両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 帽子は必須アイテム

 私の釣り歴は60年以上と随分と長いのですが、ヘラブナ釣りはまだまだ短くて知らないことやわからないことが多数あります。そんな中でふと思うことがあるのですが、フィッシングベストは釣りにつきものでした。ベストにはポケットが多数あり小物を収納するのにはとても便利で、余計なバッグなどを持たなくて良いのでとても便利でした。


 特に磯釣りや渓流釣りをするときには持ち物が減らせてとても便利で、磯釣りの場合は救命具と兼ねてましたので、欠かすことが出来なかったのですが、ヘラブナ釣りを始めてからは、そんな小物類も仕掛け入れに入れますので、ベストの必要は自然と必要なくなっていました。


 ところが面白いことに釣り歴の長い人ほど今でもベストと着用の方がいるのです。多分小物類も釣りバッグに入っていると思うのですが、それこそ身についた習慣というか釣りにはベストを着るものと思われているのかどうか知りませんが、夏冬関係なくベスト着用の方がいます。
 確かにハサミなどの小物はポケットに入れておくと便利ではあるのですが、そんなに何度も使うものではありませんので、バッグに入れておいても良いように思うのですが・・・


 今回はベストの話ではなくて帽子の話です。元々釣りに帽子を被るのは怪我を防ぐためです。どんな釣りでも危険な針やオモリが飛んでくる可能性がありますが、隣の釣り人の針やオモリに当たる可能性もありますので、危険防止という意味で帽子が必須アイテムとなっています。


 そこでヘラブナ釣りでも当たり前のように被っていたのですが、ある冬の日に寒さ対策として毛糸の帽子を被ったのです。耳まで目深に被るとそれはれは暖かくて快適だったので、暫く毛糸の帽子を使い続けていたのですが、冬期でしたから少しでも暖かく釣り続けられるようにと南向きの釣り座に入るようになっていました。


 私は長尺が好きでしたのでいつもスコープを使っていたので気がつかなかったのですが、あるとき少し短めといっても14尺程度だったと思いますが、スコープを使わないで釣りをしてみたのです。それまではとてもよく見えていた浮きが見えないのです。勿論南向きですから逆光ですから見えにくいのですが、どうもそれだけではなさそうだと目の上に手で日陰を作ってみたのです。


 あら不思議!!とてもよく見えるではないですか。それからはもう毛糸のキャップは被らずに、野球帽タイプの帽子を被るようにしたのですが、ひさしがあるかないかでこんなに見え方が違うのかと思ったのです。それからは間違いなく帽子を被り続けているのですが、未だに帽子を被らない方がいます。また毛糸の帽子を被っているがいますが、ひさしの有効性を認めてないのでしょうね。


 ところで高齢者の帽子着用率が高いと思いませんか?日常的に被っている方をよく見かけます。スーパーに出かけてもコンサートに出かけても、帽子着用しているかたがなんと多いことか。確かに釣りをする人であれば帽子を被ることに慣れていますので、日頃から被っていてもおかしくはないと思うのですが、見かけるお年寄りは別に釣りをされているようにも見えないんです。


 全員が全員とは思いませんが釣りをする人は日焼けしていますのでも見分けは付くのですが、いやいや私なんて毎釣行で日焼け止めを顔に塗って、フェイスマスクをしてサングラスをかけていますから日焼けはしないのですが(笑)。
 夏場は暑くないように白いフェイスマスク、春と秋は迷彩柄のフェイスマスク、冬は暖かいようにと黒のフェイスマスクです。冬でも南向きの釣り座に入ると日焼けしますからね。


 そうそう夏場の服はこのように全身白色です。UVカットには黒が良いと黒色を着る方がいますが、黒色は赤外線を吸収しますのでとんでもなく暑いのです。日焼け止めより熱中症が怖いので白色を選ぶべきで、白色でもUVカット素材が使われていますので日焼けしにくいんです。


 中高年の帽子着用立が高いのはやはり髪が薄くなってきたのが原因なんでしょうか。私もご多分に漏れず髪は長い友達のはずなのに、早々と旅立っていきますから困っていますが、帽子着用率が増えているんですよねぇ。町中で見かける高齢者と同じになっているのがなんだか・・・・。


 え?勿論私も高齢者の仲間入りをしていますけどね(T_T)。


 剥げ隠しではなくて危険防止と浮きの視認性のためにも、ヘラブナ釣りには帽子は必須です!!