両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 50㎝オーバーがなんと3枚も!!・・?? 堺市 西池 釣行記 1月21日(土)

 またまた撃沈されに西池まで遠路行ってきました。


 この時期は水温低下も著しく本当に大助サイズしか動きませんので、それこそ宝クジのような偶然の釣果しか期待できないと思うのですが、このところ超大型ばかりが釣れていますので、重量感たっぷりのヘラブナを釣り上げてみたい気もします。ただ最近はその超大型も動きが鈍くなっているのか、それ程の大型が姿を見せなくなっている様子でした。
 まぁ期待半分ということで先ずは気を落ち着かせて、ボーズ覚悟といった方が良いのかも知れませんが、釣技の無さの再確認となりますでしょうか。


 今回も団子餌を使うべきかグルテン餌を使うべきか、それともうどん餌で我慢の釣りを展開すべきか迷うのですが、少しでも食い気のあるヘラブナを寄せるためには、やはり団子餌の方が良いような気もしてきます。
 ただ団子餌を使うことで全く釣果が見込めないなんてことにもなります。数少ない当たりをものにするためには、やはりうどんの方が良いとも思うのですが・・・迷いに迷って団子餌でスタートしました。


 今日の使用餌として団子餌の開き速度を敢えて速くしています。本来は遅くして待てる餌にすべきですが、今回の企みは少しでも食い気のあるヘラブナを無理矢理寄せて釣り上げようとの魂胆です。
 元々西池はとても集魚効果の効く池ですから、ある程度の水温が高ければ100枚を釣り上げる事も可能で、私の目標としている50枚は軽く突破できる池なんです。それが水温低下と共に一気に口を使わなくなってしまって当たりを1度も出すことが出来ずボーズで終わるなんてこともあるのです。それこで敢えて攻めの釣りを展開するとどのような結果になるのかを試してみることとしました。


 まっそれで良い結果が見込めない場合はいつものように何度も餌を作り直して、ああでもないこうでもないと悩み苦しむことになってしまうのですが、それも全て織り込み済みということで敢えて攻めに攻めてみようとの魂胆です。


 ということで先ずは12尺でスタートしました。やはり直ぐには当たりが出ません。ただ今日の攻めの釣りが成功しそうな雰囲気で、浮きにはなんとなく寄りを感じさせる横揺れ当たりが出だします。これは期待できるかと攻めの速度を速めてみましたが、12尺の長さが災いして針に軽く着けることが出来ません。少し圧を強めにすると開き速度が遅くなってしまいます。それでもなんとかと頑張っているとやっと針掛かりしたのです。それも重量感たっぷりで底近くを悠然と泳ぐ大助独特の引き方です。ところが無理をしないようにと時間を掛けて取り込んでいたのですが、玉に手を伸ばした時にポンと針が外れてしまったのです。この悔しさは誰にも言えずに歯を食いしばって、目にはうっすらと涙を浮かべ・・・るなんてこともなく淡々と釣り続けたのであります。心の中では泣いてましたけどね(笑)。


 ところが寄りを感じられるのに食い当たりが続きません。ジリジリしていたのですが11時となりましたのでランチタイムで休憩です。今日はいつものカレー蕎麦ではなくて親子丼を選びました。西池の丼はつゆだくですから実は箸では食べにくいほどなんです。スプーンが欲しいのですが子供か!と怒られそうですか黙ってモクモクと食べることに、その間もどのように攻めようかと考え続けています。


 ランチの後は12尺での大助は諦めて一気に8尺に縮めます。そうすると直ぐ目の前に餌を落とすことが出来ますので、針に圧を加える必要もなくソフトに針付けする事が出来ます。やはり今日の西池は水温は前回のボーズで尻尾を巻いて帰ったときよりも低い水温です。ただ低い水温の状態で安定していたのでしょうヘラブナの動きが良くなっている様子で、8尺にすると12尺よりも素早く寄りを感じます。
 当然今日は攻めの釣りを展開していますので団子餌で攻めて攻めて攻め続けます。そうするとやはり早めに触りや当たりが出ます。ただ良い当たりでもカラツンになったりしますので、攻め方をもう一度考える必要があるのですが、今日の餌はグルテン2種類団子餌3種類+秘密の団子餌1種類で試していました。


 その結果ある程度の答えが出たのですが、釣れてくるのは大で34㎝程度で他は30㎝前後ばかりです。水温低下時は大型サイズが動き小型は動く難いのですが、今日の攻めの釣りでは小型が動いてくれた様子で、低水温時でも攻めの釣りが成立することが解ったのです。ただ攻めたためでしょうか大型サイズは私には現れてくれません(T.T)。


 ん?50㎝3枚ばどうしたかですって?それは・・・・・
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 私ではないのです(T.T)



 しかし見て下さいこの大型サイズを!!
 鷹巣の奥様が釣り上げた大助は50㎝です。女性が持つとなんか子供を抱っこしているみたいですね(笑)。

 そして次が若林さんが釣り上げた50.4㎝。私が池に到着するや早場と釣り上げてしまっていたのです。

 そしと今日のトップは塩田さんの釣った50.5㎝です。とんでもないサイズですね。

 今日は同じ方が尺半以上を釣り上げておられましたので成績は大きい方のサイズだけですが、45㎝以上が3,000円の金券で2枚目以降は半額の1,500円ですから・・・

 しかし他の人が釣り上げたデカいヘラブナを見ていますと次は私がと竿を持つ手にチカラが入るのですが、それは敵わぬ夢となりトボトボと帰宅することとなってしまいました。しかし2ヶ月タテの50位でも44㎝以上になっている様子です。いつもの月間タテの場合は30位までですがそれだと全て尺半以上ですからとんでもない池になってしまいました。金券は勿論ですが月間タテも賞金も結構高額ですから池主さんも少しばかり困っておられるかも知れませんね。


 我こそはと腕に自信のある方は挑戦されるのは如何でしょう。ダメでも2時になるとコーヒーブレイクとして池主さんコーヒーを配って頂けますから、寒い時期の温かいコーヒーは格別ですよ。