ヘラブナ釣り してやったり!!の心
ヘラブナ釣りで同じ釣り堀に通っていても、良い釣りが出来た日もあれば、今日は撃沈だったとなる日もあります。これはいったい何が原因なのでしょう。
勿論季節的な要因はあります。風が強い、水温が低いや高い、水流があるなど、その日の池のコンディションによって、食い気があるとか無いとか、違いが生じるのは当たり前のことです。
しかしその様子を汲み取って、自分なりの解釈をして、正解を導き出せた場合は、まさにしてやったり!!と良い結果に結びつくと思うのです。
しかしそうは行かないのがヘラブナ釣りで、毎回調子よく釣り上げる事が出来ていると、ヘラブナ釣りなんて面白くないと、思うようになるかも知れません。
ある程度難しいからこそ、状況に合わせた創意工夫が必要であり、大人の釣りと言えるような気もしますが、これもまた釣れない言い訳でしかないのでしょうか。
この感覚は自分を基準にした思いなのか、それともヘラブナ釣り全般に感じることなのか、はたまた他の釣り人との比較によって、結果の違いを感じることなのでしょうか。
私的には目標が1日50枚の釣果です。最近は1年を通しても、1度あるかないかのことですが、50枚を釣り上げる場合は、一時的にも入れポン状態を演じることになります。それこそ1投打って1当たりですから、とても気持ちが良いのですが、同時に忙しい釣りになります。
しかしその忙しい釣りを他の釣り人が見ていると、入れポンしているなぁと羨望の眼差しではなくて、睨み付けられるような怒りを込めた、強い眼差しとなってしまいます。
そういう意味では皆さんと同程度の釣果が望ましいのですが、人より劣っていると何でやねん!!と悔しがり、人より釣果が良いとふっふ~んと鼻が高くなってしまいます(笑)。
まさにまだまだ子供の精神が宿っているようで、甚だ恥ずかしい限りですが、それもまた現実ですから仕方なく、ある意味でその思いがあるからこそ、仲間内と共に釣行する楽しさがあるのではないでしょうか。
別に競い合う必要はないのかも知れませんが、1投1投に思いを込めて、どうすれば当たりが出るのか、どうすれば釣果が良くなるのかと考えるのも、競い合うところがあるからこそかもと思っています。
そういう意味では我が天釣会は、大会専門クラブですから、その意義に合っていると思うのです。仲間内か寄り添って・・・ではなくて、仲間内で競い合って結果を出す。そこに楽しみを見いだしていると思うのです。
小大会でゴールドメダルを獲得して、月間MVPや年間MVPの獲得を目指し、月例会では年間チャンピオンを目指すのも、また釣りに対する意欲の表れと思うのです。
勿論その競い合いが争いになっては困ります。今のところその兆しは見えませんので、和気藹々と開催できていると思うのですが、当然皆さんの内心までは解りません。しかし紳士の集まりである天釣会ですから、競い合いながらも称え合う。その雰囲気が作れていると思っています。
特に釣果競争ではなくサイズ競争をしていますので、釣技が優れているかどうかではなくて、単に運が良いかどうか(笑)。だからこそ初心者でも参加出来て、結果として初心者ベテラン関係もなく、誰でもが参加が出来る大会として成立するのです。
事実3枚長寸大会で、3枚しか釣り上げる事が出来ずに、結果として優勝する事もあるのですから、それがまた良いのではと思っています。
メーカー主催の大会や一般釣りクラブの大会では、腕の良し悪しを決める大会になっています。それこそオリンピックや世界大会のように、腕の差を計る大会が一般的ではあるのですが、私たちのような日曜釣り師としては、腕の差を計る必要を感じません。
その日その時に誰でもが優勝出来る。だからこそ毎週の小大会や毎月の月例会にも、今度こそとの思いで、参加してみようとなるのではと思うのです。運が左右されるサイズ競争だからこそ、結果として誰でも参加が出来て楽しめると思っています。
人として本能の部分でもある闘争本能として、腕自慢をしたいのでしょうが、まぁ私のような小心者は、気後れしますので大会には出られませんが、土曜との意欲である心理は理解できています。ある部分では羨ましいのかも知れませんね。
でも本当に優秀な人は、人と競い合うなんて事はしないのでしょうね。金持ち喧嘩せずっていうではないですか。人の全てを受け入れられる、寛容な心を持ち続けたいと思うのですが、人の行動仕草から不平不満を感じてしまうのですから、まだまだ人間が出来ない証拠ですね。
取り敢えずは次の日曜日には、納得が出来る釣果を上げて、してやったり!!の心を味わうことに致しましょう。