ヘラブナ釣り アーリーアダプター層の確保
今回は聞き慣れない用語でヘラブナ釣り界についての話題です。
ヘラブナ釣り業界は、高齢化の一途をたどっていますが、日本人のある一定数いるはずの、アーリーアダプター層は、へラフな釣り界にもいるのでしょうか。
アーリーアダプター層は全体の13.5%いる事になっています。アーリーアダプターとはイノベーター理論で使われる言葉ですが、そもそもイノベーター理論とは、人の行動パターンを5つのグループに分けた理論です。
イノベーター 2.5%
アーリーアダプター 13.5%
アーリーマジョリティ 34%
レイトマジョリティ 34%
ラガート 16%
イノベーターは、新製品が出れば、いち早く使いたいグループです。アップルから新しいアイホンが出ると、徹夜で並んでいるような人たちがいますが、まさにイノベーターに分類される人たちです。
アーリーアダプターは、自らの思考によって判断し、積極的に取り入れようとするグループです。つまり何がなんでも新しいものが欲しいのではなくて、この製品は良いか悪いかを判断してから、いち早く手に入れたいグループです。
アーリーマジョリティは、自ら判断するのではなくて、流行に乗り遅れないように動くグループです。
レイトマジョリティは、今皆が持っているので手に入れようとする人たちです。
ラガーとは、必要となって始めて手に入れるグループで、流行っていても不必要だと判断するものは、決して手な入れないのです。
このグループ分けをへラフな業界に当てはめると、また面白いものが見えてきます。メーカーが新しい竿を出したとします。それこそまだ世に出ていないので、手に取ることも調子を確認する事も出来ません。それでも予約して手に入れようとするのがイノベーターです。
アーリーアダプターは、市場に出て実際に手に触れる状態で、良いと判断したものを手に入れ、実際に使用してみて、その評価を口コミを広げて、今流行のインフルエンサーの役割をします。
実は市場に普及するためには、このアーリーアダプターがとても重要になります。最近ネットでの口コミも、私のようなメーカーのバックアップもなく、自由な発言をしているものは別ですが、メーカーの依頼によって口コミを発信している人は、ステルスマーケティング通称ステマをしている事になります。
そのため個人的な感想ではなくて、メーカーの依頼による内容ですから、実際の使用感は違う可能性があるのです。そのため広告との表示が必要になっているのです。
ある特定の釣具メーカーに所属するような、プロアングラーやインストラクターの皆さんの意見は、当然メーカーに寄った意見となりますので、製品の特徴を正確に表していない場合もあり、場合によってはステマ扱いとなるはずです。
しかしメーカーに所属しない釣り人が、インフルエンサーとなり情報発信することで、その業界が盛り上がるとすると、やはり一定の役割があると思えます。そのためにもアーリーマジョリティに受け入れられる、そんな情報発信がメーカーに求められているのです。
そういう意味では、最近のダイワは新製品の発表を続けていますので、そのアーリーアダプターを捕まえることが出来るはずです。反対にシマノは製品の削除を繰り返していますので、なかなか難しい状態になっているのではと感じます。
鶏が先か卵が先か。この答えは確定していませんが、私的には当然鶏が先で卵が後になります。つまり新しい竿が発売されるから、新しい竿についての評価があり、購買意欲に繋がるはずです。製品を削除し続けて市場の拡大は見込めません。新しい竿の待望論があって、メーカーが動く事はないでしょうからね。
とはいえ高齢化が一番のネックです。何が何でもルアー釣りばかりはどうしてものでしよう。最近流行のアオリイカを釣るエギが、海底に多数引っかかって荒れ放題です。誰が海底の清掃をするのでしょう。メーカーは売ることだけでなく、環境保護にもチカラを入れるべきではないでしょうか。
ルアー釣りがマナー低下を招いていると感じるのですが・・・。最後には話が脱線してしまいましたね。年寄りの愚痴ってことで締め括ります(笑)。