただクッションを使っていたとしてもあぐらをかいて座り続けるのもなかなか苦痛で、皆さんよく我慢できると思ってしまうのですが、余りにも長時間あぐらをかいているとエコノミー症候群に罹る可能性もありますので、出来るだけ立ち上がって血行を良くするようにされるべきだと思うのですが、今のところヘラブナ釣りをしていてエコノミー症候群に陥ったとは聞かないのでまだ案外良いのかも知れませんが、高齢化が進んでいますので機能まで良かったけれど今日は駄目なんて事もありますので十分注意されるべきだろうと思います。


 一方釣り台で跨ぐタイプの場合ですが、あぐらで座るよりは血行障害が起きにくいと思うのですが、飛行機でのエコノミー症候群は座った状態で起きてしまいますので、釣り台といえども立ち上がって血行をよくするように努めるべきだろうと思います。


 さてそんな血行に関する話ではなく釣果そのものに対してどのように影響を与えるかですが、当然短竿ほどスノコが有効で長竿ほど釣り台が有効になると思っています。その1つは浮きに対する角度です。短竿は浮きの位置がとても近いので釣り台に座って見ますと、上から見下ろすような角度になりますので、小当たりが視認しにくいと感じています。
 そのスノコに座って長竿を振り回すとすると扱い辛さが出てくると思うのです。慣れた方は何ら気にすることなく長竿を振り回されていますが、1度釣り台を使ってからはその扱いやすさのためにスノコに戻ろうとは決して思わないのです。


 ただ釣り台で短竿を使った場合には角度的に見下ろす形となり、透明度の高い池では水面ギリギリのところがとてもわかり難いのです。その結果として当たりの視認性が悪くて閉口することがあるのですが、打開策としては浮きの変更で案外対応できるもので、色々と浮きの交換をしてみて確認されることをお勧めします。


 今のところ私は釣り台派ですが大会にはスノコを使おうかと迷っています。やはり黒線程度の小当たりを取るには平面的に浮きを捉えた方が的確に当たりが取れると思うのです。ただ最近特に好きな本調子の竿を使う場合にはスノコではなかなか釣り上げる事が出来ないのでどうしても釣り台になってしまうんですよねぇ。勿論仕掛けの全長を調整することで解決も出来るのですが、ハリスバカ程度の仕掛け全長は欲しいところです。


 さて釣り台を使い続けるのか時と場合によってスノコを使うべきか、う~んヘラブナ釣りでもTPOを考えなければならないんでしょうか。


 そうそうスノコだとしても釣り代と同じように金具を取り付けて使いやすさを追求しています。この金具を木ネジで取り付けておけば、スノコそのものに万力を詰める必要がないので痛みが少なくなります。

 この金具がセットされていれば万力用の受けを差し込むだけで済みます。またこの角木は消耗品とし考えればスノコが長持ちできますからね。私は万力も改造して取付金具に直接取り付けできるようにしていますが、それはまたの機会に紹介するように致しましょう。


 *スノコ派の写真は(株)ダイシン・小物は有限会社マルエム・釣り台はダイワのHPから拝借しました。