両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 七夕に思う健康管理の薦め

 先ずは今回ヘラ竿の整理のためらヤフオクに出品したのですが、8点全て次の方に使っていただけることになりました。とても嬉しく思っていますが以前出品した竿の内にはこのページに来られている方にも買って戴いたことがります。今回は全く解っていませんが場合によっては訪問戴いていた方に買っていただけた可能性もあり感謝しています。


 実はこの竿の整理をしてからですが肺がんの腫瘍マーカーで陽性と出たのです。実際のところ思ったよりビクビクすることなく淡々と受け入れる事が出来て驚きです。私の周りの人たちの方が心配してくれていた様子です。


 竿の整理を始めて腫瘍マーカーの陽性判定が出るのは、なんだかタイミングを計ったようになってしまったのです。実際肺がんの場合に初期には自覚症状が出難いとのことで、しっかりとした自覚症状が出てからでは遅い場合が多いそうです。ステージもⅢ以上は手術もしないらしく、Ⅳになると抗がん剤の投路も控える場合があるとか。


 運良く肺がんの初期であれば陽子線治療を受けるつもりでいました。陽子線治療には前立腺癌のように保険が適用される疾病があるのですが、肺がんは自費扱いとなっているため330万円の自己負担が必要です。高額のために陽子線治療を受けられない方もいると思いますが、私は癌に特化した高額医療保険に加入していますので、金銭的負担もなく治療を受けられるのである部分では安心していたのです。


 実は以前より終活を始めなければと思っていたのですが、家人からもヘラブナ釣りの道具類や飼っている熱帯魚に金魚などの多数ある水槽など、全てが無用のものとして整理と処分をすることも考えるようにと指摘され続けていたのです。私に残された時間は無限でないことは解っていても、なかなか踏み切れないでいたのも事実ですが、今回で竿などの出品は多分4回目になると思いますが、竹竿やカーボンロッドなど竿を主体に整理をしていました。ただまだまだ残っているのも事実でなかなか手放せないでいます。


 残された者達の事を考えながらも色々と整理しなくてはとの思などを考えながら、精密検査の日を迎えることとなったのです。





 なんと!!癌はありません!との診断を戴いたのです。とても綺麗な肺ですって・・・!? えーーーっ!!



 でもね。癌と診断する数値が3.5で私は11を超えていたのですから、判定の3倍も高い数値が出ていて大丈夫なんて思わないですよね。やれやれ一安心と思ったのですが他に潜んでいるかも知れません。取り敢えずこのまま終活を続けるのもチャンスかもと思ったりもします。


 手元に残した竿の主体はシマノの朱紋峰 本式の各サイズとダイワのS・F・Xがメインで、後は竹竿と合成竿が数本、そして野池用にと低額のヘラ竿があるだけになりました。最近竹竿も使う機会が減ってしまっているのですが、野池そのものにも行かなくなっていますので使わない竿も増えています。だとしてもなかなか手放せないでいるんですよね。今回も16.5尺以上の長尺を手放しましたが次はなにを手放しましょう。


 会社勤めをされている方は会社の規則で定期検診を受けていると思いますが、心電図やレントゲンにバリウムだけでなく、血液検査をされているはずですから是非各種腫瘍マーカーを追加して検診を受けられることをお薦めします。自覚症状が出てからでは遅いのです。早期発見早期治療がお勧めです。精密検査をしてから大丈夫と診断されたとしても、腫瘍マーカーの費用が無駄とは思わずに良かったと喜ぶ方が良いと思うのです。


 ただ自覚症状もなく癌を発見することで医者は間違いなく治療を始めますが、それによって早く亡くなった方がいるのも事実です。ピンピンされていた方が治療のために入院してそのまま亡くなられたことがあります。発見していなければもっと長生きされていたのではと思うのですが、あくまでも結果論ですから確実なことは言えません。


 ただ癌の中には出来ても自然に治癒するものもあるので、無理矢理にメスを入れることで悪化することもあります。ある医師はPETを受けることは薦めないともいうほど、余りにも早期発見は問題があるとの指摘もあります。しかし何も知らないで手遅れになる方が余程問題を残すのではと思います。


 会社勤めをされてない方は定期検診もなかなか出来ないでしょうが、少なくとも何らかの持病はもたれているでしょうから、その診察のついでに腫瘍マーカーを1年に1回程度は受けても良いのではと思います。自ら機会を作って検診をして健康寿命を延ばすようにして下さい。


 今回ヘラブナ釣りとは全く関係のない話ですが、私の経験から敢えてここに書かせていただきました。限られた命ですから何時までもヘラブナ釣りが楽しめるには健康寿命を延ばさなければなりませんからね。


 *補足します。腫瘍マーカーそのものは現実問題としてそれほど有効なものではありません。あくまでも癌検診の補助的役割程度と理解すべきもので、実際には早期発見に利用できるほどのものではありません。但し前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA検査はとても有効とされていますので、PSA検査は間違いなく受けた方が良い腫瘍マーカー検査です。
 
 このURLから国立がんセンターの見解が載っていますので一読さて診てください。