両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 大助の釣り方は無し!!

 このところ大助ついている私ですが、過去にも菱田規定委員長が1人で5枚6枚と釣り上げられたことがあります。大西王位も1人だけで5枚6枚と釣られていますが、その時は他の釣り人には大助が全く来ないのですから困ったものですが、それ以外の日も川久保名人や竹藤副会長そして淀の松本さんと大助を釣り上げる確率が高かったのです。


 そんな大助が釣られているのを横目に見て1人寂しく落ち込んでいたのですが、それでもなんとか数は釣れていましたので自分を納得させていたのです。勿論希には私にも大助は釣れていましたが確率が余りにも悪いのです。昨年新ベラが放流された直後には80枚の釣果を得ながら大助はたった1枚だったのです。
 先日のように私の横で釣られていた小野会長は釣果1枚と撃沈されていたのですが、その1枚が大助で優勝という快挙を成し遂げられているのですから困ってしまいます。私は隣で35枚の釣果を餌ながらも大助は1枚も釣れなかったのです。


 ところが時期が良いのでしょうか今回はとても大助の確率が良いんです。今回はイメージとして工夫による大助の割合ではなくて、結果的にではあるのですが数釣れると大助が混ざってくるのです。ということは今は産卵前の時期でもありますので大助も警戒心より食欲でしょうか、今回もうどん餌限定の池ですからうどん以外は使えませんが、まぶし粉の工夫次第でヘラブナを多く寄せ、寄せた結果として釣果が伸びるのですが、その中に大助も寄せられていることになります。


 今までの印象では良く寄るのは小型のヘラブナであって、大助は警戒心も強いので寄っているヘラブナを遠巻きに佇んでいるのではと思っていました。事実川久保名人などは全方位打法を駆使して大助を釣り上げられていた印象があります。


 ただここに来てとても不思議なのですがあの大西王位の大助の確率が悪いんです。いつもなら誰も釣れていない時ですら1人で大助を釣り上げておられたので、通称名として大間の漁師がまかり通っていました。


 それがここに来て急ブレーキが掛かっている印象があるのですが、もう少し温かくなると大西王位の独断場になることでしょう。私もまたまた愚痴をこぼす事になってしまうのでしょうが、この2週間ほどは良い調子で大助が釣れていますので、産卵が終わるまでの一時は大助祭りを演じられるのではないかと思っています。


 取り敢えず今は数釣ることを念頭にしているのですが、過去にも良くあることですが良い調子で釣れていたのにピタっと当たりが止まってしまうんです。これを解決しなければならないのですが、朝に調子が良くて納竿間際にまた調子が戻るようなサイクルになっています。


 私の釣り方は底釣り限定ですから調子よく当たりが出ていたのにピタッと止まるのは、上ずり出しているのではないかと思うのです。調子よく集まりだしているのですから上ずるのは至極当然で、当たりが止まったからとまぶし粉を多く着けてしまうと、余計に上ずらせてしまうのではと想像しています。


 そこで解決策的にはいくつか考えられます。1つはまぶし粉を極端に減らすか素うどんにしてしまうことです。それによってまぶし粉を追っていたヘラブナの動きを落ち着かせてしまう方法です。
 もう一つは上に向いていた関心を再度下に向ける方法です。その1つはペレットの剥がれを遅くすることです。ドロやノリまたはコロコロで押さえる方法か簡単に対応できますが、もう一つはまぶし粉の粒を粉末にしてしまうことです。粉末になれば付着力が増えて簡単に剥がれなくなりますので、上ずりが押さえられるようになるはずです。
 最終的には床安めの方法です。どの程度休むと良いかは解りませんが、はしゃいでいたヘラブナが落ち着くのを待つ以外ないと思うんですが、ただ釣り堀ですから隣で釣られている方がいるわけです。当然そちらに移動してしまうことも考えられますので再度集め直す必要があります。集め直すことが出来るかどうかはわかりませんが、上ずってしまったヘラブナを再度底に向けるのはなかなか大変ですが、少しでも上ずらないように初めら工夫するのも1つの方法です。ただそれだとスタートがとても遅くなってしまいます。横でバンバン釣られていたとしてもグッと我慢することが出来れば、その後には良い調子でつれるかもしれませんが、何のことはないずっと横で釣られて良い目を見ることが出来ずにその日は撃沈なんて事もあるかも知れません。