両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 尺数変更のタイミング

 前日のブログの続きでもあるのですが、尺数の変更は決め当たりが出なくなったときの対応でもあるのです。また不思議と釣りを続けていると当たりが止まってしまうことはありませんか。朝から調子よく釣れていたにも拘わらず、ピタッと当たりが出なくなってしまうことがあります。色々と工夫をするのですが改善しないことがあります。


 そんな時の方法としてはひたすら待ちの釣り展開するのも1つの方法ではあるのです。今まで当たりの出るまでの時間が仮に5分だとします。調子よく釣れているときは5分より短くなっていく場合が多く、勿論カラツンを含んでですが当たりとしては調子よく出ています。
 ところがあるとき突然に5分待っても当たりが出なくなります。先ずは誘いを掛けて当たりを出そうとするのですが、それで解消できればそれはそれでいいのですが、誘いを掛けようが餌の打ち替えをしようが改善できなくなるときがあります。


 勿論餌そのものに工夫を加えることで改善することも多々ありますが、取り敢えずその時に取れる対応を全てやり終えたとして、実際はそこまで私には根気がありませんのでもう少し早くになりますが、尺数の変更をしてしまうことで一気に改善できる場合があります。


 実際の所は理解できてないのですが、現象として尺数の変更をすることで当たりが再開できるので不思議です。勿論どの程度の尺数を変更するかにもよるのですが、理想的には2尺以上変更するのはどうでしょう。場合によっては5尺以上の変更もアリだと思いますが、そこまで極端な変更をしなくても当たりが再開できるから不思議です。


 1つには釣り続けていたポイトンに餌が多く溜まってしまった事ではないかと思っています。私の場合は底釣りですが中層でも深中でも同じ事だと思うのですが、そのポイントに溜まっている餌が多くなりすぎてしまったがために、刺し餌にアタックしてくるヘラブナが減ってしまったことが原因と考えられます。
 そうなると餌の工夫をしても仕掛の変更をしても現状が変えられていないのですから、改善することはないと思われます。


 尺数の変更をすることで改めてヘラブナを集めることにはなるのですが、そのポイントは餌が溜まっている状態ではありませんので、刺し餌にアタックしてくる可能性が大だと思えるのです。


 ただ往々にして当たりが途絶えるのは食い気の乏しい時期で、冬期などは特にその傾向が強いと感じています。特に底釣りの場合は底に餌を溜めてしまうとそれこそ刺し餌には見向きもしなくなりますので、餌打ち回数そのものを減らすのも1つの方法と考えています。


 私の場合は春以降は1分以内に当たりを出すことに腐心してしまいますが、勿論1分に1枚のヘラブナが釣れるということではなくて当たりが出れば良いのです。カラツンでも食い当たりらしい当たりさえ出ていればいいのですが、当然のその分餌打ち回数は増えてしまいます。それでも冬期以外はヘラブナは食い続けてくれますので、集まりも良くなり刺し餌にもアタックを繰り返してくれるのです。


 特に冬期には餌の打ち過ぎは厳禁ですが、当たりが途絶えたと感じた場合には直ぐに尺数の変更をしてみて、ヘラブナの様子を伺うことでしょう。もし当たりが再開できれば餌の溜まりすぎを警戒すべきで、当たりが再開できなかった場合は残念ながら池の様子に変化が起きてしまった事になりますので、餌の作り直しか釣り方を変更する以外対応の仕方がないのかも知れませんね。


昔から底釣りでは床休めとの言葉が残っています。餌打ちを止めて底が綺麗にすることで当たりが再開出来ることを言い表していますが、待っていられませんから尺数の変更で対処すると良いと思っています。