両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 針先の確認と再利用

 ハリスが絡んだり縮んだりすることは良くあると思うのですが、その場合針そのものの状態は良いままなので再利用することが可能なはずです。その場合どのようにして持ち帰られるでしょうか。


 針を交換して古い針をそのまま池にポイッと捨てる方いますが、環境保全のためにも交換した針は持ち帰って頂きたいと思うのです。ただゴミ袋にそのまま入れて捨てるにも怪我の原因になりかねませんので簡単に捨てることも出来ないのですが、私の場合は釣りバッグの中に磁石を入れておきそれにくっ付けて持ち帰るようにしています。


 持ち帰った針からハリスを外して再利用するのですが、その段階で針先の確認をしてから再利用するのですが、針先の確認方法は昔からいわれているように爪に掛かるかどうかで確認しています。針先が鈍っているとスーッと爪の上を滑るのです。滑るような針を使っても実は釣れるのですが、針式の鈍りがあるとヘラブナの口を水面から出た瞬間にポンッと針が外れてしまう事があります。そのためは滑る針は使わないようにしているのです。


 使わない針の捨て方ですが、ガムテープに貼り付けてから捨てるようにすると、針先が立つことがなく怪我をすることもありません。最低でも紙に包んでから捨てるようにすることで、家人やゴミの収集される方も怪我をすることが防げるのです。


 さてその針の再利用ですがどの程度されているでしょうか。太っ腹な皆さんは再利用されることなく、毎回新品の針を使われているかも知れませんが、なんていうか金額的もったいなさではなくて、ものを大事に使いたいとの思いから再利用するようにしています。


 ものを雑に扱われる方は見苦しいだけでなく、やはりそんな人は釣果も悪いのです。見ていても良くわかるのですが、ヘラブナをすくった後の玉の置方1つでも違いが見えます。残った餌の処分方法も池に簡単に捨てる方はやはりそんな人の釣果が悪いのです。


 行動の一つ一つに全てが現れるそんな気がするのですが、針なんて金額にするとヘラブナ釣りの中では一番安いかも知れませんが、ものを大事にする精神はそんなところから来ているのではないでしょうか。


 実は針の再利用で失敗していたことがありました。それは初期の頃は針先の確認を怠っていたのです。ヘラブナ釣り用の餌はうどんか団子ですから、少々長く使っても針先なんて傷まないと思っていたのです。ところが合わせたときに針掛かりするショックを感じても即外れたり、暫くやり取りしてポンと外れることも多々起きていたのですが、全てスレ掛かりだったのだろうと諦めていたのです。


 そこでふと針先の各欄をしてみたところ、まぁ爪の表面を滑ること滑ること、これでは針掛かりしないと改めて感じたのです。それからは毎回確認して再利用するようになったのですが、実は針先が鈍る率が思っていた以上に高いのです。それは釣果に比例するのです。ヘラブナの口に掛かった程度でも針先を鈍らせてしまう事が解ったのです。


 この事実は釣っているときに針掛かりが悪くなったときや針外れが起き出したときにも同じ現象が起きていて、その時は必ず針先の確認をようようにしたのです。すると案外針先が鈍っていることがあるのです。当然針の交換をするのですが目に見えて針が外れることが減るのです。調子よく釣っているとついつい確認を怠ってしまいがちですが、針の交換も案外重要なんだと改めて感じています。