両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り GWの過ごし方

 GWが始まりましたがヘラブナ釣り師としては、ヘラブナ釣りに明け暮れるなんてことは残念ながら出来ず、家族サービスが待っているはずで、中には孫を預けられて身動きできなくなったジージやバーバがいることでしょう。


 しかしなんでジージとバーバになるのでしょうね。おじいちゃんおばあちゃんで良いと思うのに・・・。単に呼称であって年寄り扱いされている意味はないのに、年寄り側がジージにバーバと呼ばせたいようで、でもいつしかこの「ー」の入る位置が変わり、ジジーとババーとなることも自覚しておく必要があります。


 さて実際休みだからと毎日釣りに行けたとしても、実際には体力的にも気力的にも続けることは出来ないのが実態で、好きな事でも程々であるからこそ楽しめるのであって、毎日となるとただ苦痛になるだけです。


 また趣味の範囲である間だけの話で、職業になると楽しさはどこへやらです。好きな釣りで仕事が出来て羨ましいと感じるのは、また釣りを趣味にしている人の感覚で、否応なしに釣りに行かなければならず、尚且つそれなりの釣果を得なければならないプレッシャー。そんな釣りで楽しいはずがなく、もっと休みが多くいつでも釣りに行きたいと思っている間が花ってことですね。


 ところでGWの休日で日曜日以外の休日は、本来祭日と祝日でした。今では祭日の表記がなくなりましたので、祝日との表現しかしないのですが、以前であれば祝祭日と表現していたはずです。


 では最初の4月29日は祝日か祭日かどちらでしょう。4月29日は昭和の日ですが、元々は昭和天皇の誕生日ですから天長節ってことで祭日です。
 5月3日は憲法記念日です。昭和22年5月3日に憲法が施行されたので、この日を憲法記念日として祝日となりました。
 5月4日はみどりの日です。実は1989年~2007年までは4月29日がみどりの日だったのです。それ以前は天長節だったのですが、昭和天皇崩御された後に本来であれば休日ではなくなるのですが、みどりの日として残り、その後昭和の日となったのです。そして行き場のなくなったみどりの日を5月4日として休日を増やしたことになります。


 5月5日はこどもの日です。元々は端午の節句で5節句の1つです。節句は厄除けの意味があり、5月は悪月と称され、5月5日は悪悪となりますので、邪気を払う菖蒲が用いられて、菖蒲を浸した酒を飲むのですが、菖蒲湯に浸かるのも無病息災を願ったものです。
 端午の節句は基本男の子の日で、菖蒲は勝負と同じ言葉ですから、兜や鎧を飾るようになったとも言われています。


 ということで今は祭日はないのですが、祭日とは天皇がお祭りをされる日ってことでしたが、今は全てが祝日ということに法律で決められているのです。つまり祝日は法律で決められている日となります。


 では日曜日はどうかというと、キリスト教が関係してくるのですが、イエスキリストが復活した曜日が日曜日だったことから由来しています。


 仏教徒の多い日本人には4月8日のお釈迦様の誕生日も休日で良いような気がするのですが、入学式や始業式が行われるのも、お釈迦様の誕生日が関係しているとかいないとか(笑)。


 それこそ日本人というなら天照大神の誕生日である6月18日を祝日にすべきと思うのですが、天皇制反対の人たちにとっては受け入れがたいのでしょうね。もし無信仰が理由で受け入れられないのだとすると、日曜日を休日とする風習も受け入れるのはおかしいと思うのですが、一神教であるイスラムでは金曜日が休日で日曜日ではないですから。


 だいたい1週間を7日に区切るのも旧約聖書から来ていて、神が天地創造をするときに7日目に休息を取ったからで、仏教徒や神徒には1週間刻みのカレンダーの表記そのものが関係のない話ではあるのです。


 平安時代の休日は6日に1度だったのです。元々日本は月齢を採用していて、30日を6で割り6日12日18日24日30日が休日となっていたのです。ただどちらかというと自由出勤制度で、平日でも50%程度の出勤率だったとの記録も残っています。
 休日を休む日との概念もなかったのかも知れません。それより農繁期は連続休みなんてことも取り入れられていたようですから、余程合理的な勤務環境だったのかも知れませんね。


 あれ?GWのヘラブナ釣りをどうしようかとする話題を書こうとしていたのですが、暦の話になってしまったようですね(笑)。


 初夏らしい良い天気でGWが楽しめると良いのですが、果たしてどうなることでしょう。