両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 共に釣り大会を楽しみませんか!

 今年はWBCやタイガースの優勝、そして大谷翔平氏の1015億もの契約金や山本由伸氏の462億円の契約金など、今年は野球にばかりが目立つ年であった反面、それどころではない長く続くロシアによるウクライナ攻撃、イスラエルとハマスの戦争と現代社会としては、余りにも愚か政治戦争が続いています。またジャニー喜多川のような性加害者は類を見ない事件が明るみに出ました。
 ビッグモーターの問題が明るみに出て、中古車業界の闇やそれに伴う損保会社の問題、年末になって大手4社の損保会社が、カルテルや談合が明るみに出ましたが、ダイハツの不正が発覚の方が大きく取り上げられて影に隠れてしまいましたが、何か問題があれば中国ばかりで日本は優秀だと思っていた多くの日本人は、裏切られた感が強いのではないでしょうか。
 ここに来て松本人志氏の性加害なんて話も出てきました。実際問題として事実であるか無いかは解りませんが、週刊誌は事実であってもなくても売れれば良いわけで、裁判に負けて損害賠償をしたとしても利益は出るとのことですから、話題になる事を取り上げれば良いなんてところは、まだまだ日本は平和なんだろうと思うが、もし事実だとすると当事者は日本も決して平和ではなかったことになります。


 世知辛い世の中で色々な事が身近なところでも起きていますが、ストレス社会を生き抜くためにはリフレッシュが必要です。命の洗濯との言葉が出てきたのはいつ頃でしょう。人それぞれ抱えている悩みは種々雑多ですが、ホンの一時常日頃の悩みや憂さを晴らすために、浮きを一心に見つめる時間を設けるのも良いことだと思います。


 勿論浮きなんか見ていられないなんてことも起きることもありますので、釣りに行けるだけで幸せと思えるのですが、その一時を1人で過ごすだけでなく和気藹々とした雰囲気の中で、時間を共に過ごすのも良いことではないかと思っています。


 私自身今年はいつもの年以上に病院通いをしていました。診療費や薬代で家計の負担を強いられていますが、なんとか年末を迎えることが出来ました。その間には飽きもせずヘラブナ釣りに出かけていましたが、浮きを見つめながら頭の中では別のことを考える事も多々ありましたが、なんとか釣りに集中することでリフレッシュを図っていたのです。


 このところ駆け足で月日が流れていきますが、一度として立ち止まってはくれません。ただ何事もなく過ぎていく場合は早く感じるのですが、躓く(つまずく)ようなことがあれば時は一気に遅く流れてしまいます。
 そういう意味では光陰矢のごとしなんて言っている間はまだ平和だって事でしょうか。


 大会専門クラブである天釣会は、新春月例会からスタートして師走の大会まで、月例会としては年12回の開催ですが、その中に人が集まれば小大会を毎週していますので、年中大会をしているような感覚でいます。ただ小大会もしない日には、それこそゆっくりとヘラブナ釣りを楽しめるので、大会を開催しない日もあっても良いものだと思うのですが、大会ばかりしていますと競い合うことが楽しみのひとつになっているようで、何となく卑しさを感じてしまうのですが、人の持つ性(さが)なんでしょうか。


 ヘラブナ釣りは食べたりしないで全て放流しますが、私の釣りは基本食べられる魚を対象魚としていましたので、釣っている間は1人だとしても、釣れた魚を持ち帰って調理し、家族が食べてくれることで歓びを増幅することが出来ていました。それが留守などで持ち帰っても共に食してくれる者がいないと、やはり張り合いがないというか、釣れた歓びを共有することが出来ずに、どんなに大物が釣れたとしても嬉しさは半減していました。


 ところがヘラブナ釣りは釣れた魚は全て放流してしまいます。今でいうところのcatch&releaseをしますので、持ち帰ることもなくその場その場で完結しています。持ち帰って家人と共に歓びを分かち合うことはないのです。となると釣り場で如何に歓びを増幅させるかですが、ひとつは競い合うことで生まれる優越感ではないでしょうか。人より多く釣り上がること、人より大型を釣り上げることで優越感が湧いてきます。やはり釣り上げた自己満足だけでは足りないと感じてしまうのです。


 こんな感覚を持つこと自体が小市民的であるのですから、太公望的に達観した思いは持ちにくいのですが、野池や釣り堀だとしても単独釣行されている方は、どの部分に歓びを感じるのでしょう。他人との比較による優越感や幸福感ではなくて、純粋に釣り上げる歓びとされているのでしょうか。だとすると私など足下にも及ばない高位に位置づけることが出来ると思うのですが、その高位から引きずり降ろすように大会へのお誘いは馬鹿げた行為でしょうか。でも一度他者と争うことを知ってしまうと、単独釣行は減ってしまうのではと思えてしまいます。


 しかし純粋にヘラブナ釣りを愛されている方は、少々のことでは動じることなく単独釣行をされるのですから、やはり随分と達観されて高位にいらっしゃると感心してしまいます。


 1年を通して大会を開催していると結局は自分の低俗さを見せつけている事になるのですが、それでも多人数で和気藹々とした雰囲気の中での開催は辞められないんですよね。


 もし少しでも興味を持っていただけるのであれば是非参加してみて下さい。大会の参加費は必要ですが月会費は必要ありません。出席できるときにのみ参加費を払っていただければ良いのです。
 また参加費の還元率も高くてその日に集まった資金を全て還元するようにしています。ただ該当者が出ない場合には予算が残りますので、その余剰分は新春の早釣り大会の景品に充当していますが、基本全て還元かするようにしています。


 今まで宙釣りをされていた方も、底釣りの難しさと面白さを是非味わっていただければと思います。門戸は広く上げていますので参加をお待ちしています。サイズ競争ですから初心者や初参加でも優勝出来ますからね。


 一度淀の釣天狗池に来てみて下さい。様子を探ってからお声がけしていただければと思いますが、今年も4名の方が新しく参加されましたが、疎外感なく楽しんで戴けてたと思います。新春は1月2日に私も含めて天釣会のメンバーが行きます。多分小大会は開催すると思いますので、当日参加されてみるのも良いと思います。
 是非参加してみてください。お待ちしています。


 天狗池の情報です。

 天釣会のルールです。尚大会当日規定委員長によって当日のルール説明があります。