両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣天狗池 釣行記 4月20日(土)

 今日もまた釣天狗池です。 


 両うどんの底釣り限定池としては、同じように浮きを見つめ続けてたとしても、天狗池は開放感を感じることが出来ます。釣り場の広さや後方までの余裕、駐車場から釣り場までの距離も合わせて、とても使い易い池と感じています。


 どうしても釣り人同士の距離が狭く、移動もし難いほどの狭い池は、何となく開放感が足りずに、息苦しさとまでは言いませんが、窮屈に感じて清々しさは欠けている印象があります。


 その点では滋賀県の清風池は森に囲まれ、鳥のさえずりも季節感を与えて切れますし、池そのものも自然池の野池風です。浮き桟橋ではなくて池周辺の固定桟橋からは特にその感が強くて、釣り堀でありながらも野池風を味わうことが出来ます。


 ただ私なんかは軟弱ですから、野池風より整備されていながらも開放感のある天狗池が良いと感じます。その上でもう少し釣り人に優しいといいますか、釣りやすい池であればいうことなしですが、なかなか難しい池で・・・軟弱な私には難しすぎて撃沈してしまいます。
 清風池が好きな方は野池風の佇まいと、釣れてくるヘラブナのサイズが平均的に大きいことです。尺2サイズがアベレージですから強い引きが楽しめます。


 反対に天狗池は小ベラを放流したことで失敗しました。先代は大助が釣れる池との評判のために、新ベラの確保にも余念がなかったのですが、なぜか解り飲ませんが20㎝から30㎝まで小ベラばかりを放流してしまったのです。そのため大助が居るにも拘わらずなかなか釣れず、釣れてくるのは小ベラばかりになってしまい、冬期は体力のある大助が釣れる確率が高くなるのにも拘わらず、冬期は全く釣れない池と変貌してしまったのです。勿論釣り方の工夫をする事で型を見ることは出来るのですが、従来通りの釣り方をしていると当たりを出すことも出来ない難しい池となってしまいました。


 新ベラの放流は池の方針だとするとしても、残念ながら池主がヘラブナ釣りをしませんのので、釣り人心理を理解していただけず、釣り人が望んでいる池から変わってしまった感が否めません。


 もう少し釣り人の声に耳を傾けて戴けると、また釣り人も増えると思うのですが、といって釣り人の勝手ばかりは言えませんので、大人しく遊ばせて戴いてはいます。ただ釣れないのは池の性なのか、私の釣技の足りなさなのか・・・きっと 私が下手くそだからでしょうね。現に大助を釣り上げている方もいるのですから・・・。


 ってことで今日の内容です。


 朝1番に測った水温は19度ありました。これなら良い調子で釣れると思って、先ずはHERA Rの16尺を繋ぎました。しかしなかなか良い当たりが出ません。ヘラブナは徐々に寄ってきているのはわかるのですが、どうしてなのか当たりが出ません。それでも我慢に我慢を重ねたのですが、とうとう痺れを切らして月影の9尺に変更します。


 そうそうその間松本の長老が向かい側に釣り座を取られて、次から次に釣り上げられています。その様子が真ん前の釣り座ですからよく見えて・・・私のには当たりすら出ないのに・・・全くは対照的で、私が2枚釣り上げる段階で8枚釣られていました。脱帽です!!


 9尺に変更してやっと当たりが出ました。16尺より良い当たりが出ます。そうこうしているとランチの時間となりますが、満足出来る釣果が得られていません。横にいる紅はHERA Fの15尺で釣り続けていたのですが、同じように調子が出ない様子でしたので、私が使っている9尺を渡して、私は月影の13尺を繋ぎます。


 どうしたことか13尺にするとジャミの猛攻に合ってしまいました。それこそ浮きが止まらないのです。16尺や9尺でもジャミは感じたのですがそれ程酷くなく、13尺はとんでもない上下動を繰り返します。


 これはたまらんとHERA Xの7尺に変更します。すると良い当たりが出るようになります。

 何枚か上げた後になって連続で釣れるようになります。その中の1枚が大助か!と思ったのですが1㎝足りません。ってことでハイポーズなしです(T_T)。

 続けて良いサイズが釣れてきましたが37.7で・・・こちらもハイポーズなしでした。


 今日の天狗池は何が悪かったのかとても食いが渋くて、あちこちでもじっているのが確認出来ます。水が悪いのかと思ったのですが、納竿時に竿を拭いてもそれ程汚れていません。
 井戸水は相変わらず入り続けています。しかし記憶にある天狗池とは明らかに調子が違っているように感じます。どうしてだかわかりませんが、放流した新ベラが小さかったのが影響しているのか、それとも水の影響か、はたまた病気にかかっているのか。
 魚が調子を落とすと水面近くを泳ぎ、なかなか深く泳がなくなります。飼育している金魚の様子を見て、調子を落としていると感じると直ぐに水換えをするのですが、すると泳ぎ方に元気さが現れて、餌の食いも一気に上向きますからね。
 いっそうのこと池の水を半分程度入れ替えるのも方法かもと思ったりします。雨が少ないのも原因かも知れないですね。梅雨によってまた好転することを期待して・・・