両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り シマノ製ヘラ竿硬さ体系

 この度2022年度版の竿別尺数別の硬さの目安が解る表が発表されました。個人的には以前の表の方が見やすかったのです。以前の表からはそれぞれの竿の仕様まで飛ぶことが出来ていたのですが、このPDFの表になってしまったので仕様まで飛ぶことが出来なくなってしまったの画残念です。
 まっ時代と共に変化していくものなんでしょうね。今回からは一番古いもので2016年度製まで検索できるようになっています。


先ずは今年度の表です
https://fish.shimano.com/content/dam/Shimanofish/LocalJP/Contentsrelated/support/product-related/rod/hera_characteristic/hera_chart/pdf/hera_chart_2022.pdf


 PDFファイルですからPCで空けて+を押す毎に大きく表示が出来ます。スマホでも可能かどうかは解りませんので表を貼り付けておきます。

 この表を見ますと最新式の紅月が随分と硬いことが解ります。私自身神威と嵐月を使っていたのですが、どちらも随分と硬くて使用する場合のシチエーションを考える竿だと感じていたのですが、紅月は神威と嵐月の間に入り込むような位置付けにされていますが、実際この調子は必要だったのでしょうか。
 確かに神威と嵐月は高価な部類に入る竿ですから、硬式を必要としながらも手が出せなかった釣り人には手に入れやすいようになっています。嵐月では15尺で86,800円で神威が91,300円しますが、紅月の15尺では34,000円ですからとても手に入れやすいと感じます。実際半額以下で同じような調子の竿が手に入れることが出来るとするととんでもなくお買い得感が出てきます。


 ただここでふと疑問に思うのですが、この調子を出すために高価になっていたであろう神威や嵐月ですが、安価に紅月でも同じような調子で作れるのだとすると、元々あった神威や嵐月がやけに高価過ぎるのではないかと思えてきます。


 気になる竿の重量ですがこちらもそれ程の差は認められません。同じ15尺で比べても神威85g、嵐月90g、紅月87gとこれもまた調子と同じように中間的重量となっています。安価に仕上げられて竿は比較的に重量が増えるのが今までの傾向でしたから、使い心地にどのような違いが現れるのかとても興味が湧きます。


 比較表も下記に貼り付けましたので見比べられると殆ど違いがないことがわかります。 


 硬さの表には近くに翼が掲載されています。多分現行品としては一番古くに発売された竿ではないかと思うのですが、シマノの竿として有名なスパイラルXをこの翼では使われていません。この翼が一番早くモデルチェンジされるかと思っていたのですが、まだ生き残っているところを見ると人気が高いのかも知れません。
 同じ17尺で比べますと翼は閃光L並みに軽く仕上がっていますが、硬さレベルが高いのでスパイラルXが使われていなくても操作がしやすいのかも知れませんね。


 シマノ製のヘラ竿として好きな調子の本式ですが、この表を見ますと随分と柔らかいことが解ります。また人気のある柳は本式以上に柔軟な竿に仕上がっているようです。


 今使っている竿よりもう少し硬い竿が欲しいとか、反対に柔軟度が高い竿が欲しいとかを判断するときに使いやすい硬さ表ですから、大いに活用してヘラブナ釣りを今以上に楽しみたいですね。