両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラブナは悪女かも

 このところ思うような釣果を上げられないでいます。このブログのテーマとして常時50枚の釣果を上げるためにとしているのですが、最近は50枚どころか40枚に届かない日が続き、場合によっては30枚にも届かないのですから、いったいどうした事だろうと思うのです。


 今のところ解決策が見いだせていないのですが、1つの原因は当たりが出るまでの時間が待てない事です。短気といえばそれまでですが、元々個人的な事ですが30秒ルールで当たりを出すようにしていました。


 餌を打ち浮きが立ちなじみきってからカウントを始め、30秒までに当たりを出す方法です。勿論そんなに直ぐに当たりが出るわけはないのですが、過去には1投目から当たりが出ていました。最近はそんなこともないので、何度も打ち返すのですが、それでもうどんを3本分打つまでには当たりが出ていました。


 ところが最近になってうどん6本打っても当たりが出ないことがあるのです。あれ?どうしてだろうと・・・。当然焦りが出てきますので余計に落ち着いて当たりが待たず、忙しなく落ち着きのない釣り方に陥ってしまいます。


 基本的に餌はうどんですから、団子餌のような集魚効果は出ないのが普通で、うどんを打つというよりは、うどんの附着したまぶし粉が集魚材ですから、量的にもとても少ないのですが、それでも盛期には湧き上がるほど寄るのですから、ペレットの威力は凄いと思うのです。その凄いペレットをまぶし粉に使っているにも拘わらず、食い当たりが出難くて釣果も思うように上がらないのですから、原因はどこにあるのでしょうね。


 しかしこのブログを始めてから6年をなりますが、今思うと初めと何ら変わらない事に気がつきます。って事は全く成長していないわけですから困ったものです。


 その悩みが結果的に釣れる釣れないですから、どこに原因があるのかわかりません。一つ一つを確かめながら・・・とは思うのですが、釣り方としてある程度は確立してきていますので、今からどこをどのように触ると良いのかも解りません。


 実はこのところ思っているのですが、当たりの見定めが出来てないのではと思うのです。


 元々浮きが動けば取り敢えず合わせてみる。当然カラツンやスレもあるのですが、その中に食い当たりもあり、明らかに食い当たりだと判断出来た当たりでも、綺麗なカラツンになってしまいます。またスレを合わせてしまったと思っても上唇センターで釣れてきます。


 未だにこの当たりが食い当たりだと判断出来てないとも思えます。それこそ闇雲に合わせてしまって、的確な食い当たりを見逃している可能性もあるのです。


 これも全てが焦りから出る見定め不足だろうと思うのです。ただ過去に良く釣れた状況では、見定めをしなければならないことが少なく、始めから的確な食い当たりが出せていたはずです。


 ということは最近になって的確な食い当たりが出せなくなっていることを意味します。それが何なのか・・・。それを1つずつ探って行くことにしましょうか。


 ああ・・・何時まで経っても悩みが尽きないのですから、ヘラブナ釣りは罪な釣りですよねぇ。
 ハラスメントと怒られそうですが、性悪女ほど魅力的って話もありますから・・・ヘラブナは悪女に似ているのかもです(笑)。

 お知らせ トーナメンター瀬戸君主催の瀬戸杯 4月28日(日)開催

 4月28日(日)京都府八幡市にある岩田池にて、トーナメンターとして頑張っている瀬戸君主催による瀬戸杯を開催します。


 今のところ瀬戸君と彼女さんそして天釣会のメンバー合わせて、17名の参加予定となっていますが、今後も増える可能性はありますが、増えた場合は南桟橋も追加予約をします。


 朝7時の段階で釣り座の抽選をして、8時30分スタートで16時までの大会となります。ランチタイムは休憩とせずその間に釣り上げたヘラブナも対象とします。
 使用尺数について月例会では図に記入してある通りですが、瀬戸杯では自由となりました。
 下記図の上が北側となりますが、西の端のパイプ際と東端の波除けパイプが切れている箇所、それぞれ1人分空けて釣り座についてください。


 尚、中桟橋の南向きは一般釣り客用に空けてありますので入れません。


募集要項
 岩田池開催
・日時 4月28日
7時受付、釣り座抽選開始
8時半開始、16時終了(昼食は各自)
・場所 岩田池北側、中桟橋北向き
・ルール1枚長寸により、順位を決定 その他は 岩田池のルールに準ずる
・登録は何回でもOK
・長寸とは別に特別賞としてミニマム1人、赤賞1人
全員にお菓子や生活用品等の賞品あります
最後に抽選で浮き等賞品も出ます。


受付後エサ打ち可能
昼食中も競技時間に含む
会費500円


 岩田池は両うどんの底釣り専門池ですから、他の釣り方や団子餌などは使えません。

 ヘラブナ釣り 誘いの有効な時期

 多くの場合は誘いが有効と感じているのですが、冬期の食いが落ちているときには幾ら誘いを掛けても当たりが出ないんです。これはどうした事でしょう。勿論食い気がないのですから誘っても飛びつくことはないのは理解できるのですが、食い気がないからこそ誘うわけですから、誘っても反応が出ないということは誘いは有効ではない行為となってしまいます。


 果たしてその通りなのでしょうか。


 ただここでいうところの誘いは、バランスの底釣りを想定していますので、段底や宙釣りとは根本的に違っています。どこに違いがあるかといいますと、誘いによって餌が宙に浮くかどうかです。


 段底やチョウチンで誘いを掛ける場合は縦誘いです。下針がトントンの底だとすると浮きの半分持ち上げただけでも、餌は底を完全に切っています。
 宙釣りでは当然元々宙に浮いていますので、縦であろうが横であろうが自由に誘いを掛ければ良いことになります。


 しかしバランスの底釣りは底から餌が離れる行為は禁止です。あくまでも底にある状態で食わせなければなりません。そのために誘いは引き誘いが基本になります。基本になるという意味は送り誘いがあるからですが、この送り誘いについては後記しますが、引き誘いをする事で仕掛けの張りを調整することが出来ますので、ホンの少し誘うだけでも有効に働く場合があります。


 その場合の誘いは竿の握り1個分以下です。その誘いによる動きは、浮きのトップは水没しない程度にとどめます。イメージとしてはトップが1節か2節沈む程度です。大きな誘いとしてはもう少し大きく引いて浮きのトップが水没するほどですが、その場合もゆっくりとした引き誘いです。強くシュッと引くと餌が浮いてしまいますので、小さく引く場合も大きく引く場合もゆっくりです。


 基本的には仕掛けの調整程度の引き誘いですが、餌をコロンと半回転する程度の引き誘いを掛けることがあります。実際に少々大きな誘いを掛けたとしても、実際の水中で餌は殆ど動かないのです。


 実は引き誘いより案外有効なのが送り誘いです。底釣りの場合でも浮きにはなじみが出ているはずです。そのナジもを解消するように竿を前に突き出すのが送り誘いです。竿を前に突き出すと浮きのなじみ分が水面が出てきますが、その時の仕掛けは餌でアンカーとなっているのですから斜めになっています。送ることで馴染みがなくなるのですから、アンカーが解消されて仕掛けが立ちます。アンカーの大部分はハリスが斜めになって起きていますので、そのハリスが立つことで餌は起き上がるように動きます。


 握り1個分の引き誘いより送り誘いの方が、直接餌に動きを伝えますので、誘いとしてはとても有効な場合があるのです。
 ある池での経験ですが、引き誘いをかけても全く当たりが出ないのですが、送り誘いをするとツンと即当たりが出ることで爆釣したことがあるのです。送り誘いの効果には随分と驚かされた瞬間でもありましたが、それからは機会を見ては送り誘いを取り入れるようになりました。


 しかし食いの悪い時期にはどの誘いにも乗ってこないのです。そのジレンマは耐えがたく、私のようなアタリか出るまで我慢の出来ない人間にとっては、苛つく原因になっているのですが・・・苛ついても仕方ないとコーヒーを一杯飲んで、またまた仕切り直しをするのです。


 誘いが有効になると一気に釣果が伸ばすことが出来ます。それまでは我慢の子でいるしかないのでしょうね。はぁ・・・。。

 またまたビックリ!! 岩田池 釣行記 4月21日(日)

 今日の釣りは岩田池です。朝は曇天でも雨が降らずに良かったのですが・・・


 最近岩田池に行くことが増えたのですが、平均釣れてくるサイズが良いことも1つの原因で、また釣果もそれなりに良いので、ついつい足が向いてしまいます。
 また釣り座が空いているのも好都合で、現在天釣会の貸し切りが続いています。そのためこのポイントこそ大助ポイントとの思いで、それぞれが好きな釣り座に着くことが出来ます。


 ただ池の形状が学校のプールの様相ですから、ヘラブナ釣りとしては少しばかり興ざめ的なところがあります。まぁ昔の箱池はもっと小規模で、岩田池の半分かそれ以下のところもありましたのでまだ広い方かも知れません。


 釣り場がコンクリートですから、これからの夏場には照り返しが強く、パラソルを出していてもなかなか暑いのが難点ですが、贅沢ばかりは言っていられません。出来れば板を貼って戴くと、バラソルの設置を含めて使い易くなるのですが、贅沢ばかりいっていられません。それでも少しでも長く経営をしていただくためにも足繁く通うこととなりそうです。


 しかし今日は雨ってことで先着される方に釣り座の確保をお願いし、床が板を張ってあるポイントに入ることが出来てホッとしています。板が張ってあることでパラソルが固定出来るのです。


 実はそのポイントは以前に56.6㎝の大助を釣り上げた、とても縁起が良いポイントです。でもまさかまたまた良いサイズが釣れるとは・・・。


 今日は基本雨でも入りやすいポイントに集結です。

 しかし中桟橋で大助を釣り上げた実績のある方は、雨にもかかわらず中桟橋に陣取ります。しかしそれが後々大変なことになるのです。

 今日もいつものように小大会を開催します。竹藤副会長はスタート前に大助を釣り上げています。その横の釣り座に私が入ったころには、小助ばかりが釣れ出していたのです。疫病神の横に入ったのが間違いかと思いながら、竿を握る手に力が入ります。そんな私を横目にポンポンと釣り上げる疫病神竹藤さんです。最終的な釣果は私の倍だったのです。


 遅れてきた天敵松本さんが早速良いサイズを釣り上げています。

 検寸のために歩く姿が憎らしいですが。。。

 残念ながら39㎝と40㎝には届かずでしたが暫定1位に付けます。


 その後私がHERA Sの14尺で良いサイズが釣れました。

 残念ながら38.3㎝で暫定2位に付けます。


 パラソルを出している関係で、14尺がとても扱い辛くてトラブルも多発します。そこで月影の13尺に変更します。たった1尺短くしただけでとても扱いやすくなりました。
 するとどうでしょう!!重量感たっぷりの手応えが伝わってきます。姿は全く見えないのですが、これは50㎝だと宣言します(笑)

 時間を掛けてやっと浮かせますと、予想通り50㎝級に見えます!!

 玉に入れてから暴れます!! 尺1の玉でやっと入るサイズですが、飛び出しそうでヒヤヒヤします。

 今回は自分で計ることに・・・すると

 51㎝近くありますが、公式記録は50.5㎝となり1位に躍り出ます。

 ってことでやっとハイポーズです。ただどうも鯉が混ざっているような気がします。もっと体高のある純ベラが釣りたいですが、贅沢は言ってられないですね。


 でもね。この50㎝級が釣れたときは、隣の疫病神の竹藤副会長が昼食タイムだったのです。だから釣れたのでは・・・と思うのは私だけでしょうか。しかし前回の50㎝級も雨の日でした。雨の方が良いサイズが釣れるってコトではないはずですが、次回も虎視眈々と狙うことといたしましょう。

 私の鯉ベラ?を見てこんな良い形が釣れないの?!と隣の紅が綺麗なヘラブナを釣り上げます。

 竹藤さん達が昼食を終えられて釣り場に戻られたのを確認して、私たちの昼食タイムとしました。そうすると私の向かいに陣取っていた大西王位が、大助を釣り上げているではないですか!!さすがは大西王位本領発揮です。


 今日の小大会は私が1位で大西王位が2位となりました。実は大西王位は先週も同じポイントに入られて、大助を釣り上げられて2位だったのです。


 しかし予想より雨が強く降り出して中桟橋が水没します。厳密には水没ではなくて水はけが悪くて水がが溜るのですが、、。

 そのため中桟橋の左端に入っていた変態福谷さんが、北桟橋に移動してきます。あっ福谷さんを悪谷さんとするのは流石に悪いかと思って、普通は誰も狙えないパイプ際を攻める姿から変態福谷さん命名しました(笑)。


 その後も右端に陣取っていた松本の長老は、頑張って釣り続けられていたのですが、釣り座に水が溜まりすぎてしまって早々と納竿することに・・・。桟橋に少し手を加える必要がありそうです。


 来週はもう少し大きな大会を開催します。さてどうなることでしょうね。

 淀の釣天狗池 釣行記 4月20日(土)

 今日もまた釣天狗池です。 


 両うどんの底釣り限定池としては、同じように浮きを見つめ続けてたとしても、天狗池は開放感を感じることが出来ます。釣り場の広さや後方までの余裕、駐車場から釣り場までの距離も合わせて、とても使い易い池と感じています。


 どうしても釣り人同士の距離が狭く、移動もし難いほどの狭い池は、何となく開放感が足りずに、息苦しさとまでは言いませんが、窮屈に感じて清々しさは欠けている印象があります。


 その点では滋賀県の清風池は森に囲まれ、鳥のさえずりも季節感を与えて切れますし、池そのものも自然池の野池風です。浮き桟橋ではなくて池周辺の固定桟橋からは特にその感が強くて、釣り堀でありながらも野池風を味わうことが出来ます。


 ただ私なんかは軟弱ですから、野池風より整備されていながらも開放感のある天狗池が良いと感じます。その上でもう少し釣り人に優しいといいますか、釣りやすい池であればいうことなしですが、なかなか難しい池で・・・軟弱な私には難しすぎて撃沈してしまいます。
 清風池が好きな方は野池風の佇まいと、釣れてくるヘラブナのサイズが平均的に大きいことです。尺2サイズがアベレージですから強い引きが楽しめます。


 反対に天狗池は小ベラを放流したことで失敗しました。先代は大助が釣れる池との評判のために、新ベラの確保にも余念がなかったのですが、なぜか解り飲ませんが20㎝から30㎝まで小ベラばかりを放流してしまったのです。そのため大助が居るにも拘わらずなかなか釣れず、釣れてくるのは小ベラばかりになってしまい、冬期は体力のある大助が釣れる確率が高くなるのにも拘わらず、冬期は全く釣れない池と変貌してしまったのです。勿論釣り方の工夫をする事で型を見ることは出来るのですが、従来通りの釣り方をしていると当たりを出すことも出来ない難しい池となってしまいました。


 新ベラの放流は池の方針だとするとしても、残念ながら池主がヘラブナ釣りをしませんのので、釣り人心理を理解していただけず、釣り人が望んでいる池から変わってしまった感が否めません。


 もう少し釣り人の声に耳を傾けて戴けると、また釣り人も増えると思うのですが、といって釣り人の勝手ばかりは言えませんので、大人しく遊ばせて戴いてはいます。ただ釣れないのは池の性なのか、私の釣技の足りなさなのか・・・きっと 私が下手くそだからでしょうね。現に大助を釣り上げている方もいるのですから・・・。


 ってことで今日の内容です。


 朝1番に測った水温は19度ありました。これなら良い調子で釣れると思って、先ずはHERA Rの16尺を繋ぎました。しかしなかなか良い当たりが出ません。ヘラブナは徐々に寄ってきているのはわかるのですが、どうしてなのか当たりが出ません。それでも我慢に我慢を重ねたのですが、とうとう痺れを切らして月影の9尺に変更します。


 そうそうその間松本の長老が向かい側に釣り座を取られて、次から次に釣り上げられています。その様子が真ん前の釣り座ですからよく見えて・・・私のには当たりすら出ないのに・・・全くは対照的で、私が2枚釣り上げる段階で8枚釣られていました。脱帽です!!


 9尺に変更してやっと当たりが出ました。16尺より良い当たりが出ます。そうこうしているとランチの時間となりますが、満足出来る釣果が得られていません。横にいる紅はHERA Fの15尺で釣り続けていたのですが、同じように調子が出ない様子でしたので、私が使っている9尺を渡して、私は月影の13尺を繋ぎます。


 どうしたことか13尺にするとジャミの猛攻に合ってしまいました。それこそ浮きが止まらないのです。16尺や9尺でもジャミは感じたのですがそれ程酷くなく、13尺はとんでもない上下動を繰り返します。


 これはたまらんとHERA Xの7尺に変更します。すると良い当たりが出るようになります。

 何枚か上げた後になって連続で釣れるようになります。その中の1枚が大助か!と思ったのですが1㎝足りません。ってことでハイポーズなしです(T_T)。

 続けて良いサイズが釣れてきましたが37.7で・・・こちらもハイポーズなしでした。


 今日の天狗池は何が悪かったのかとても食いが渋くて、あちこちでもじっているのが確認出来ます。水が悪いのかと思ったのですが、納竿時に竿を拭いてもそれ程汚れていません。
 井戸水は相変わらず入り続けています。しかし記憶にある天狗池とは明らかに調子が違っているように感じます。どうしてだかわかりませんが、放流した新ベラが小さかったのが影響しているのか、それとも水の影響か、はたまた病気にかかっているのか。
 魚が調子を落とすと水面近くを泳ぎ、なかなか深く泳がなくなります。飼育している金魚の様子を見て、調子を落としていると感じると直ぐに水換えをするのですが、すると泳ぎ方に元気さが現れて、餌の食いも一気に上向きますからね。
 いっそうのこと池の水を半分程度入れ替えるのも方法かもと思ったりします。雨が少ないのも原因かも知れないですね。梅雨によってまた好転することを期待して・・・