両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 市川猿之助氏からみるハラスメント

 世間では何かとハラスメントとの言葉が出てきます。元々ハラスメントとは単なる嫌がらせとの意味です。そこからセクシャルハラスメントとの言葉が出来ました。セクシャルハラスメントとは性的言動を意味するのであって、その昔職場では当たり前のようにあった上司や男性社員が女子社員のお尻を触ったり、胸の大きさを話題したりする事が平然と行われていましたが、私もその現場を何度も見かけたことがあるのですが、決して誉められたことではないのですが、女子社員もまたバカなことを言っているとか、触られたって余計にお尻を突き出したりとか、上手くあしらっていた光景も何度も見たことがあります。


 時代が進みそんな馬鹿げたことは随分と少なくなりましたが、性的言動は案外長く続いていたのです。バカなことを言っている上司に対して女子社員がセクハラです!と指摘できる環境にもなっているのですが、セクシャルハラスメントは言動の範囲であって、実際にお尻を触ったりする行為はその範疇を超え、痴漢行為になりますので嫌がらせでは収まらないのです。痴漢は迷惑防止条例違反か強制わいせつ罪に問われるのですからバカなことはしないようにしてほしいものですが、未だにスカートの中を盗撮したり、その先の人生まで終わらせる行為をしてしまうのか全く理解が出来ないのですが、何故か後を絶たないで事件は起き続けています。


 さて世間では市川猿之助さんの話題が取り沙汰されています。首をつっていたとの報道も出ていますが、「先立つことをお許しください、申し訳ありません」との内容の遺書があったとの事ですが、仮に自殺だとしたら女性セブンで取り上げた共演者に対するパワハラやセクハラが原因だったかも知れません。女性セブンによると共演者にキスや身体を触るなど性的スキンシップを要求していたとのことで、断るとスタッフから外すなど影響力を発揮していたとのことです。それを直接本人に問いただすと答える義務はないとの返答だったようです。


 猿之助さんがセクハラやパワハラが問題になるとすると従兄弟の香川照之さんが、銀座で遊んでいた事がセクハラとの報道で、芸能界から干されてしまった事が思いだされますが、当然猿之助さんも香川さんと同じ道を歩む事になる懸念はあったわけです。ただ極々普通に考えますと身近にセクハラ問題で芸能界から干された人物がいるのですから、反面教師になって当たり前だと思うのですが、座長という権力を握ってしまうと偉くなった気分がそうさせるのか、裸の王様状態になっていた可能性もあるのでしょう。


 ただ実際問題として芸能界だとしても世間が色々というものどうなんでしょうか。特に歌舞伎界なんてところは隠し子がいて当たり前の世界。それもご贔屓筋は認めていた節がありマスコミも何となく受け入れてしまって、他の芸能人のように追求はしていなかったと思うのですが、私生活すら曝け出さなければならないのが日本の現実だとすると、なんだかなぁって思ってしまいます。


 極々最近まで各種団体では会員名簿が作られていました。大会社の社長の自宅や家族構成まで当たり前のように載っています。その昔は芸能人の自宅も極当たり前に載っていました。そうそう雑誌で文通相手を募集するなんて事も極当たり前にありましたので、当然自宅の住所は晒されていたのです。
 どれが良いとはいいませんがなんだか世知辛い世の中になっていると感じて仕方がありません。


 おっと!!ヘラブナの話がどこへやらいってしまいましたが、嫌がらせがハラスメントなんですが、ヘラブナ釣り師の中にもハラスメント行為をする人がいます。その1つが横合わせです。それもトーナメンターにも見受ける合わせ方で、ヘラブナ釣りでは真上に合わせるのが本来で、竿を横に振ると隣の人に危険が及びます。特にスレで掛けた場合には針外れが起きますので、その時隣の釣り人に針が飛んでいきます。慎まなければならない横合わせですが、どうして横に振り上げるようなことをするのでしょう。素早く針を掛けるためでしょうか。横と上とではそんなに時間差が出るのでしょうか。強い合わせでも制限するために水の抵抗を利用することもあるのでしょうが、そんな程度の制限が出来ないのであればトーナメントなんかに出る実力が備わってないと感じてしまいます。


 トーナメンターは他の人より1枚でも多く1㎏でも重くを目指しているのでしょうが、目立つ存在でありメーカーからも広告塔として扱われるのですから、他のヘラブナ釣り師の模範となるべきではないでしょうか。どこかで読んだのですがトーナメンターがされる横合わせに憧れると書かれていました。まさに影響を受けた方がいるわけです。


 横合わせは隣の釣り人に対する嫌がらせでもあるのですから、ヘラブナハラスメントとでも言える行為になってしまいます。まさにヘラハラですね。


 横合わせだけでなく真っ直ぐ正面に餌打ちをしない人、張本選手のような広角打法はヘラブナ釣りでは慎むべきです。もし餌打ちポイントが定まらないのであれば、もう少し短竿を使って釣技を着けてから長竿を使用すべきでしょう。


 釣ったヘラブナを池に戻すのもソッと池に戻せば良いものを、ドボンっとほり投げる人も見受けます。実際ドボンとほり投げてもヘラブナが弱ったりすることはないのですが、他の釣り人に対するマナーとして慎むべき行為と思っています。


 面白い事に訪問する池によって釣り人にも特徴があるように感じています。他の釣り人の事などお構いなしにうるさく喋り続けている人います。皆さん静か釣っているのですから余計に目立って耳障りです。嫌でも聞こえ来ますが内容も耳を防ぎたくなるような猥談を、女性釣り師がいる前でも平気でしているバカな奴がいます。また自分たちの独占池と勘違いしている人たちがいる池もあります。


 人に迷惑を掛ける行為がハラスメントだとするなら、そんなことも理解できない釣り師がヘラブナ釣り師の中にはいることになります。勿論良識ある態度で静かに釣られている方の方が断然多いのですが、煩くされる方の方が少数だからこそ目立つのかも知れません。私は気が弱いものですからそんな人達を注意することも出来ずにいます。当然自然とそんな池からは足が遠のいてしまいます。


 まぁ大きな池では気にならないこともあるでしょうが、近くにそんな団体がおられると逃げ出してしまいます。あるときなど3度もポイントを変わったこともあるのですが、最後に入ったポイントはポンプ小屋の近くて駆動音がとても煩かったので(笑)。でも人の話し声よりは良かったですけどね。


 以前まである団体に所属していたのですが、その時に私が掲げたスローガンは「私が手本といえる行動を」としたことがあります。もう一つの団体ではそのまま「私が手本」としたのですが、特にトーナメンターやインストラクターはそのまま手本となって戴きたいと思います。