両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ダイワ ヘラ竿 陽舟復活 2024年2月発売

 ダイワのザ・ベーシックである陽舟が一時期カタログから落ちていたのですが、またまた復活されることになり2024年2月に発売が決まりました。
 陽舟

 実は旧タイプの陽舟は持っているのですが、このところ全く出番がなくなっていました。どちらかというと野池ようとして、それこそ鯉に持って行かれたり折れても良いようなシチュエーションを想定しているのですが、実は釣り堀でも軽くて使いよい竿の1つでした。


 ただ実際に比べたことはないのですが、どうも中長尺は以前のスペックより重くなっているかも知れません。これはあくまでも印象ですからそれぞれ確認して頂く必要があります。陽舟の上位機種である月光と比べると、13尺まではほぼ同じ重量ですが、14尺からは少し重くなっています。
 また硬調タイプのヘラXと比べると陽舟の方が軽くなります。


 陽舟のスペック表


 コマーシャルメッセージ
基本機能を充実させた並継へら竿のベーシックモデル。
フィールド、釣法を選ばない中硬先調子で、しっかり握れる信頼の新袋編み握り。
水切れの良い先径1.0mm細径チューブラー穂先。
アイテムごとに最適なバランス取りが行われている段塗デザイン。
7~18尺(17尺除)のワイドバリエーション。


 基本フルスペックですが、何故か17尺が除かれています。それならヘラVのように1.5尺飛ばしで良かったと思うのですがよくわからないですね。


 以前のモデルでも同じでしたが、とても不思議な事に塗装が段巻きになっています。塗装方法は違うのかも知れませんが、フラッグシップの枯法師とそっくりです。 
 枯法師


 実際は枯法師より少し手元にかけて太くなっているのです。つまり陽舟のほうが竿先が軽いと感じるのです。これは枯法師が先代より胴に乗せる調子に振ったがために、手元に掛けて細く仕上げられている結果ではないかと思いますが、枯法師は私には手が出せませんのであくまでもスペック表から感じとれた感覚です。


 枯法師のスペック表


 ただ枯法師と陽舟とはなんと約6倍もの価格差があるのですから驚きです。高価な竿を使うと良く釣れるというのであれば無理をしてでも高価な竿を手に入れるのですが、実際のところ釣果には全く関係しません。唯一釣り味に反映されるところですが、私の場合は特殊なのかも知れませんが、釣り味が良くて手に入れていた兆や本式は、今では手元に1本も残っていません。終活をした結果でもあるのですが、何となく好みが変わってしまったと説明する方が正確かも知れません。


 どの竿が良いかは人それぞれですから、何が何でも高価な竿が良いとは決して思いません。価格とは全く関係のないところで好みが決まってきます。高価な竿を持つのはあくまでも自己満足のところが大きいような気がしてしまいますが、そんなところもヘラブナ釣りの魅力でもあるのですから、高価な竿を持つこと自体には否定出来ないところですね。
 でも決して見劣りしない優秀な竿だと私は思います。