両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 雑談 将棋のタイトルとプロポーズの言葉

 藤井 聡太氏が昨年度八冠に輝きましたが、タイトルはスポンサーと日本将棋連盟との契約によって成り立っています。スポンサーの多くは新聞社などの報道機関ですが唯一不二家がスポンサーになっているタイトルがあります。どうして報道機関がスポンサーになっているかは解りませんが、紙面の文化欄を飾るには適していたのかも知れません。


 八冠には序列がある事は知っていましたか?実際どれが上位であるかは、なんと獲得賞金によって決まっているのです。次の序列ですが1位の竜王は読売新聞社がスポンサーで、獲得賞金は4400万円です。この金額が高いのか低いのか何となく微妙な金額のように感じますが、その他のタイトルでは賞金が公表されていません。


① 竜王(りゅうおう)
② 名人(めいじん)
③ 王位(おうい)
④ 王座(おうざ)
⑤ 棋王(きおう)
⑥ 叡王(えいおう)
⑦ 王将(おうしょう)
⑧ 棋聖(きせい)


 8位の棋聖は産経新聞社で、元々は3位のタイトルだったのですが賞金が2度にわたり引き下げられましたので、今では最後位の8位となっています。社格とはいいませんが購買数が何となくそれを言い表しているように感じるのですが、不思議と敵対しているはずの毎日新聞と朝日新聞が手を組んでいるタイトルがあります。それが名人です。


 この名人位だけは歴史が古く伝統のあるタイトルですから、これらの順位とは別格との捉え方もあるようです。藤井八冠を呼ぶ場合は藤井八冠とするのではなくて、藤井竜王・名人と呼称するのが本来です。八冠という前人未踏のタイトル保持者ですからついつい八冠が着けたくなりますが、竜王と名人以外のその他のタイトルの呼称を~冠としますので、藤井八冠と呼ぶのはタイトル保持者を格下げして呼んでいることになります。


 我が天釣会の大西さんを3期連続優勝されましたので大西王位としていましたが、この度4冠となりましたので、称号も王座としました。将棋タイトルでは格下げてしまっていますが(笑)位とその座であれば座の方が上位かと思うんですが・・・。5冠達成されると称号は主上かなぁ・・・。
 天釣会の川久保さんは大助を良く釣り上げますので、タイトル保持者ではないのですが川久保名人の称号を着けて呼んでいます。


 まぁ我が天釣会には天敵・疫病神など冠が着く方がいますが(笑)、二つ名で呼ばれるのは清水の次郎長のように清水を代表するような人物名ではないでしょうか、また大納言家康のように役職を着ける場合もあり、徳川家康なんて名は本来使わないんですよね。豊臣秀吉も関白と役職で呼ばれていたはずです。


 特徴的でその人物を表していますが、女性名も一般は知らないままです。
 かの有名な枕草子の作者である清少納言もペンメームでも本名でもありません。読み方としては「清・少納言」と清と少納言を離して読みます。清は清原家を意味してその父親が少納言の位に就いていたので、意味合いとしては清・少納言の娘って事です。


 女性の名前を知るのは夫のみといいますが、その当時に使われたプロポーズの言葉が「あなたの名前を教えて下さい」です。つまりあなたの亭主になるので名前を知る権利があるってことですね。