両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 瞬間接着剤の剥がし方

 ヘラブナ釣りで接着剤を使用する機会はそんなに多くはないと思うのですが、1本あるととても重宝するのも事実で、私の道具箱には接着剤・両面テープ・セロファンテープなど忍ばせています。


 鮎釣りでは接着剤を多用していました。主に3本イカリや4本イカリの針を結ぶときに、すっぽ抜けなどを防ぐ意味もあって瞬間接着剤を使用していました。これは本当に便利で信頼の置けるモノだったのですが、ヘラブナ釣りでは浮きのトップを付けるのにも使用するのですが、実はトップを接着する段階で少しズレたりすると補修が出来ない事もあって、同じ瞬間接着剤でもゼリー状の製品が固着まで時間的余裕があるのでとても便利です。


 ただ瞬間接着剤で指にくっついた経験がある方も多いと思うのですが、そんな時はどのようにして落としていたでしょう。実は風呂に入ったときに落とせるのです。まぁ風呂に入らなくても風呂と同じ程度の温度40度以上ですが、その湯に指を浸けてゆっくりと揉み解すと剥がれます。


 急ぐ場合は接着剤を剥がす専用液が用意されていますが、肌荒れが酷くなりますので奥さんにマニュキアの除光液を借りて剥がしましょう。指などであれば接着面の隙間に垂らして少しずつ剥がすようにします。


 そうそう単純に瞬間接着剤といっても直ぐに乾かなかった経験はないでしょうか。実は硬化には水分が必要なんです。空気中の水分と反応して接着するのですが、接着剤の量が多すぎた場合や乾燥気味の時は瞬間的には着きません。素早く着けたい場合はハーっと息を吹きかけてからつけると簡単に着きますので試してみてください。


 そうそう釣り場では道具類の補修だけでなく切り傷を負った場合なども、この瞬間接着剤は有効です。元々瞬間接着剤は手術用として開発されたモノですから使えなくはないのですが、メーカーサイドで手術用と工作用では品質管理に差がある程度で、元々は同じモノが使われているので、大きな怪我には使用しない方が良いに決まっていますが、テープなどがない場合に簡単にくっ付けることが出来ますので便利です。


 但し大量に垂らすのは危険です。乾く段階で熱を発しますので火傷の危険があります。まぁほんの少量でしたら液の浸みる痛さで熱さは感じないでしょうけどね。


 そしてテープ類ですがセロファンテープでは竿の栓や竿掛けの枕や万力など、すげ口が合わなくなったときに貼り付けるだけで補修できてしまいます。グルッと巻くと太すぎる場合は5㎜や10㎜程度にカットして貼り付けるだけでも調整できてしまいますのでとても便利です。もっと差がある場合は絶縁テープを巻くとそれこそ簡単に補正できます。


 そんなケチ臭いことをしないで買い換えろとの声が聞こえそうですが、竿栓は1個1000円以上します。基本使用には関係なく穂先が飛び出して痛めることや、サオケースに入れているときのすげ口の割れなどを防ぐためのモノで、とりあえずは保護さえ出来ていれば良いのですからテープ補修は手軽で良いと思っているのです。


 全く気にすることではこれからの季節には補修用品だけでなく蚊取り線香と痒み止めは必須ですね。