両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 中だるみの解消はあるのか

 海の魚の場合は不思議と潮が変わると食いに影響を及ぼすことがあります。単に満潮干潮だけでなく潮の流れ方など多数の要因があるようで、釣果が悪い日は潮が悪いと表現しますが魚の食い気に何が影響を与えているのか解りません。しかし潮の影響はとても大きいのは間違いない事実です。


 川や池でもある程度は同じようなことが起きていると感じることがあります。あるとき鮎釣りをしていたのですが、鮎の場合は縄張りを作りますがその縄張りはおおよそ1m四方となっていて尚且つその川筋の中でも、水の流れの良い場所を選んで縄張りを作るようになりますので、そのポイントにはそれ程多数脳湯がいないために、一箇所で極端な入れ食いは先ず起きることはありませんので、次々とポイントを選んで足を稼ぐようにしないと数を稼ぐことは出来ません。


 それが良く晴れた日の夕方になると一気に差し込んできた鮎が、川一面に広がりそこら中に縄張りを持ち出してしまって、足の踏み場もないような光景に出くわします。そうなると囮を入れると直ぐに掛かることを繰り返し、日が陰るまでの一時を入れ食い状態を演じることが出来たのです。
 その瞬間まで鮎はどこかに隠れていたのでしょうが、そり瞬間を狙って大量の鮎が同じ衝動に出たのですから、やはり天候や時間など色々な要因があったのは間違いなさそうですが、コレなどは海で言うところの潮が変わったのと同じかも知れませんが、あるタイミングで釣果が変わる良い例です。


 ではヘラブナの場合はどうでしょう。池にもある程度の水流が起きている場合がありますが、水流が強いと釣りにくいとは感じるのですが良く釣れるとは思いません。どちらかというと制止した状態の方が良いように感じるのですが、ヘラブナ釣りは1日の長い時間竿を出している釣りです。その1日の内で釣れ続いている場合は案外少なく、食いが立って入れポンを演じることもあれば、ピタッと食いが止まっている時間帯があったりします。


 私の場合はこれが極端に起きてしまってどうすれば良いのだろうと悩むのですが、取り敢えず打ち返しを続けているとまた食い気が戻ったりします。ただ食いが落ちている時間が長ければ長いほど、食い気が戻っても単発となって食い気を維持できてないと感じています。
 この場合はいったいどうすれば良いのでしょう。朝から釣れない日であればまた納得出来るのですが、ある時間まで釣れ続けているにもかかわらずピタッと止まり、その後なかなか回復しないのはどんな原因があるのだろうと思うのです。


 1つの答えはある程度の餌打ちを繰り返していましたので、私の場合底釣りですが底から上ずってしまった事により当たりが出ない状態に陥ってしまったのだろうと思うのです。この場合は餌を減らすことである程度は回復する場合がありますので、両うどんの場合はまぶし粉の量を減らすことである程度解決します。極端な場合は素うどんにしてしまうのですが、次第にヘラブナそのものが散ってしまって食い当たりが出ないなんて事にも陥ってしまいます。


 両極端な攻め方ではあるのですが今のままでは好転しないのですから、取り敢えずは別のことをしてみるしかないので色々と試すのですが、あるときはそれが上手く行き後半に掛けて尻上がりに釣果が伸びたことがあります。ただ好転することは案外少なくて最初のような好調さを再現するまでには至りません。やはり如何に中弛みを起こさせないかを考えながら釣り続けることになります。
 ただどうしても最初にしっかり寄せて入れポンを演じ出すと、やはりその好調さを楽しんでしまって崩壊する道へと進んでしまいます。ということは最初の好調さを程々に押さえることで中弛みが出難いのではとも考えられます。


 そしてもう一つは天候要因です。曇っていた日に急に日が差したことによって良くなる場合と反対に悪くなる場合です。こればっかりは如何ともしがたいのですが私的に天候が変わって良いと感じるのが雨です。但し雨が降ると良く釣れるという方もいますが私的には雨によって良く釣れるとは感じたことはありません。それより上ずり傾向にあったヘラブナが雨によって水面近くからいなくなることです。水中にいる魚に対して雨は何の影響も与えないと思うのですが、実際は水面にいたヘラブナは一気に姿を消してしまいます。それによって底釣り師にとっては上ずりが押さえられて良い具合に当たりが出ると感じています。


 何れにしても入れポンを演じる必要はありませんが、中弛みを起こさせないためにはどうすべきかを、もう少し経験を積んで対処方法を考える事と致しますが、今のところコレだ!!との解決策は見いだせなくなっています。
 超ベテランの50年選手の皆さんはそんなこと簡単に解決されているのでしょうね。