両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 王仁公園新池釣センター釣行記 2月11日(火) 祝

 大阪府枚方市にある王仁公園新池釣センターへ釣行してきました。(西から全景です)

 関西ではとても有名な釣り場ですが実は初めての訪問です。2月8日に時間がありましたので少し覗いてきました。池の水色はお世辞にも綺麗とは言えません。水の入れ替わりも悪そうです。池の整備もそれ程良いとはいえませんが、関西に残る釣り堀としては平均的なのかも知れません。
 茶色く濁っています。


 どうしてもホームグラウンドの淀の釣り天狗池と比べてしまうのですが、池の水色に加えてトイレ設備がお粗末なことです。簡易トイレでは流石に昨今のトイレ事情としては前時代的でしょうか。そういう意味でも女性に対して優しとはいえそうもありません。他の有名池でも前時代的なトイレであったりと、私的にはそれだけでも足が遠のいてしまいますが、あえて良いところといえば駅に近いことやコンビニが近いことでしょうか。トイレを借りながらコーヒータイムも良いのかも知れないと思っています。女性が訪れられたなら是非そうすべきと思うほどで、それで少しでも快適に過ごせるなら少しの距離はたいしたことなく、実際に距離を測りますと150m程度でコンビニに到着します。実は池の桟橋は端から端まで100mあります。池の中を歩くのとさして変わらない距離ですから、そんなに苦にもならないのではと思うのですが、但しコンビニでトイレだけを済ませて出てくるのは非常識ですから、最低限コーヒーやその他の買い物をする事にしましょう。


 王仁公園新池釣センターは「わにこうえん」と読みます。初めてでは決して読めないですよね。大阪の人達や特に枚方市の人達には普通に読めるのでしょう。そうそう枚方(ひらかた)と読みます。どう見ても「おうじん公園」であり「まいかた市」ですよね。ついでに鳥取県も「とりとる県」だと思うのですが子供じみていますか(笑)。


 さて、いつもは両うどんの底釣りをしていますが、基本自由池でうどん専用場所もあるのですがとてもこぢんまりし過ぎていますので、開放感のある自由池の方に入ることと致しました。自由池ではありますがいつものように底釣りと致しましたが、団子餌で攻めてみることと致します。もう少し暖かくなるとうどんも良いと思うのですが、団子に慣れているヘラブナ達に遊んで貰うため、軟弱者ですが団子餌で攻めてみることと致しました。


 入るポイントによって水深の違いがあるとのことですが、寒い時期ですので水深が少しでも深いところが良いのか、それとも反対に少しでも浅いほうが良いのかは判断が付きかねます。取り敢えず人の多くない場所であり尚かつ少しでも入口に近いところに釣り座を構えることと致しました。


 先日訪問して釣り客に聞いてみますと午前中で6枚のとのこと、そうすると1日釣って10枚以上20枚程度でしょうか。最低限20枚以上を釣り上げなければならないと自分にプレッシャーを掛けておきます。とはいえ特別何をするわけでもありません(笑)。いつもの調子で先ずは餌作りから始めます。


 私的には釣り座の整理や準備を後回しにして、団子餌の場合は先ずは餌作りから始めるようにしています。そうすることによって全てが整った段階で即餌打ちが始められるからです。始めに道具類を準備して餌作りをすると、まだ完全に水が行き渡ってない餌を使う事になってしまって、中途半端な状態の餌ですから調子がドンドン変わって行きます。やはり安定した餌を作ってその後の変化を極力少なくしたいと思っていますので、先ずは餌作りからスタートします。
 当然その段階で今日の攻め方は決まってきます。バラケ易い餌を作るのか集魚効果の高い餌を作るのか、それとも底釣りと決めていますので変にバラケさせずに、底に付いてから開く餌作りをするとか決めてかかる必要があります。私的にはこの時期ですからバラケ重視で同時に重い餌を作ることと致しました。さてその餌作りが吉と出るか凶と出るか先ずはスタートです。


 とても良い天気の日となりました。初めは北側の桟橋で尚かつ北向きの土手向きに竿を出しました。土手寄りのヘラフナを狙ってやろうとの魂胆です。ところが午前中9時から2時間頑張って打ち込んでいたのですが、全く生命反応がありません。ヘラブナどころかジャミすら触ってきません。

 そうこうしているうちに池主の奥さんが集金に来てくれます。先日訪問したことを覚えてくれていました。お茶のプレゼントを頂きましたが、同時に釣行回数を重ねると無料になるサービス券を頂きました。お茶は内緒やでってことでしたがここに乗せてしまいました(笑)。


 釣れない時間を過ごしているとナント土手の木の伐採を始めまるではありませんか。枝を払っているのは良いのですが、その切り落とした枝が池にバチャバチャンと平気で落としてきます。ただでさえ当たりすらないのに目の前で釣りをしているのがわからないのでしょうか。人の少ない日を選んですれば良いのにどうして祝日の日で釣り人がいる日にするのでしょう。とはいえ数人居る池の常連さんが誰もクレームをつけないのですから、初めて訪れた私なんかがクレームのつけようもありません。


 木の上の人が見えるでしょうか。

 それでも我慢して釣っていたのですが、この木を伐採終わると次は私の釣っている目の前の木です。ってことでランチは外のラーメン屋さんに食べに出たのですが、釣れないものですから外に食べに出ても平気です。出来るなら食べに出る時間すら惜しいほど釣れてほしいものですが、全く惜しくないのですから困ったものです。


 帰ってからは南向きに竿を出す事と致しました。するとどうでしょう。目の前に鵜が飛来するじゃないですか!。もう踏んだり蹴ったりで全く釣れそうな気配がありません。

 それでも手を変え品を変えてやっと待望の1枚が釣れます。

 さぁ、これからかと思ったのですが、続けて2枚目を上げてからその後に当たりは無理矢理3度ありましたが、それでまた静まりかえってしまいました。20枚どころかしっかり返り討ちに遭ってしまったのですから、まだまだ修行が足りませんね。


 周りを見ていますと忘れた頃に1枚、また時間をおいて1枚と大した数が釣れていません。実は朝一番に池の水温を測ったのですが、ナント町中にも拘わらず山の中のように8度しかありません。まぁ冬の池ですから8度でもおかしくはないのですが、いつもの淀の釣り天狗池は12度以上ありますので、その水温の差もあるのでしょう。生命反応がとても乏しいように感じました。
 やはりこの池も春に入ってからの方が良いのかも知れません。


 いつかまた忘れた頃にリベンジしましょうかねぇ。